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  • 積水ハウスの坪単価の解説とデータ分析をもとに住宅価値を公開!
    積水ハウスの坪単価解説とデータ分析「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」積水ハウスの坪単価は、約56万円~120万円積水ハウスの坪単価は、約56万円~120万円に収まることがほとんどですが、商品の種類によって、違いがあります。大きく分けて「ISシリーズ」、「Beシリーズ」、「シャーウッド」、「平屋」があり、どの商品を選択するかによって坪単価が変わります。下記の記事を読むことで・積水ハウスの商品別の坪単価・積水ハウスの坪単価が高い理由・大手ハウスメーカーと積水ハウスの「データ分析」から分かった”積水ハウスの価値”が分かります。積水ハウスの「商品ごとの種類・構造」と「坪単価」一覧積水ハウス鉄骨2階建て商品名坪単価(目安)構造ISシリーズ74万円 ~108万円鉄骨軸組構造Beシリーズ56万円~85万円鉄骨軸組構造積水ハウス木造2階建て商品名坪単価(目安)構造シャーウッド74万円~111万円木造軸組構造積水ハウスの平屋(鉄骨)商品名坪単価(目安)構造平屋の季71万円~90万円鉄骨軸組構造積水ハウスの平屋(木造)商品名坪単価(目安)構造里楽64万円~84万円木造軸組構造営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻るISシリーズ 積水ハウス2階建て鉄骨住宅 坪単価【74万円~108万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」ISシリーズ(建坪)建築費用【参考目安】(税込み価格)坪単価30坪2,300万円~2,600万円76万円~86万円35坪2,600万円~3,100万円74万円~88万円40坪3,200万円~4,200万円80万円~105万円45坪4,200万円~4,600万円93万円~102万円50坪4,600万円~5,300万円92万円~106万円55坪5,300万円~5,500万円96万円~100万円60坪5,500万円~6,500万円91万円~108万円項目1項目2項目3)★ -->ISシリーズは鉄骨構造で、ダインコンクリートを外壁につかえる商品です。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」なので、2階建てでダインコンクリート外壁にしたいならISシリーズを選ぶしかないということですね。ECORDEC(エコルディック)外壁やCERABRID(セラブリッド)外壁しか採用できないBeシリーズと比べて、ISシリーズはダインコンクリートを選択できる分、Beシリーズよりも坪単価は高めになるんです。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」例えば、ECORDEC(エコルディック)とダインコンクリートとの坪単価の違いは、約2万円ほどダインコンクリートが高い。35坪の家を建てるならダインコンクリートを付けるだけで70万円プラス、40坪の家なら80万円の差があるわけですね。また、ISシリーズには「イズステージ」と「イズロイエ」がありますが、「イズステージ」は鉄骨系の積水ハウスの中で最高級モデルです。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」「イズステージ」と「イズロイエ」の違いは、外観の高級感が変わるだけで耐震性やその他性能は変わりません。外観というのは「屋根の勾配が6寸という急勾配になること」、「バルコニーの手すりが高級感のある特別仕様になること」、「屋根の側面の厚み(破風)が広くなること」が主な違いです。「イズステージ」と「イズロイエ」の費用の差は「イズステージ」のほうが坪単価5万円~10万円ほど高くなるので、注意が必要です。鉄骨系積水ハウスで建てる方で、ダインコンクリート希望の多くの人は「「イズロイエ」を選択されるようで、さらに高級志向の方は「イズステージ」というお客様の層になっています。⇒目次に戻るBeシリーズ 積水ハウス2階建て鉄骨住宅 坪単価【56万円~85万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」Beシリーズ(建坪)建築費用【参考目安】(税込み価格)坪単価30坪1,700万円~2,100万円56万円~70万円35坪2,100万円~2,800万円60万円~80万円40坪2,800万円~3,200万円70万円~80万円45坪3,200万円~3,600万円71万円~80万円50坪3,600万円~4,200万円72万円~84万円55坪4,200万円~4,700万円76万円~85万円60坪4,700万円~5,000万円78万円~83万円項目1項目2項目3)★ -->Beシリーズは、外壁にダインコンクリートではなく、エコルディック(自然石の質感)やセラブリッド(セラミック系)のサイディングを使用しています。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」エコルディックの方がセラブリッドに比べて坪単価3,000円ほど高くなります。例えば、35坪の場合は10万5,000円、40坪で建てる場合は12万円程度の差が生まれるということです。外壁性能は、ほぼ同じでデザインが違うだけと考えてもよいでしょう。エコルディック、セラブリッドともに表面に『タフクリアー30』といわれる塗装をしていて、防カビ、汚れ防止などの効果があります。Beシリーズには主に「ビーサイエ」「ビーモード」がありますが、コンセプトの違いのみで坪単価はさほど変わりません。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」建て方次第で、坪単価も変わりますが坪単価2万円ほどビーサイエの方が高くなったという声もあります。⇒目次に戻る営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!シャーウッド 積水ハウス2階建て木造住宅 坪単価【74万円~111万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」シャーウッド(建坪)建築費用【参考目安】(税込み価格)坪単価【参考目安】30坪2,300万円~2,600万円76万円~86万円35坪2,600万円~3,300万円74万円~94万円40坪3,300万円~4,300万円82万円~107万円45坪4,300万円~4,700万円95万円~104万円50坪4,700万円~5,400万円94万円~108万円55坪5,400万円~5,900万円98万円~107万円60坪5,900万円~6,700万円98万円~111万円項目1項目2項目3)★ -->※表中の坪単価は目安。商品のグレードにより坪単価は表中よりも増減することがあります。シャーウッドは積水ハウスの木造系住宅です。外壁は、・ベルバーン・サイディング(超親水仕様・ハイブリッド光触媒仕様)・外壁タイル・シームレスドライウォール(現場吹付)・石張りなど多くの種類から選ぶことが出来ますし、組み合わせて採用することも出来ます。でも、シャーウッドといったら「ベルバーン」というほど人気が高いのが、陶器のような焼き物の素材で作られた「べルバーン外壁」です。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」耐久性や耐水性もあって、メンテナンスもタイル外壁と同じくらいにラクなので、とても人気。標準仕様はサイディング外壁になりますが、シャーウッドで建てる人のベルバーン採用率が8割を超えるといわれます。当然、ベルバーンを付けると坪単価がアップするので、シャーウッドの坪単価が全体的に底上げされるんです。オプションでプラス坪単価あたり15,000円程度となりますが、後々のメンテナンス費用を考えれば付けておいて損はないでしょう。デメリットとしては、茶色・シルバー・黒・白・ベージュとカラーの選択ができるものの、サイディングやモルタルに比べてデザイン性は乏しくなるという声もあります。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」その他のシャーウッドの特徴として、他の大手競合メーカーの木造住宅と比べて、内装のグレードが高いというのも特徴です。キッチン、風呂、作り付け家具やドア、内装クロスなど標準仕様で高級感があり、女性に特に人気となっています。積水ハウスというブランドイメージを損なわない高級住宅感を目指していますので、坪単価も高めに設定されているようです。シャーウッドも商品別にランク付けがされていて、坪単価は下記が目安です。⇒目次に戻るGravis Stage(グラヴィス ステージ)坪単価は100~120万円コンセプト:内と外がひとつになり、空・緑・光のなかへ溶け込んでいく。ゆるやかな時が奏でる至福。【40坪で平均 約4,400万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」The Gravis(ザ・グラヴィス)坪単価は70~100万円コンセプト:木の質感を存分に楽しむ暮らし。【40坪で平均 約3,400万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」modellare(モデラーレ)坪単価は70~90万円コンセプト:自分らしく、心地よく過ごせる、オンリーワンの「木の家」【40坪で平均 約3,200万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」Gravis Bellsa(グラヴィス・ベルサ)坪単価は60~90万円コンセプト:木と土の温もりが、暮らしに満ちていく。【40坪で平均 約3,000万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」Gravis Villa(グラヴィス ヴィラ)坪単価は60~90万円コンセプト:大きな風景と暮らす幸せ。【40坪で平均 約3,000万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」シャーウッドは木造なので、鉄骨よりも外観デザインの自由度が高くなっています。それぞれ商品別のコンセプトもあり、選択の幅が広がりますね。⇒目次に戻る積水ハウスの平屋(鉄骨)平屋の季 坪単価【71万円~90万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」平屋の季(建坪)建築費用【参考目安】(税込み価格)坪単価20坪1,600万円~1,800万円80万円~90万円25坪1,800万円~2,200万円72万円~88万円30坪2,200万円~2,500万円73万円~83万円35坪2,500万円~2,900万円71万円~82万円40坪2,900万円~3,300万円72万円~82万円項目1項目2項目3)★ -->積水ハウスの鉄骨系の平屋が「平屋の季」です。どの商品も深い軒下が特徴で、リビングと庭との一体感を意識して「自然とつながる」をコンセプトにしています。段差がなく広々とした大空間、大きな窓を設置して、心のゆとりを感じさせる邸宅です。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」鉄骨造りなのでダインコンクリート外壁も付けることができ、外壁デザインにもアクセントを付けることが出来ます。平屋建てといっても坪単価が特別安いという事ではありません。積水ハウスに限ったことではありませんが、平屋建ては基礎工事の面積も大きくなっったり、坪単価アップの大きな原因となる屋根の施工範囲も多くなります。また、平屋建てのデメリットである防犯対策として防犯ガラスにしたり、不審者が侵入しにくい外構を考えたりと、結果的に2階建てよりも坪単価が高くなってしまう場合もあります。大きな窓をウリにしている積水ハウスの平屋の季なので、ほとんどのお客様が、営業マンにすすめられるままに大きな窓を採用されますが、これも坪単価を押し上げる原因となっているようです。窓など住宅に開口部がたくさんあると、断熱性や気密性が落ちますので、断熱材の厚みを増やしたりする配慮が必要になりそうです。ただ、積水ハウスのキッチン、バスルーム、トイレなど内装設備や仕様は標準のままでグレードの高いものなので、オプション設備など追加の費用は必要最小限で済むことも多いです。標準仕様 一例「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」積水ハウスはブランド価値もあり、坪単価も高めですが、標準設定のグレードの高さが救いとなっていますね。⇒目次に戻る積水ハウスの平屋(木造)里楽 坪単価【64万円~84万円】「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」里楽(建坪)建築費用【参考目安】(税込み価格)坪単価20坪1,300万円~1,600万円65万円~80万円25坪1,600万円~2,100万円64万円~84万円30坪2,100万円~2,400万円70万円~80万円35坪2,400万円~2,700万円68万円~77万円40坪2,700万円~3,300万円67万円~82万円項目1項目2項目3)★ -->里楽は積水ハウスの木造系平屋住宅です。簡単にいうと、シャーウッドの1階建て住宅というわけですね。平屋はシニア世代に人気が高く、当初、里楽もシニア世代をターゲットにして売り出しましたが、のちに「里楽 + ONE edition」という小屋裏2階を利用できる仕様でバージョンアップさせたため、小さな子供を抱える世代にも人気が出てきました。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」里楽は木造という事もあり、約7寸角(21cm角)の大黒柱が設置できたり、ログハウスを感じさせるような、梁を室内天井にみせて木の家のぬくもりを与えるような工夫がされています。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」外壁はベルバーンも付けることができますが、その場合、標準仕様に比べて坪単価15,000円アップのオプション仕様になります。(※キャンペーン期間中など、追加費用なしでベルバーンが設置できる場合もあります。)坪単価を高める要素は、外壁のランクアップだけでなく、「平屋の季」と同じように平屋特有の「基礎面積が増える」、「大きな窓の施工」「防犯対策」のほか、大きな屋根に太陽光発電を目いっぱい設置されるお客様が多いということもあります。里楽は「平屋の季」と比べて、屋根形状の自由度をウリにしており、屋根の勾配(2.5、4、5、6寸)の選択や、寄棟、切妻、片流れといった外観タイプにも幅広く対応させているところが、逆に坪単価をあげてしまう原因と考えられます。「積水ハウスHPより:http://www.sekisuihouse.co.jp」特に屋根形状6寸タイプにすると、小屋根裏部屋をつくれるという選択範囲も増え、採用される人も多いので、坪単価の引き上げにつながる原因となっています。⇒目次に戻る積水ハウスと大手ハウスメーカーとの坪単価比較大手ハウスメーカー名平均 坪単価(底値)平均 坪単価(高値)積水ハウス55万円90万円大和ハウス55万円85万円ヤマダホームズ50万円65万円サンヨーホームズ50万円65万円三井ホーム55万円90万円トヨタホーム60万円75万円ミサワホーム60万円75万円セキスイハイム65万円85万円ヘーベルハウス70万円90万円パナソニックホームズ60万円80万円一条工務店55万円75万円住友林業60万円90万円項目名ここに説明文を入力)★ -->※住宅産業新聞データによる積水ハウスは大手メーカーのあいだでも、高価格帯に入るハウスメーカーであることが分かります。ただ、高価格帯のハウスメーカーすべてにいえることですが、高価格帯とはいえ坪単価の高値と底値の開きは大きく、建て方やプラン、住宅仕様を選べは誰もが手が届く範囲に収まるようですね。ハウスメーカーの商品ラインナップの種類が多ければ、ターゲットにしている所得層に合わせた商品の種類も多くなる傾向にあり、坪単価50万円台でも十分、高価格帯と言われるハウスメーカーで建てることも可能ですね。積水ハウスも商品ラインナップが多いハウスメーカーで、子育て世代からシニア世代まで幅広く対応した商品を販売しています。積水ハウスの坪単価でみる競合ハウスメーカーは、鉄骨系では大和ハウス、ヘーベルハウス、セキスイハイムです。また、積水ハウスシャーウッドの競合となる木造系のハウスメーカーは住友林業、三井ホーム、セキスイハイムグランツーユーとなります。価格交渉をするときは、これらの競合メーカーと比べて交渉すると有利にはたらくのでおススメです。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻る坪単価から分析する積水ハウス積水ハウス基準期間年間着工数(戸建住宅)10,369戸2020年度売上高2兆4,469億400万円2020.2.1~2021.1.31売上原価1兆9,733億9,300万円2020.2.1~2021.1.31売上総利益4,735億1,100万円2020.2.1~2021.1.31粗利率19.3%―営業利益1,865億1,900万円2020.2.1~2021.1.31自己資本比率54.6%―宣伝広告及び一般管理費2,869億9,200万円2020.2.1~2021.1.31販促費等売上高比率11.72%―研究開発費96億6,500万円2021.1.31売上高研究開発費率0.39%―従業員平均年収792万円(43歳)2021.7.21従業員数15,071人2021.7.21項目1項目2項目3)★ -->※決算公告・有価証券報告書・経営事項審査等より大手ハウスメーカーの中でも坪単価が高いと言われる積水ハウス。その理由を上記の表をもとに分析してみました。⇒目次に戻る”戸建て販売戸数”の坪単価への影響まず、戸建年間販売戸数はハウスメーカーの中でも、トップクラス。積水ハウスは、大手ハウスメーカーでは、一条工務店に次いで2位となっています。大手ハウスメーカー戸建て販売戸数基準年度 一条工務店12,200戸2020年度 積水ハウス10,369戸   セキスイハイム9,555戸  4位 ヘーベルハウス8,360戸 5位 大和ハウス7,019戸6位 住 友 林 業5,584戸 7位 ミサワホーム5,349戸      8位 パナソニックホームズ3,796戸 9位 トヨタホーム3,597戸10位 三井ホーム2,585戸  11位 ヤマダホームズ2,567戸   12位 サンヨーホームズ291戸○○○円○○○円ここにショップ名を入力○○○詳細)★ -->※住宅産業新聞データによる※現在は、プライムライフテクノロジーズ(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)が事業統合や子会社化で新会社として設立されています。その結果、プライムライフテクノロジーズは販売戸数ランキング1位となっていますが、パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホームともブランドネームが今も存在しているので、あえて分けて考えています。販売戸数が多いという安心感、また知名度も高級住宅として名高いので、ブランドイメージが付き、坪単価が高いというのは、理解できるところです。⇒目次に戻る”売上総利益(粗利)”の坪単価への影響次に、売上総利益について、これは粗利といわれるもので売上高から売上原価を除いたもの。簡単に言うと積水ハウスの利益となる部分ですね。粗利率は19.35%ですが、これは大手ハウスメーカー12社の中でも低い数値です。大手ハウスメーカー12社粗利率【売上高に対する売上総利益(=粗利益)の割合】ヘーベルハウス26.67%住友林業22.79%ヤマダホームズ21.52%三井ホーム21.48%パナソニックホームズ20.26%ミサワホーム20.13%大和ハウス20.03%セキスイハイム20.00%積水ハウス19.35%一条工務店19.10%サンヨーホームズ18.92%トヨタホーム18.15%項目名ここに説明文を入力)★ -->※決算公告・経営事項審査等よりつまり、利益を必要以上に乗せていないということで、コスパがよく、お買い得感があります。営業利益も高く、自己資本比率54.6%と高いので、倒産の心配も全くなし。経営状態も良く安定感のあるハウスメーカーなので、人気もあり、需要も高まって坪単価上昇につながっているんですね。自己資本比率の見方:「40~90%」なら【優良】、「10%以下」は【危険域】、「0%以下」は【債務超過】⇒目次に戻る”販促費(宣伝広告費等)”の坪単価への影響テレビCMもよく見るし、住宅展示場にも必ずと言ってよいほど出展している積水ハウスですが、売上高に対する「宣伝広告及び一般管理費」の比率は11.72%と大手ハウスメーカーの中でも意外と低めなんです。【販促費】「宣伝広告費」は商品の販売に関連して発生した費用のことTVCMなどの広告費やチラシ印刷代、住宅展示場出展費用など「一般管理費」は会社の収益を得るために使われる経費のこと従業員の給与・ボーナス、旅費交通費、水道光熱費、地代家賃など販促費等売上高比率が高いと、住宅品質以外のところにコストがかかっていることになり、坪単価も必要以上に上がることになりそうです。積水ハウスについては、販促費等売上高比率が低いほうなので、販売促進費によって、坪単価が高くなっているわけではなさそうです。ハウスメーカー名販促費等売上高比率積水化学(セキスイハイム)24.90%三井ホーム21.10%パナソニックホームズ20.68%ミサワホームズ19.89%ヤマダホームズ19.87%ヘーベルハウス18.59%サンヨーホームズ17.46%トヨタホーム17.26%住友林業16.91%積水ハウス11.72%大和ハウス11.38%項目1項目2)★ -->※決算公告等より※一条工務店は非公表⇒目次に戻る”研究開発費”の坪単価への影響次に、売上高に占める研究開発費について、見ていきましょう。研究開発費が高いと住宅品質や性能が上がるので、嬉しいのですが、その反面、坪単価が上がる傾向にあります。積水ハウスの研究開発費は「96億6,500万円」で売上高に占める割合は「0.39%」となっています。他の大手ハウスメーカーと比較してみましょう。ハウスメーカー名研究開発費売上高比率(2020年度)一条工務店3.39%積水化学(セキスイハイム)3.32%ヘーベルハウス0.86%ミサワホーム0.84%パナソニックホームズ0.50%ヤマダホームズ0.48%積水ハウス0.39%大和ハウス0.24%サンヨーホームズ0.17%住友林業0.15%三井ホーム0.14%トヨタホーム0.00%項目1項目2)★ -->※経営事項審査等より積水ハウスは大手ハウスメーカー12社の中では、真ん中に位置しています。売上に占める研究開発費のバランスが良いので、この点も安心感がありますね。⇒目次に戻る”従業員(営業マン等)平均年収”の坪単価への影響次に、「積水ハウス従業員の平均年収」と「従業員数」を見てみましょう。平均年収は792万円となっていて従業員数は15,071人です。これは、他の大手ハウスメーカーと比べてどうでしょうか。ハウスメーカー名平均年収(a)従業員数(b)従業員給与等総額(a×b)給与等売上総利益比率住友林業870万円(42.6歳)5,034人437億9580万円17.02%積水化学(セキスイハイム)869万円(43歳)2,745人238億5405万円7.22%大和ハウス868万円(39.1歳)16,417人1424億9956万円17.23%一条工務店845万円(40.8歳)5,600人473億2000万円60.28%積水ハウス792万円(43歳)15,071人1193億6232万円25.20%ヘーベルハウス750万円(41.5歳)4,700人352億5,000万円33.47%パナソニックホームズ746万円(43.6歳)3,620人270億520万円59.70%ミサワホーム710万円(44歳)2,605人184億9550万円55.48%三井ホーム646万円(40歳)2,059人133億114万円41.99%サンヨーホームズ573万円(43歳)450人25億7850万円25.46%トヨタホーム466万円(34.9歳)793人36億9538万円25.89%ヤマダホームズ455万円(43.5歳)1,056人48億480万円33.42%項目1項目2項目3)★ -->※Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書等より従業員の平均年収も792万円と高くもなく低くもなく、住宅トップメーカーの積水ハウスならもう少し高めでも良いのではと感じるくらいです。注目したいのは、表の一番右の「給与等売上総利益比率」この比率は、売り上げた利益を、どの程度、従業員に配分しているかの比率をあらわしています。積水ハウスの比率はというと、25.20%となっていて、大手ハウスメーカーの中でも、4番目の低さとなっています。この点を見ても、積水ハウスは無理のない従業員への給与等比率を保っていることが分かります。 【参考】 「給与等売上総利益比率」の求め方 「従業員給与等総額」÷「売上総利益」×100=「給与等売上総利益比率」 ※「従業員給与等総額」⇒従業員(営業マンなど)の給与やボーナスの総額と考えています。 「従業員の平均年収」×「従業員数」=「従業員給与等総額」 ※売上総利益⇒「売上高」から「売上原価」を引いたもの。 (積水ハウスの利益分) ⇒目次に戻る積水ハウスのデータ分析から分かった結論以上、これらの結果をふまえて分かることは下記のとおり。・販売戸数も多いという実績で、安心感がある。・利益を必要以上に乗せているわけではない。・自己資本比率が高いので倒産の心配もなし。・宣伝広告に必要以上のコストをかけていない。・研究開発費をムリなく投資。・従業員にかけるコストも平均的。そういった中でも、大手ハウスメーカー12社中、積水ハウスの坪単価が高めなのは、やっぱり企業としての安定感や安心感、知名度によるブランド力が坪単価を押し上げているようですね。⇒鉄骨ハウスメーカーの坪単価TOPページ
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  • 大和ハウスの坪単価の解説とデータ分析をもとに住宅価値を公開!
    大和ハウスの坪単価解説とデータ分析「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」大和ハウスの坪単価は、約46.73万円~140.6万円大和ハウスは、幅広い所得層に対応した住宅ラインナップで種類がとても豊富です。必要な設備、性能のみを選りすぐれば、予算にすこし不安な面があっても、坪単価を抑えて、良い家を建てることも可能です。このページでは、大和ハウスの各住宅商品の特徴と坪単価目安をポイントをしぼってお伝えしています。この記事の必要な部分だけをさらっと見ておくだけでも、大和ハウスのことが詳しくなりますよ。下記の記事を読むことで・大和ハウスの商品別の坪単価・大和ハウスの坪単価は妥当な設定になっているのか・大手ハウスメーカーと大和ハウスの「データ分析」比較から分かった”大和ハウスの価値”が分かります。大和ハウスの「商品ごとの種類・構造」と「坪単価」一覧大和ハウス鉄骨2階建て商品名坪単価(目安)構造xevoΣ(ジーヴォシグマ)プレミアム80.4万円 ~110.6万円鉄骨軸組構造xevoΣ(ジーヴォシグマ)70.4万円 ~100.6万円鉄骨軸組構造xevo ADVANCE(ジーヴォアドバンス)74.9万円 ~89.1万円鉄骨軸組構造大和ハウス木造2階建て商品名坪単価(目安)構造PREMIUM GranWood(プレミアムグランウッド)110.4万円 ~140.6万円木造軸組構造xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)64.4万円 ~73.6万円木造軸組構造xevoWood Plus(ジーヴォウッドプラス)48.9万円 ~70.1万円木造軸組構造大和ハウス2階建て Web限定商品商品名坪単価(目安)構造Lifegenic(ライフジェニック)46.73万円 ~65.93万円鉄骨軸組構造木造軸組構造営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻る大和ハウス鉄骨2階建てxevoΣ(ジーヴォシグマ)プレミアム 坪単価【80.4万円 ~110.6万円】「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」【坪数】建築費用(目安)坪単価30坪3,318万円110.6万円35坪3、689万円105.4万円40坪4,008万円100.2万円45坪4,275万円95万円50坪4,490万円89.8万円55坪4,653万円84.6万円60坪4,824万円80.4万円項目1項目2項目3)★ -->xevoΣ(ジーヴォシグマ)プレミアムは、鉄骨系、大和ハウスの中で最高級の住宅です。つまり富裕層をターゲットにした鉄骨住宅商品なんです。当然、坪単価も高いわけですが、その理由は名ばかりではありません。・耐震・制震性能をアップさせた「持続型耐震xevoΣs+(ジーヴォシグマエスプラス)」仕様を標準装備・4層断熱(厚さ184mm)という「エクストラV」仕様を標準装備とした断熱性能・5層コーティングの光触媒による塗装「KIRARI+(きらりプラス)」のベルサイクス外壁「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」巨大地震時の建物の揺れを最大1/2におさえるエネルギー吸収型耐力壁「KyureK(キュレック)」とD-NΣQST(ディーネクスト)を組み合わせた「xevoΣs+(ジーヴォシグマエスプラス)」。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」寒冷地域でも十分対応できる、大和ハウスの最上位クラスの断熱仕様。”外張り+充填断熱”の4層断熱(厚さ184mm)である「エクストラV」。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」12mmの深ぼりをした強度を備えながらも軽量な窯業系外壁した「ベルサイクス」。5層のコーティングをして耐久性を高めるとともに光触媒加工で、汚れや色あせに強く美しさも続く。デザイン性も、職人の手加工による意匠で”風格とおもむき”をかもしだしている。上記のとおり、大和ハウス至上、最上のテクノロジーが使われていることに加えて、内装面でも天井高を2m40cm、2m72cm、2m80cm、さらに1階については3m8cm、3m16cmの仕様も選ぶことができます。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」簡単に、xevoΣ(ジーヴォシグマ)プレミアムの良さを伝えるとするなら、鉄骨系、大和ハウスで出来うる限りの全ての注文に応えてくれるというものですね。耐震・制震性能、断熱性能、外壁の材質や性能、デザイン面、内装のインテリアの品質、全てが大和ハウスの中での最高ランクとなっているイメージです。太陽光発電システムと5.4kWhのリチウムイオン蓄電池、HEMSも標準装備しているので、坪単価に合った最高級商品といえるでしょう。ただ、最高級というブランド価値を得たい、出来る限りのスペックが欲しい、鉄骨系大和ハウスで出来ることを全て反映させた住宅が欲しいという方以外は、スペックオーバーとなる可能性も高く、コスパ重視のお客様は、別の商品を選択するほうが、良いという場合もありますので注意が必要です。⇒目次に戻るxevoΣ(ジーヴォシグマ) 坪単価【70.4万円 ~100.6万円】「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」【坪数】建築費用(目安)坪単価30坪3,018万円100.6万円35坪3,339万円95.4万円40坪3,608万円92.2万円45坪3,825万円85万円50坪3,990万円79.8万円55坪4,103万円74.6万円60坪4,224万円70.4万円項目1項目2項目3)★ -->xevoΣ(ジーヴォシグマ)は、大和ハウスが主力商品として販売している鉄骨戸建て住宅です。主な特徴として、・3層あわせた厚さ132mmの断熱層(120mm厚の高性能グラスウールと12mm厚のグラスウールボード)・光触媒コーティング「KIRARI+」を標準仕様とした34mm厚の窯業系サイディング「DXウォール」またはメンテナンス性が高い「タイル外壁」を選択できる。・従来の商品と比較し、揺れ幅を最大で3分の2に軽減させる吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を採用しています。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」エネルギー収支ゼロの「ZEH」対応可能な3層あわせた厚さ132mmの断熱層「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」強度に優れ、熱や水による化学変化を起こしにくいので、寸法変化が少ない「DXウォール」「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」外壁の塗り替え不要でメンテナンス費用を抑えるタイル素材。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」震度7クラスの地震でも、エネルギーを効果的に吸収し、建物の揺れを早く抑えることで構造体の大きな損傷を防ぐ「D-NΣQST(ディーネクスト)」内装材もxevoΣ(ジーヴォシグマ)プレミアムとはいかないまでも、ブラックチェリーやオーク、サペリなどの高級材を使用しているところは、他メーカーと比べて坪単価を上げている原因にもなっています。光触媒を利用した外壁材の「DXウォール」や制振装置「D-NΣQST(ディーネクスト)」は、他のメーカーにもよく似たものがありますが、xevoΣ(ジーヴォシグマ)の「外張り断熱通気外壁」は独自性がみられます。多くの鉄骨系ハウスメーカーは、外張り断熱といいながら、実は鉄骨部分周りの断熱層が薄くて不十分な箇所がみられます。それに引き換え大和ハウスの断熱構造は、鉄骨の外側に12mm厚のグラスウールボードで断熱し、鉄骨の内側にも120mm厚の高性能グラスウールを設置していて外張り断熱といえる構造になっている。そういった工夫もあり、断熱材をぜいたくに利用しているところにコストがかかっています。また、他のメーカーの多くが採用している全館空調システムも、xevoΣ系1・2階建ての全商品に導入されたことにより、今後、大和ハウスの坪単価は上がり続ける傾向にあるでしょう。⇒目次に戻るxevo ADVANCE(ジーヴォアドバンス) 坪単価【74.9万円 ~89.1万円】「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」【坪数】建築費用(目安)坪単価30坪2,673万円89.1万円35坪3,041万円86.9万円40坪3,388万円84.7万円45坪3,712万円82.5万円50坪4,015万円80.3万円55坪4,240万円77.1万円60坪4,494万円74.9万円項目1項目2項目3)★ -->xevo ADVANCE(ジーヴォアドバンス)の構造などの性能は、xevoΣ(ジーヴォシグマ)とほぼ同じと考えてもよいでしょう。・外壁はXEコートMII、ナノ親水コートを施した4種類柄から選択できる「NXウォール」(防水初期保証15年)・外観、内観バリエーションを各4つから選択・震度7クラスの地震に耐える制振装置「D-NΣQST(ディーネクスト)」標準搭載「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」雨水浸入に対して15年間の防水保証「NXウォール」が標準仕様「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」その他の違いは、主なところで言うと、xevoΣ(ジーヴォシグマ)は防水初期保証30年の「DXウォール」や光触媒の外壁塗装「KIRARI+(きらりプラス)」を標準として販売しているのに対し、xevo ADVANCE(ジーヴォアドバンス)では、あえてそれらをオプション対応しているところでしょうか。なので、xevo ADVANCE(ジーヴォアドバンス)にオプション追加していけばxevoΣ(ジーヴォシグマ)と同様の性能になると考えておいても良いのです。また、なぜ坪単価がxevo ADVANCE(ジーヴォアドバンス)のほうが抑えられているのかというと、ある程度、住宅仕様をパッケージ化し、使う建材の範囲を決めて、提携工場から部材を大量一括発注してコストカットしているからだと考えられます。具体的に言うと、xevo ADVANCE(ジーヴォアドバンス)は、外観バリエーション4つ、内観バリエーション4つから選択できるようにし、選択の範囲をある程度、固定化することで規格住宅に近い仕様にしています。そうすることで、建材を大量購入することで一つ一つの建材費用を抑えることができるからです。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」また、規格住宅では、同じような住宅仕様で量産しやすい工程やマニュアルがあらかじめ用意されているので、工期も比較的短く、結果として施工業者にかかる費用も抑えることができます。そういうわけで、xevoΣ(ジーヴォシグマ)とあまり変わらない仕様でも坪単価をおさえて建築できる強みを持っています。外観、内観バリエーションが各4つからしか選択できないとはいえ、幅広いお客様の好みのポイントをおさえた外観、内観が用意されているので、検討の価値は十分です。もし、規格から外れるような特別な建材や大開口の大きな窓などを最初から希望する場合は、xevoΣ(ジーヴォシグマ)プレミアム、xevoΣ(ジーヴォシグマ)を検討する必要があるかもしれませんが、余りこだわりがなく鉄骨系、大和ハウスで平均的な住宅仕様で良いという方ならコスパは抜群ですよ。xevo ADVANCE(ジーヴォアドバンス)をベースに「断熱性能をアップ」、「外壁のアップグレード」、「外壁塗装や目地の仕様のアップグレード」と必要な部分のみオプション追加をしていくか、あらかじめオプション追加分も標準化されているxevoΣ(ジーヴォシグマ)をベースに不必要な仕様のダウンを考えるかも面白いですね。追加するオプション、また随時おこなわれるキャンペーン値引きも含めて最初からxevoΣ(ジーヴォシグマ)を選択したほうが、トータル的にお得な場合も考えられるので、見積りは取っておく必要があります。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻る大和ハウス木造2階建てPREMIUM GranWood(プレミアムグランウッド) 坪単価【110.4万円 ~140.6万円】「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」【坪数】建築費用(目安)坪単価30坪4,218万円140.6万円35坪4,739万円135.4万円40坪5,208万円130.2万円45坪5,625万円125万円50坪5,990万円119.8万円55坪6,303万円114.6万円60坪6,624万円110.4万円項目1項目2項目3)★ -->PREMIUM GranWood(プレミアムグランウッド)は木造系、大和ハウスの最高級住宅です。フルオーダー住宅なので、一邸ずつ部屋ごとに設計し、内観や外観のデザイン、自然素材の部材をこだわることができます。規格住宅ではないので、部材も個別発注が多くなり、坪単価は大和ハウスで一番高い住宅仕様になります。PREMIUM GranWood(プレミアムグランウッド)の特徴は次のとおり。・耐震等級3の一般在来、木造住宅の構造と比較し、地震変形を最大1/2まで抑える制振装置「グランデバイス」・90mm厚の発泡系断熱材での外張り断熱と105mmの高性能グラスウールの充填断熱「オールバリア断熱プレミアム仕様」・複層ガラスアルミサッシの約3倍相当の断熱性「真空トリプルガラス樹脂サッシ」・基礎の外側と内側に発泡系の断熱材を配置する「基礎ダブル断熱」・屋根からの熱対策として遮熱材をつけた高性能グラスウールを310mm配置する「遮熱天井断熱」・エアコンの室外機から出る熱を集めて温水に変換し、部屋全体を温める「床下放熱器」・天井・床・ドア・サッシなどの建具に銘木材を使った特注品や壁面には珪藻土や漆喰壁など、自然由来の素材を使用グランデバイス大和ハウス独自のエネルギー吸収型、木造制震耐力壁「Gran-Device(グランデバイス)」地震によるエネルギーを熱に変換して吸収する仕組み。50回以上の地震でも、柱やはりに損傷はなく一般の木造住宅(耐震等級3相当)と比べて、構造の変形を最大1/2まで抑える効果がある。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」新 遮熱外張り断熱通気外壁「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」U値:0.198(グラスウール10K品315mm相当)建物の外側には防水性に優れた90mm厚の発泡系断熱材を、壁体内には105mmの高性能なグラスウールを採用。遮熱材を配置して日射による、ふく射熱をはね返し、夏場の熱の蓄積を抑えます。真空トリプルガラス樹脂サッシ「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」たてすべりだし窓+FIX窓の場合、U値:0.96(複層ガラスアルミサッシの約3倍相当)建物の断熱性が高くても、窓などから熱や冷気が入ってきます。窓の断熱性をいかに高めるかが、重要ですが「真空トリプルガラス樹脂サッシ」は、トリプルガラスの内部に真空層やアルゴンガスを入れることで断熱性を高める工夫をしています。基礎ダブル断熱「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」U値:0.401(グラスウール10K品178mm相当)床下の通気口をもうけず、外側に50mmの断熱材、内側に50mmの断熱材を設置することで、床下を室内に近い温度に保っています。湿った空気や冷気が入って来ないので底冷えや床上の結露を防いでくれます。「基礎ダブル断熱」により、大和ハウスが開発した床下に放熱器を設置する、「快適涼暖システム」が生かされています。遮熱天井断熱「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」U値:0.191(グラスウール10K品407mm相当)夏場の外気温30℃のときは、屋根裏は約50~60℃になると言われています。それを防ぐために、遮熱材をつけた高性能グラスウールを310mm厚で配置しています。天井からの熱を抑えるとともに、室内の熱も逃がさないので、熱効率もあがります。快適涼暖システム「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」基礎断熱を生かして、床下に放熱器を設置し、足元から室内をじんわり温めます。※1階のみ床下全体を循環ファンで熱をひろげるので、一つの部屋だけでなく、階段や廊下も幅広く、ほんのり温めることができるのです。エアコンのヒートポンプの仕組みを利用しているので、高効率。夏は送風機能により、多少ではあるが涼しい空気を床下から送ることもできるので、エアコンとの併用で省エネ効果も期待できます。自然由来の高級材質仕上げ天井や床の仕上げには、無垢の木、塗り壁は職人の手塗り仕上げ、漆喰壁も職人の手仕事により、石灰岩の粒子が塗り込まれています。 「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」石積壁は、庵治石(あじいし)といわれる、香川県産の「通称、石のダイヤモンド」である希少な石材を使用。土間床は、石の大小、ガラスなどをアクセントにもちいた洗い出し仕上げで、個性をだしている。敷石床には、御影石を使って自然と一体となる住空間を考えています。以上の通り、その名に恥じないプレミアムな木造の最高級仕様となっています。ぜいたくな空間設計や快適な居室空間を重視しているので、最高級住宅を求めている方におススメです。ただ、その反面、メンテナンス性を考えると、他の住宅仕様と比べ弱い点が見受けられます。例えば外壁は高級感や味わいを出すために塗り壁が使われることが多く、定期的なメンテナンスは必須になるでしょう。無垢の木材、漆喰壁、石積壁、敷石床など自然素材をふんだんに使って、趣のある邸宅を作ろうとするのですから、入居後、日ごろのメンテナンスの手間は避けることが出来ませんし、そのための費用もかかります。デザイン性とメンテナンス性はどうしても反比例の関係にあるということですね。また、新空調補助システムである「快適涼暖システム」の導入や木造では珍しい制震装置「グランデバイス」の採用で、最高坪単価の住宅仕様になっています。⇒目次に戻るxevoGranWood(ジーヴォグランウッド) 坪単価【64.4万円 ~73.6万円】「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」【坪数】建築費用(目安)坪単価30坪2,208万円73.6万円35坪2,534万円72.4万円40坪2,848万円71.2万円45坪3,150万円70万円50坪3,390万円67.8万円55坪3,608万円65.6万円60坪3,864万円64.4万円項目1項目2項目3)★ -->大和ハウスの木造を建てたい多くの方が選ぶ住宅がこのxevoGranWood(ジーヴォグランウッド)。「一から設計してもらい、材質も細かく決めたい!」「間取りも、外観も個性豊かにこだわりたい!」というフルオーダー志向でなければ、そこそこ自由に自分の思いが反映できる仕様となります。主な特徴はつぎのとおりです。・外張り断熱、屋根断熱、基礎断熱で家まるごと遮熱・断熱する「オールバリア断熱」・モルタル仕上げの目地を作らない外壁でメンテナンスサイクルを短くするシームレス外壁・無垢材を使わず、構造の木材をすべて純国産の集成材を適材適所に配置して強度を高める・最大5.7mという車2台分のゆとりある広い間口をつくれる0.5P有孔鋼板耐力壁を用いた門型フレームも採用可能オールバリア断熱「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」構造全体をすっぽりおおう「外張り断熱工法」。壁面の断熱材にアルミコーティングした「遮熱透湿防水シート」をはり、天井には屋根に沿わせた状態で遮熱フィルム付の断熱材を設置。これにより、屋根裏の温度が安定し、屋根裏スペースも部屋の一部として利用することができます。また、基礎の外側にも断熱材を設置することで、全体を断熱材で包み込む仕様となっています。シームレス外壁「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」目地のないシームレス外壁ということで、外壁と外壁の継ぎ目をつくらない構造で防水対策をしています。耐久性の高いモルタルで、好みに応じた塗り仕上げで施工してもらうこともできます。また、外壁メンテナンスの大敵である目地部分を紫外線からかくすことで、劣化をふせぎメンテナンスサイクルを延ばします。結果としてメンテナンス費をおさえることにつながります。適材適所に構造用集成材を配置「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」自然のままの無垢材は生育条件などによって強さや品質にバラつきがあります。柱にはたて方向に均一に力が加わるため、同じ強さのラミナをかさねた構造用集成材を使用。梁には水平に対して力が加わるため、変形しやすい箇所に外側部分に、より強度の高いラミナを用いています。このように、適材適所にバランスのとれた構造を意識した部材を使用しています。広い間口をつくれる門型フレーム「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」「車2台分のゆとりあるインナーガレージを作りたい!」「6m程度の広い間口をつくって開放感あふれるリビングを取り入れたい!」そんな希望をお持ちの方は門型フレームがおススメです。壁倍率1倍は、壁1mあたり1.96kNの力に耐えられる耐力壁であることを表していますが、建築基準法上では壁倍率が上限5.0倍と定められているのに対し、この門型フレームは7.9倍相当の強さになります。希望の間取りが構造上、ムリと言われてかなわなかったケースもありましたが、この門型フレームの活用で少し間取りの幅が広がりますね!xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)の特徴で目立つのは木造なのに外張り断熱をしているということ。xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)は木造の柱と柱の間に断熱材を入れる充填断熱ではなく、外壁と木造柱の間に断熱材を仕込むという外張り断熱を採用しています。これによって、外からの冷気や熱を木造柱に伝える前に断熱材がシャットアウトします。仮に木造柱に冷気や熱が伝わってしまうと、木造柱から室内へ冷気や熱を伝えてしまうことになり、外が寒ければ室内も寒い、外が熱ければ室内も熱いという居室空間になってしまいます。でも、木造は熱を伝えにくい材質なので、鉄骨のように神経質にならなくても大丈夫という考えのもと、コストをかけてまで外張り断熱をすることはないとしている木造メーカーは多いものです。外張り断熱は充填断熱よりも専門的な技術力を要しますし、壁の厚みが増えたり、利用する断熱材も高価なものになったりとコストがかかるものです。その点で、xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)は外張り断熱工法の採用で、坪単価の上昇に影響を与えています。また、追加費用を要するオプションにはなりますが、外張り断熱だけでなく充填断熱も併用できるプランもあります。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」外張り断熱+充填断熱にグレードアップさせた断熱工法断面図木造は充填断熱というイメージを持たれている方は、「外張り断熱はオーバスペックだ!」と違和感を覚えて、充填断熱だけにしたいという方もおられるかもしれません。でも、そうすると外張り断熱をウリにしている大和ハウスで建てる意味は薄れるかもしれませんね。私が特に注目してるのが、屋根の内部に断熱材を施工している仕様。通常は、屋根自体に断熱材は設置せずに2階の天井部分にだけワタ状の断熱材をしいて終わりというハウスメーカーが多いのです。なので、屋根裏は熱くて使い物になりません。でも、xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)は、追加費用は必要ですが、屋根の形状に合わせてボード状の断熱材を設置することで屋根からの太陽熱を防ぐこともできます。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」オプション追加費用は必要だが、屋根の傾斜に合わせて断熱材を施工し、太陽の輻射熱を反射する工法も採用できる。さらに、屋根断熱材の表面にアルミの遮熱材を設置し熱を反射させていることや、屋根に通気層をもうけて熱こもりを逃がす仕組みは、真夏の熱帯夜の不快感を解消できたり、2階に小屋根裏部屋やロフトを作りたい方にも大きなメリットですね。反面、xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)は、断熱工法、断熱材の材質にこだわりをもって、断熱部分にコストをかけていることが、どうしても坪単価を上げてしまう住宅仕様となっているわけです。また、特徴的なのがシームレス外壁。外壁と外壁のつなぎ目にはシーリングといわれるゴムのような材質が仕込まれていますが、これが外壁のメンテナンス費を食いつぶす根源となっています。これを、紫外線や雨風にさらしたままでいると、シーリングが硬化、劣化して、外壁メンテナンスサイクルを早めてしまうというわけです。そこで、xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)は外壁をモルタルなどの塗り壁にすることで、シーリングを内側にかくしている仕様にしています。シームレス外壁にしたいなら外壁はモルタルなど塗り壁に限られますが、外壁のメンテナンス費を抑えることができますね。※外壁の種類はサイディングの選択できますが、シームレス外壁にはできません。塗り壁にすると、職人の手間が増えて坪単価アップの原因にもなりますので、その点も注意が必要です。最大5.7mの広い間口をとれるxevoGranWood(ジーヴォグランウッド)ですが、その場合、門型フレームを設置しなければならないため、特殊な鋼板耐力壁が必要となり、坪単価も大幅アップすることになりますので、それなりの費用は覚悟しておきましょう。⇒目次に戻るxevoWood Plus(ジーヴォウッドプラス) 坪単価【48.9万円 ~70.1万円】「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」【坪数】建築費用(目安)坪単価30坪2,103万円70.1万円35坪2,271万円64.9万円40坪2,428万円60.7万円45坪2,587万円57.5万円50坪2,715万円54.3万円55坪2,810万円51.1万円60坪2,934万円48.9万円項目1項目2項目3)★ -->xevoWood Plus(ジーヴォウッドプラス)の特徴は次のとおりです。・6種類から外観デザイン、210プランから間取り、6種類から内観イメージ、断熱仕様のランクを選択し家づくりをスムーズに!・遮熱断熱技術、シームレス構造など、xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)の性能そのまま・難しいことを考えずに、イメージからかんたんに理想とする家が建てられる。xevoWood Plus(ジーヴォウッドプラス)は、かんたんに言うと、xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)の性能はそのままに、イメージを選んでいくことでラクに理想の家を形にする住宅商品です。どういうことかというと、まず外観イメージを6種類の内から選択し、次にあらかじめ提案されている210プランの間取りから選択。◆Neo European(ネオ ユーロピアン)◆South European(サウス ユーロピアン)◆North European(ノース ユーロピアン)◆Neo Japanese(ネオ ジャパニーズ)◆Classic Japanese(クラシック ジャパニーズ)◆Modern(モダン)「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」その次は、インテリアなど、部屋内のイメージ6種類から選択したあとは、断熱仕様のグレードを選択とすすめることで難しいことを考えずにラクに理想の家づくりができるというものです。「間取りを細かく、自分好みに設定したい」「設計事務所がつくりそうな間取りにしたい」「オリジナリティ豊かな間取りにしたい」という方には向きませんが、あまり時間がない方や手っ取り早く自分のイメージにあった住宅がほしいという方にはピッタリですね。あらかじめ、住宅仕様、間取りプランがしぼられていることで、「ハウスメーカー側の手間をはぶいて人件費をおさえていること」、「着工までの期間を短くすることでお客さん一人当たりにかかるコストを抑えられること」、「ある程度パターン化された材質や施工方法により工期を短くできること」などで、xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)と比べて坪単価を抑えています。また、標準は遮熱外張り断熱通気外壁ですが、充填断熱通気外壁にしたり、ダブル断熱通気外壁、樹脂サッシも追加費用によってグレードを上げることができるので、自由度もある程度あります。⇒目次に戻る大和ハウス2階建て Web限定商品Lifegenic(ライフジェニック) 坪単価【46.73万円 ~65.93万円】「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」【坪数】建築費用(目安)坪単価30坪1,978万円65.93万円35坪2,160万円61.73万円40坪2,341万円58.53万円45坪2,489万円55.33万円50坪2,606万円52.13万円55坪2,691万円48.93万円60坪2,803万円46.73万円項目1項目2項目3)★ -->Lifegenic(ライフジェニック) はインターネット(Web)で家づくりを進められる戸建て住宅商品。まずはLifegenic(ライフジェニック)の特徴を見てください。・Webサイト上で簡単な質問に答えて、その結果にもとづいた外観スタイルやインテリアデザインを提案してもらえる。・8つの外観デザイン、5つのインテリアスタイル、224通りの間取りなどを組み合わせることができる。・自分の感覚で手軽に間取りプランや自分のライフスタイルに合う家がWeb上だけで見つかる。住宅展示場やモデルハウス、オープンハウスに行って、営業マンから色々な話を聞いたり、聞かれたりしなくてもパソコンから手軽に自分に合う家に出会うことができます。なので、新築を急いでいる方はもちろん、家についてあまり細かいこだわりはないけれど、自分の感覚にちかい住宅をお買い得な価格で建てたいという方にピッタリですね。Lifegenic(ライフジェニック) での家づくりの流れは、大和ハウスWebサイトから6つの質問、4つ程度の選択をしていくだけで、自動で8つのデザイン、5つのインテリアスタイルをAIが選んでくれます。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」家の向きも、南側、北側など選べますし、間口の広さや建坪の大きさも自由にパソコン上で操作し、誰でも簡単に間取りプランが作れます。もちろん、あらかじめ作られている間取りプランも豊富に選べて、組み合わせは224通りにもなるので、間取りづくりの楽しさを味わえます。ただ、すべての質問に答えて外観、内観スタイルが決定されたあとの具体的な外観、内観プレビューや見積りは、大和ハウスWebサイトのマイページをつくってログインしなければいけません。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」また、最終的には、お近くの大和ハウスの営業マンと出あって相談したり、プランをつめて行かなくてはならないので、Webサイトからだけで家が建てられるものではありませんので注意しましょう。Lifegenic(ライフジェニック) は鉄骨造と木造を選ぶことができます。鉄骨系(郊外型仕様)の特徴は次のとおり。・震度7クラスの地震から、構造体の損傷をふせぐ制振装置「D-NΣQST」が標準仕様。・断熱材の総厚み132mmの外張り断熱通気外壁(スタンダード仕様)がつく。・・・充填断熱併用・耐候性(紫外線による劣化を軽減)と耐防汚性(ほこり、ちり等、付着した汚れも落としやすい)外壁「NXウォール」。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」Lifegenic(ライフジェニック)の鉄骨系(郊外型仕様)である外張り断熱通気外壁「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」耐候性と耐防汚性がつよい「NXウォール」。木造系(都市型仕様)の特徴は次のとおり。・充填断熱通気外壁(スタンダード仕様)・・・外張り断熱なし・耐候性(長期間にわたって美観を保持)や防汚性(雨などの水滴が付くと、汚れが自然に落ちる)外壁「プレコートサイディング」・「Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)」なら太陽光発電パネルを標準搭載、オプション追加で屋上を利用できるプランも用意「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」Lifegenic(ライフジェニック)  木造系(都市型仕様)の標準仕様である充填断熱通気外壁2021年4月1日に発売された「Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)」では、「Lifegenic(ライフジェニック)」のバリエーションを広げた15タイプ全45プランを選択できます。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)の外観と内装の一例「Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)」は木造戸建住宅商品のみですが、限られた敷地を最大限に活用できるので、密集地や細長い土地でも建築可能です。「大和ハウスHPより:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/」Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)の間取り例太陽光発電パネルを標準搭載しているので、多少、坪単価は上がりますが、Lifegenic(ライフジェニック)に太陽光発電を付けるよりは、最初から「Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)」で建てたほうがお得ですよ。また、都市部をターゲットにした住宅なので屋根の形状、角度に厳しい規制があっても柔軟に対応できます。木造軸組工法2階建てですが、敷地がせまい場合もオプション追加で、屋上利用もできる仕様にもなります。Lifegenic(ライフジェニック)の最大ウリは、Web上で手軽に家づくりが進められることはもちろんですが、私的にはお買い得な点が一番の魅力です。極限に営業マンや設計士、施工業者の手間をはぶき人件費をけずって住宅を提供することができるので、坪単価は格安。あっさりしすぎて、従来からの家づくりを経験した方にとっては、物足りないと思われますが、これからの家づくりはWebが主流になり、Lifegenic(ライフジェニック)のように当たり前に住宅価格がお安く提供される時代が来るかもしれませんね。⇒目次に戻る大和ハウスと大手ハウスメーカーとの坪単価比較大手ハウスメーカー名平均 坪単価(底値)平均 坪単価(高値)積水ハウス55万円90万円大和ハウス55万円85万円ヤマダホームズ50万円65万円サンヨーホームズ50万円65万円三井ホーム55万円90万円トヨタホーム60万円75万円ミサワホーム60万円75万円セキスイハイム65万円85万円ヘーベルハウス70万円90万円パナソニックホームズ60万円80万円一条工務店55万円75万円住友林業60万円90万円項目名ここに説明文を入力)★ -->※住宅産業新聞データによる大和ハウスは大手ハウスメーカーの中でもトップクラスに入る大企業ですが、坪単価は比較的おさえたコスパの良い会社と言えます。商品ラインナップが多いので、住宅価格もピンキリとなりますが、やっぱりWeb限定商品のお買い得住宅「Lifegenic(ライフジェニック)」が全体的に坪単価をさげる結果になっています。富裕層向けだけでなく、その他の階層にも対応している住宅商品がおおいので、年収400万台でも十分、大和ハウスで建てることも可能です。ただ、大和ハウスは鉄骨のイメージが強いのですが、近年、価格設定が高い、富裕層向けの木造住宅にも力をいれているので、坪単価があがっていく傾向があります。大和ハウスの坪単価でみる競合ハウスメーカーは、鉄骨系では積水ハウス、ヘーベルハウス、セキスイハイム、パナソニックホームズです。また、木造系のハウスメーカーは積水ハウスシャーウド、住友林業、三井ホーム、セキスイハイムグランツーユー、一条工務店となります。大和ハウスは幅広い階層にアプローチできる母体の大きな会社なので、競合ハウスメーカーも多いのです。ひらたく言えば、どこのハウスメーカーもライバルとなりますが、上記では価格だけではなく、性能も考えて大手ハウスメーカーを挙げてみました。特に、鉄骨では積水ハウス、木造では住友林業と競合すると、ライバル意識を強くもつ大和ハウスにとって、坪単価の引き下げ交渉には有利に働くでしょう。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻る坪単価から分析する大和ハウス大和ハウス基準期間年間着工数(戸建住宅)7,019戸2020年度売上高4兆1,267億6,900万円2020.4.1~2021.3.31売上原価3兆2,998億8,600万円2020.4.1~2021.3.31売上総利益8,268億8,300万円2020.4.1~2021.3.31粗利率20.03%―営業利益3,571億2,100万円2020.4.1~2021.3.31自己資本比率44.2%―宣伝広告及び一般管理費4,697億6,100万円2020.4.1~2021.3.31販促費等売上高比率11.38%―研究開発費102億900万円2021.3.31売上高研究開発費率0.24%―従業員平均年収868万円(39.1歳)2021.7.21従業員数16,417人2021.7.21項目1項目2項目3)★ -->※決算公告・有価証券報告書・経営事項審査等より他の大手ハウスメーカーと比べて、大和ハウスの坪単価の設定について、上記の表をもとに分析してみました。⇒目次に戻る大手ハウスメーカー戸建て販売戸数基準年度 一条工務店12,200戸2020年度 積水ハウス10,369戸   セキスイハイム9,555戸  4位 ヘーベルハウス8,360戸5位 大和ハウス7,019戸6位 住 友 林 業5,584戸 7位 ミサワホーム5,349戸  8位 パナソニックホームズ3,796戸 9位 トヨタホーム3,597戸10位 三井ホーム2,585戸  11位 ヤマダホームズ2,567戸   12位 サンヨーホームズ291戸※現在は、プライムライフテクノロジーズ(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)が事業統合や子会社化で新会社として設立されています。その結果、プライムライフテクノロジーズは販売戸数ランキング1位となっていますが、パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホームともブランドネームが今も存在しているので、あえて分けて考えています。大きなグループ企業なので、たとえ戸建て住宅で利益がとれなくても、他部門との調整で、必要以上に坪単価をあげることなく、安定した価格で、私たちに住宅提供してもらっていることは強みですね。資金も豊富にあり、格安住宅から高級住宅まで幅広く住宅販売ができるので、今後も販売戸数は順調にのばしていくでしょう。戸建て住宅以外の賃貸、マンションも含むと販売戸数はトップの大和ハウスなので、知名度も高くブランド価値は十分。それなのに、坪単価は安すぎず高すぎずなのは、やはり企業の母体が大きく、利益のみに偏らない販売戦略を取れるからですね。⇒目次に戻る”売上総利益(粗利)”の坪単価への影響売上総利益について、これは粗利といわれるもので売上高から売上原価を除いたものですね。粗利は、住宅会社の利益となる部分で、粗利が必要以上に大きいと、坪単価も上がり私たちの負担が大きくなるということです。大和ハウスの場合は、適切な粗利率になっているのかどうか見ていきます。大手ハウスメーカー12社粗利率【売上高に対する売上総利益(=粗利益)の割合】ヘーベルハウス26.67%住友林業22.79%ヤマダホームズ21.52%三井ホーム21.48%パナソニックホームズ20.26%ミサワホーム20.13%大和ハウス20.03%セキスイハイム20.00%積水ハウス19.35%一条工務店19.10%サンヨーホームズ18.92%トヨタホーム18.15%項目名ここに説明文を入力)★ -->※決算公告・経営事項審査等より大和ハウスの粗利率はちょうど、大手ハウスメーカーでは真ん中あたりに位置しています。ざっくりいうと元値の20%程度の利益を上乗せをしていますが、この数値が平均的といえるでしょう。つまり、大和ハウスの粗利は適正範囲だということで、値引き率も平均的だと分かり、住宅としてのコスパも普通。粗利については、坪単価の増減にはあまり影響してないようですね。⇒目次に戻る”自己資本比率”の坪単価への影響大和ハウスの自己資本比率「44.2%」は、優良なほうと言えます。総資産の内の44.4%が負債のない資産だからです。自己資本比率とは、会社の安定性を表す指標となるもので、”企業が保有している「資産のすべて」”と”負債を除いた純資産”との比率をいいます。自己資本比率の見方:「70~90%」なら【超優良】、「40~69%」なら【優良】、「20~39%」なら【普通】、「11~19%」【やや危険】、「10%以下」は【危険域】、「0%以下」は【債務超過】自己資本比率が高いということは、倒産の心配は低いということです。長期にわたってアフターケアーを受けることができるのは、施主にとっても安心だし、つぶれない企業はブランド価値も高まります。結果として、自己資本比率の高い企業が販売する住宅は、価値の高いものになり、坪単価が上がる傾向にあるのです。ただ、経営資金に余裕があるということは、利益のみにしばられない価格設定が出来るということにもなります。こういった理由から、大和ハウスの自己資本比率の高さは、価格設定をある程度、コントロールできる状態なので、坪単価も安定しているといえます。⇒目次に戻る”販促費(宣伝広告費等)”の坪単価への影響販促費(宣伝広告費等)に費用をかけすぎると、住宅品質以外のところにコストがかかっていることになり、住宅費用にも上のせされて、坪単価も必要以上に上がるんです。私たちにとっては、住宅品質の向上のためのお金は払っても、ハウスメーカー都合のムダな経費の部分までは払いたくないものですね。大和ハウスのCMはよく目にするところであり、有名な俳優を使っていたりと売上に対して販促費(宣伝広告費等)にかなりお金をかけていると思われるでしょう。でも実際は、大手ハウスメーカー11社中、売上高に対する販促費(宣伝広告費等)の比率はもっとも低い11.38%。まぁ、ある程度は販促費に費用をかけているんですが、売上高が大きいので、結果的に販促費等売上高比率が低くなっているのでしょう。販促費は、住宅品質につながらない費用だけに、販促費等売上高比率が低い点は好感が持てますね。【販促費】「宣伝広告費」は商品の販売に関連して発生した費用のことTVCMなどの広告費やチラシ印刷代、住宅展示場出展費用など「一般管理費」は会社の収益を得るために使われる経費のこと従業員の給与・ボーナス、旅費交通費、水道光熱費、地代家賃など大和ハウスはすでに十分、知名度やブランド力もあるので、必要以上に販促費等に費用を使わなくても良いのかもしれませんが、少なくとも販促費にお金をかけすぎて坪単価が上がっている状態ではなさそうです。ハウスメーカー名販促費等売上高比率積水化学(セキスイハイム)24.90%三井ホーム21.10%パナソニックホームズ20.68%ミサワホームズ19.89%ヤマダホームズ19.87%ヘーベルハウス18.59%サンヨーホームズ17.46%トヨタホーム17.26%住友林業16.91%積水ハウス11.72%大和ハウス11.38%項目1項目2)★ -->※決算公告等より※一条工務店は非公表⇒目次に戻る”研究開発費”の坪単価への影響研究開発費にまったくお金をかけていないのも、未来への投資がされてないので不安ですが、かけ過ぎているのも住宅費用に上のせされて坪単価がはね上がります。ようするにバランスが大事なのですが、大和ハウスはどうなのでしょうか?次の表を見てみましょう。ハウスメーカー名研究開発費売上高比率(2020年度)一条工務店3.39%積水化学(セキスイハイム)3.32%ヘーベルハウス0.86%ミサワホーム0.84%パナソニックホームズ0.50%ヤマダホームズ0.48%積水ハウス0.39%大和ハウス0.24%サンヨーホームズ0.17%住友林業0.15%三井ホーム0.14%トヨタホーム0.00%項目1項目2)★ -->※経営事項審査等よりこの表でも、大和ハウスは大手ハウスメーカー12社中、真ん中あたりよりもちょっと下。売上高に対して研究開発費の使い方は、とてもバランスが良いことがうかがえます。ムリのない研究開発費の使い方は、住宅性能をアップさせ続けているということで、私たちにとっても安心ですし、売上高に対して低い水準を保っている研究開発費は、必要以上に坪単価をあげる要因とならない点からも好印象ですね。⇒目次に戻る”従業員(営業マン等)平均年収”の坪単価への影響ハウスメーカー名平均年収(a)従業員数(b)従業員給与等総額(a×b)給与等売上総利益比率住友林業870万円(42.6歳)5,034人437億9580万円17.02%積水化学(セキスイハイム)869万円(43歳)2,745人238億5405万円7.22%大和ハウス868万円(39.1歳)16,417人1424億9956万円17.23%一条工務店845万円(40.8歳)5,600人473億2000万円60.28%積水ハウス792万円(43歳)15,071人1193億6232万円25.20%ヘーベルハウス750万円(41.5歳)4,700人352億5,000万円33.47%パナソニックホームズ746万円(43.6歳)3,620人270億520万円59.70%ミサワホーム710万円(44歳)2,605人184億9550万円55.48%三井ホーム646万円(40歳)2,059人133億114万円41.99%サンヨーホームズ573万円(43歳)450人25億7850万円25.46%トヨタホーム466万円(34.9歳)793人36億9538万円25.89%ヤマダホームズ455万円(43.5歳)1,056人48億480万円33.42%項目1項目2項目3)★ -->※Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書等より従業員への給与が、売上総利益(=粗利)に占める割合、つまり粗利からどれだけ従業員の給与にまわしているかが、「給与等売上総利益比率」。粗利に対して従業員の給与比率を高い状態で保とうと思うと、ハウスメーカー側も坪単価を高めて住宅を販売しなければ成り立ちません。また、従業員の給与が低すぎると、値引きにも応じてもらえない傾向があり、坪単価もあがる傾向にあります。営業マンの立場から考えても、必要以上に値引きしてしまうと利益が低くなり、成績にも影響するので低い給与が余計に低くなってしまうかもしれません。大和ハウスはというと粗利に占める従業員の給与はたったの17.23%。しかも、大手ハウスメーカー12社中でも従業員の給与は上位3番目に位置しているという優秀さ。会社としても財務上、まったくムリのない従業員への給与配分なのに、平均年収も高いので、坪単価も安定させることができます。このことから、大和ハウスは、従業員(営業マン等)の平均年収が特別、坪単価に影響を与えていないことが分かります。【参考】 「給与等売上総利益比率」の求め方「従業員給与等総額」÷「売上総利益」×100=「給与等売上総利益比率」※「従業員給与等総額」⇒従業員(営業マンなど)の給与やボーナスの総額と考えています。「従業員の平均年収」×「従業員数」=「従業員給与等総額」※売上総利益⇒「売上高」から「売上原価」を引いたもの。(大和ハウスの利益分)⇒目次に戻る大和ハウスのデータ分析から分かった結論以上、これらの結果をふまえて分かることは下記のとおり。・企業の母体が大きく、利益のみに偏らない販売戦略を取れる。・粗利は適正な範囲内で、値引き率も高すぎず安すぎずで平均的。・価格設定をある程度、コントロールできる経営状態なので、坪単価も安定。・知名度やブランド力はすでにあるので、販促費にあまり費用をかける必要はなく、坪単価への影響は少ない。・売上高に対して研究開発費の使い方は、とてもバランスが良く、坪単価も安定させることが出来ている。・経営の財務上、ムリのない従業員への給与配分なのに、平均年収も高い。大手ハウスメーカーの中でも、知名度、ブランド力が高いにもかかわらず、坪単価は高すぎず安すぎずで安定した設定になっています。企業母体がおおきく、経営状態も良い、さらに研究開発にも意欲があり、従業員への給与の待遇の良さからモチベーションも高い。なのに坪単価の設定としては、高くはない。大和ハウスは、坪単価の適正さという点については、とても優秀な企業といえるでしょう。⇒鉄骨ハウスメーカーの坪単価TOPページ
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  • セキスイハイムの坪単価の解説とデータ分析をもとに住宅価値を公開!
    セキスイハイムの坪単価解説とデータ分析「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」セキスイハイムの坪単価は、約61.7万円~100.1万円セキスイハイムは、平屋~3階建てまで幅広く対応していますが、坪単価の価格範囲は比較的せまいハウスメーカーです。3階建ては、坪単価100万円を超えることもありますが、2階建てなら坪単価90万台までに収まる施主が多いといわれています。セキスイハイムは、テレビCMでもおなじみで知名度も人気も高いですが、設定された坪単価は価値に見合っているのでしょうか。以下の記事では、商品別の坪単価を紹介したあと、セキスイハイムの坪単価の適正さをデーターから分析していきます。下記の記事を読むことで・セキスイハイムの商品別の坪単価 ・セキスイハイムの坪単価は適正な設定になっているのか・大手ハウスメーカーとセキスイハイムの「データ分析」比較から分かった”セキスイハイムの価値”が分かります。セキスイハイムの「商品ごとの種類・構造」と「坪単価」一覧セキスイハイム鉄骨2階建て商品名坪単価(目安)構造ドマーニ【DOMANI】70.3万円 ~94.8万円鉄骨ユニット構造パルフェ【Parfait】69.2万円 ~90.2万円鉄骨ユニット構造パルフェbjスタイル【Parfait-bj style】64.8万円 ~80.2万円鉄骨ユニット構造スマートパワーステーションFR【SmartPowerStation-FR】65.0万円 ~85.3万円鉄骨ユニット構造スマートパワーステーションGR【SmartPowerStation-GR】65.8万円 ~86.0万円鉄骨ユニット構造スマートパワーステーションアーバン61.7万円 ~77.4万円鉄骨ユニット構造セキスイハイム木造2階建て商品名坪単価(目安)構造グランツーユーV【GRAND TO YOU-V】64.9万円 ~90.1万円木造ユニット構造セキスイハイム鉄骨3階建て商品名坪単価(目安)構造デシオ【DESIO】74.9万円 ~100.1万円鉄骨ユニット構造セキスイハイム鉄骨平屋建て商品名坪単価(目安)構造そだての家65.8万円 ~81.9万円鉄骨ユニット構造たのしみの家73.3万円 ~95.1万円鉄骨ユニット構造楽の家(鉄骨造)66.2万円 ~86.8万円鉄骨ユニット構造セキスイハイム木造平屋建て商品名坪単価(目安)構造楽の家(木造)65.7万円 ~87.4万円木造ユニット構造営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻るセキスイハイムの鉄骨系2階建て住宅の坪単価ドマーニ【DOMANI】 坪単価【70.3万円 ~94.8万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,844万円94.8万円35坪3,171万円90.6万円40坪3,460万円86.5万円45坪3,712万円82.5万円50坪3,895万円77.9万円55坪4,064万円73.9万円60坪4,218万円70.3万円項目1項目2項目3)★ -->ドマーニはセキスイハイムの最高級住宅。セキスイハイムはフラット屋根のイメージが強いですが、次に紹介するパルフェの傾斜屋根つきバーションがドマーニとなります。ドマーニの坪単価が高い理由は、1.傾斜屋根部分の構造ユニットを追加していること。2.傾斜屋根を利用した小屋根裏部屋(コンファティック)の設置。3.タイル、屋根などの外装材、床フロアー、建具などの内装部分がすべての種類から自由に選べて、好きなデザインにできる。ことが挙げられます。傾斜屋根部分は三角構造のユニットを追加するため、フラット屋根(陸屋根)のパルフェよりも坪単価は高額になっています。ドマーニで建てる人は、コンファティックと呼んでいる小屋根裏部屋をつくることが多いので、必然的に坪単価も上がってしまうのです。切妻屋根の部分をいかして最大天井高さ2.5m、広さ8畳の空間の屋根裏部屋を作れるので、趣味の部屋、寝室、ホームシアターなどプラスαの空間として使えることが魅力です。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」ただ、屋根裏の熱ごもり、屋根の断熱性が甘いことから、真夏はかなり熱い空間になるので、コンファティック内に個別にエアコンを付けるなど考えなければいけないところが注意点です。 ドマーニは、セキスイハイムの最高級住宅に位置づけられているだけに、外装材、内装材がセキスイハイムで取り扱う建材で、自由選択できます。特に、外壁材はタイル外壁、ジオマイト外壁、レリーフ外壁などすべての種類から選択できることが好評のようです。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」ドマーニで建てる人の多くが、高額であるタイル外壁を採用されるので、結果として坪単価を上げている原因にもなっています。⇒目次に戻るパルフェ【Parfait】 坪単価【69.2万円 ~90.2万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,706万円90.2万円35坪3,042万円86.9万円40坪3,340万円83.5万円45坪3,600万円80.0万円50坪3,770万円75.4万円55坪3,949万円71.8万円60坪4,152万円69.2万円項目1項目2項目3)★ -->パルフェはドマーニと並ぶセキスイハイムの代表的な住宅です。ドマーニの傾斜屋根をなくしたものがパルフェと考えても良いでしょう。なので、ドマーニと同様、外装材、内装材もセキスイハイムで取り扱う建材はすべて選択できるので、デザインの自由性は上がります。ドマーニとの違いは、パルフェは傾斜屋根の代わりにステンレス素材のフラット屋根(陸屋根)を使っています。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」サビや腐食に強く、海沿いなど塩害の地域でもサビの進行は100年に0.2mm以下といわれているほど、耐食性は高いのです。さらに、一般的な住宅のフラット屋根は雨漏りの心配がありますが、パルフェのステンレス屋根は、ボルトを使わず、つなぎ目を作らない折り重ね式なので雨漏りの心配はありません。メンテナンス性の高いステンレス屋根なので、当然、パルフェの坪単価も上がる原因となっています。また、2018年7月に販売開始された新型パルフェは、ドマーニのお株をうばうかのような屋根裏利用(コンファティック)も可能となりました。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」コンファティックを採用する場合は、フラット屋根の一部に片流れ屋根を追加する形で、外観上も後に紹介する「bjスタイル」のようになります。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」ただ、コンファティックをドマーニのような一つの部屋として利用するには狭いので、実際は収納やロフトとして利用することになるでしょう。パルフェのほうがドマーニよりも気密断熱性が若干高いことや、ドマーニの小屋根裏部屋の設置が高額なこと、また若干パルフェの方が坪単価が低いことなどから、セキスイハイムで建てる人の多くはパルフェを選択されるといわれています。⇒目次に戻るパルフェbjスタイル【Parfait-bj style】 坪単価【64.8万円 ~80.2万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,406万円80.2万円35坪2,692万円76.9万円40坪2,988万円74.7万円45坪3,263万円72.5万円50坪3,415万円68.3万円55坪3,636万円66.1万円60坪3,888万円64.8万円項目1項目2項目3)★ -->パルフェbjスタイルは、フラット屋根(陸屋根)の住宅。パルフェよりも外壁材や設備、内装の選べる範囲を少なくした、坪単価を抑えた住宅商品です。タイル外壁も採用できますが、ラスティックタイルの一部、Sラティスタイルのみなど選べるデザインに制限がありますので、インテリアにこだわったり、見た目を最優先に重視する人には向きません。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」ただ、ドマーニ、パルフェというセキスイハイムの最高級住宅との構造や耐久性能の違いは、ほぼ同じ。ボックスラーメン構造で鉄骨柱の材質も耐震性も同等だし、設備については太陽光発電、快適エアリーという空調設備もオプションで付けられる。またタイル外壁、ステンレス製屋根を採用すればメンテナンス性もパルフェと同じと捉えてよいでしょう。もちろん、パルフェに近づけようとオプション追加をすれば坪単価もハネ上がりますが、それを考えても、デザイン面など少し自由度で妥協すれば、セキスイハイム最高ランク同等の住宅を、坪単価をおさえて建てられるので、コスパは最強。どうしても予算が合わないという人でも、外壁材のランクを落としたり、設備でうまく調整すれば、お安くお得に建てられる住宅。それがパルフェbjスタイルなんです。個人的には、パルフェbjスタイルには屋根の一部に傾斜屋根(三角部分)がありますが、パルフェのようにコンファティック(小屋根裏)利用ができないところが残念です。「セキスイハイムで建てたい!でも予算が心もとない。」パルフェbjスタイルは、そのような人にピッタリの住宅商品ですね。⇒目次に戻るスマートパワーステーションFR【SmartPowerStation-FR】 坪単価【65.0万円 ~85.3万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,559万円85.3万円35坪2,867万円81.9万円40坪3,140万円78.5万円45坪3,375万円75.0万円50坪3,570万円71.4万円55坪3,729万円67.8万円60坪3,900万円65.0万円項目1項目2項目3)★ -->スマートパワーステーションは、太陽光発電を利用することによって、電気代を大幅に抑えることが出来る住宅商品。年間を平均して、電気代をほぼゼロにすることも可能な住宅なんです。スマートパワーステーションでも『FR』がついているこのタイプは、フラット屋根(陸屋根)のもの。屋根がまっ平らなので、方位を気にすることなく太陽光発電を最大限に乗せることが可能です。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」パネルを隙間なく、全面に設置出来る屋根構造なので、建坪が小さい家でも8kwから10kw程度乗せることができ、発電効率に無駄がありません。次に紹介する傾斜屋根タイプのスマートパワーステーションGRよりも太陽光発電の搭載量は上なんです。大容量ソーラー、HEMS(スマートハイムナビ)、蓄電システム(e-Pocket)の3点セットを標準として、エネルギーの自給自足を目指すものとして販売されています。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」今の時代に合ったエコな住宅で、光熱費などランニングコストも抑えられる。さらにタイル外壁も制限なく選択できてメンテナンスコストも軽減できるのに、最高級住宅のドマーニ、パルフェと同等の耐震性能をほこります。ここまで聞くと坪単価は相当高いと想像できますが、セキスイハイムの中でもかなり坪単価を抑えた住宅です。その理由は、内装、設備、建具など採用できる選択肢をある程度、制限して規格化(パッケージ化)しているからなんです。つまり、決まった建材、設備部材を一括大量発注することで、コストダウンをしているということです。具体的には、間取りの中に不要な柱が出てきたり、ドア建具、お風呂などのタイプが自由に選べなかったり、屋外サッシの色などが選べなかったりするので、妥協しなければならないケースもでてきます。ただ、それらを気にしなければ、快適エアリーも全館に対応することも可能ですし、予算に合わせてタイル外壁やサイディングも選択できるので、かなりのコスパの高い商品には間違いありません。少しに気になる点は、太陽光発電と蓄電池の搭載が必須であるということ。スマートパワーステーションのコンセプトが自給自足のできる家なので仕方がありませんが、これによって坪単価を大幅に押し上げることになりそうです。屋根一面に太陽光発電を設置することが前提なので、屋上利用ができないところも注意点です。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」また、太陽光発電を目いっぱい乗せる目的で、前面のみ屋根の庇(ひさし)を長めにはりだすタイプになるので、住宅を横からながめた時の外観デザインを気にされる人もおられるかも知れませんね。⇒目次に戻るスマートパワーステーションGR【SmartPowerStation-GR】 坪単価【65.8万円 ~86.0万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,580万円86.0万円35坪2,884万円82.4万円40坪3,128万円78.2万円45坪3,375万円75.0万円50坪3,550万円71.0万円55坪3,740万円68.0万円60坪3,948万円65.8万円項目1項目2項目3)★ -->スマートパワーステーションGRは、スマートパワーステーションFRの傾斜屋根付きバージョン。屋根の形状は寄棟(よせむね)ですが、通常の寄棟とは少し違って、屋根の頂上だけ平らなんです。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」スマートパワーステーションGRはフラット屋根ではないので、スマートパワーステーションFRよりも太陽光発電の乗せられる量は少ないです。少ないと言っても、建坪30坪でも10kw程度は搭載できるので、それほど気にならないでしょう。これは、最大限に太陽光発電を乗せられるよう、2階のテラス部分の庇を長さ3m程度まで、はり出せるようになっているからです。太陽光発電を搭載する上での注意点として、太陽光パネルを屋根の1面1面ごとにのせる方向を選択できますが、日があたりにくい北側の屋根にはパネルを乗せられないことですね。でも、スマートパワーステーションGRの傾斜屋根にはメリットがあります。それが、傾斜屋根の部分のスペースをいかして小屋根裏(コンファティック)として利用できることです。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」逆にデメリットは、傾斜屋根部分をプラスαするために、スマートパワーステーションFRよりも坪単価が上ってしまうことですね。あとは、スマートパワーステーションFRと同じく、太陽光に興味がなくても、太陽光発電と蓄電池を付けなくてはいけません。当然、坪単価がアップすることになるので注意してください。大体、8kwから9kwの太陽光発電と蓄電池の搭載で、プラス320万円程度は見ておいた方がよいでしょう。タイル外壁の種類を制限なく選択できるところも、スマートパワーステーションFRとまったく同じなので、違いとしては、屋根があるか無いかという外観デザインが大きなところです。⇒目次に戻るスマートパワーステーションアーバン【SmartPowerStation-Urban】 坪単価【61.7万円 ~77.4万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,322万円77.4万円35坪2,594万円74.1万円40坪2,832万円70.8万円45坪3,038万円67.5万円50坪3,270万円65.4万円55坪3,482万円63.3万円60坪3,702万円61.7万円項目1項目2項目3)★ -->スマートパワーステーションアーバンは、スマートパワーステーションシリーズの坪単価を抑えた安価バージョン。キッチン、洗面、トイレ、お風呂など設備が、他のスマートパワーステーションより制限されていたり、天井高が2.4mしか選択できないので、内装インテリアのデザインなど、こだわりを持っている人には向かないでしょう。ただ、外観は一定の自由度がみられ、外壁タイルはもちろん、ジオマイト外壁、レリーフウォール外壁も採用できるので、予算に合わせた調整ができるところが嬉しいです。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」また、スマートパワーステーションアーバン独特の工法、「シフトジョイント工法」は構造ユニットをずらして庭スペースをつくったり、家族のプライベート空間をつくったり、さらに風通しや太陽の日当たりを考えた間取りをつくることができるので、魅力に感じます。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」セキスイハイムの家は、構造ユニットの形状により、どうしてもサイコロのような四角い家になりがち。それを避けようと外観上、凹凸のある家をつくろうと思うと、ユニットをさらに追加して組み合わせるという工事が必要になってきます。そうなると、追加ユニットの工事費が膨大になるので、泣く泣く四角い家にせざるを得ない施主さんが多かったといわれます。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」しかし、シフトジョイント工法は、ユニットを少しずらすことで、小さな費用で、凹凸のあるカッコよく、センスの良い外観に仕上げることができるんですね。ユニットを少しずらすだけで、このような大きなメリットが生まれるのならば、スマートパワーステーションアーバンだけでなく、早く他の商品にも採用できるようにしてもらいたいものです。ところで、このスマートパワーステーションアーバン、他のスマートパワーステーションシリーズよりも坪単価が安く抑えられている大きな理由は、太陽光発電が多くのせられないことが原因です。スマートパワーステーションFRやスマートパワーステーションGRは太陽光パネル10kw程度を乗せられるのに対し、スマートパワーステーションアーバンは、5.76kW程度の推奨となっています。スマートパワーステーションFRやスマートパワーステーションGRは、屋根の庇を延ばすことができるので、大容量の太陽光パネルを乗せることができますが、スマートパワーステーションアーバンは、庇を延ばすことができない。なので、5kW~6kw程度の容量しかのせられないんですね。大容量の太陽光パネルが乗せられないことが、幸か不幸か、スマートパワーステーションアーバンをお安く、ざっくり他のスマートパワーステーションシリーズと比べて100万円ほどの差が生まれています。スマートパワーステーションアーバンは、現在のところ、構造ユニットをずらす工法「シフトジョイント工法」ができる唯一の住宅であることから、限られたユニットサイズしか選択できないといわれています。ユニットをずらすことは、構造上、少なからず耐震性が低くなってしまうために、使用できるユニットに制限をかけざるを得なかったのでしょう。また、スマートパワーステーションアーバンは都市型専用の狭小間口にも対応した住宅なので、建坪35坪までの広さで建てられる人が多いことが特徴です。建坪が小さい住宅の方が耐震性に優れている傾向があるため、スマートパワーステーションアーバンはシフトジョイント工法との相性が良かったのかもしれませんね。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻るセキスイハイムの木造系2階建て住宅の坪単価グランツーユーV【GRAND TO YOU-V】 坪単価【64.9万円 ~90.1万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,703万円90.1万円35坪3,007万円85.9万円40坪3,268万円81.7万円45坪3,488万円77.5万円50坪3,645万円72.9万円55坪3,762万円68.4万円60坪3,894万円64.9万円項目1項目2項目3)★ -->セキスイハイムの木造系住宅、グランツーユーの最新バージョンがこの『グランツーユーV』です。2×6工法の木造住宅で、基本的な住宅性能は、従来からのグランツーユーとさほど変わらないのですが、大きな変更点は、・従来比1.2倍の太陽光発電を搭載可能としたことや蓄電池を付けることで、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様に対応しやすくなった。・構造ユニットの各コーナー部分に、金物で接合することで従来より、耐久性を高めた。・従来は現場で施工していた天井や間仕切り壁や建具、設備などが、工場内施工で取り付け可能となった。といったところです。グランツーユーは、木造では珍しく、工場内で80%以上を施工し、運搬したあと、現場で残り20%を完成させる手法をとっています。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」一般的な住宅は、現場施工がほとんどで、人間の手で施工されるため、釘の打ちミスや接合のズレがとても多く発生するといわれています。一方、工場内での生産は、おもにロボットが精度高めに施工するため、失敗はほとんどありません。なので、工場内での施工は、欠陥住宅を避けられる可能性がとても高いのです。グランツーユーVは、従来のグランツーユーに加えて天井や間仕切り壁や建具、設備などが、新たに工場内で取り付け可能となったので、さらに施工精度が高い住宅になったと言えますね。また、上記のとおり、現場施工の工程数を減らすことで、人件費のカットが出来たことにより、2×6工法の割には坪単価を低めに設定されています。品質が高い住宅を、お安く手に入れたい、今の若い世代層に合わせた住宅商品ということで、グランツーユーVの建物本体価格は2,000万円前後と設定しているところがポイントです。でも、一番ニーズが多い2,000万円前後という費用設定も、あくまで標準仕様の話。オプション追加をすると、坪単価は思った以上に上昇します。例えば、ラウンド型ポーチ、ボウウィンドウ 、ティンバートリムウィンドウといったアクセントのある間取り、外観を採用したり、タイル外壁、空気工房プラス、小屋根裏収納、太陽光発電+蓄電池などを付けると、坪単価90万円超えも珍しくありません。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」費用目安太陽光4.54kw+蓄電池4kw:220万円程度総タイル外壁(TOTO フォレストサイド):140万円程度空気工房(熱交換つき換気機能):60万~80万円程度空気工房プラス(熱交換つき換気機能+冷暖房除湿機能):100~150万円程度「空気工房を付けなければグランツーユーで建てる意味がない!」「ボウウィンドウがない家はグランツーユーでない!」というセキスイハイム営業マンの押しもあって、必要最低限な家で良いという人を除いて、建物本体価格2,000万円で建てることは、あまり現実的でないというのが私の感想です。私のおすすめは、総タイル外壁です。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」磁器タイルは、5種類から選択できて、色も各5~6色あります。ちなみに1階と2階で2色のはり分けも出来ますし、左右でのはり分けもできます。タイルは重量があり、木造に適していないとされていましたが、グランツーユーVは2×6工法で耐震性に優れていることから、可能となっているんですね。磁器タイル外壁はメンテナンス費がお安くすむので、初期費用が高くても、長期間のトータルで見ればコストを大幅に抑えられるので、多少ムリをしても付けておいて後悔しません。⇒目次に戻るセキスイハイムの鉄骨系3階建て住宅の坪単価デシオ【DESIO】 坪単価【74.9万円 ~100.1万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪3,003万円100.1万円35坪3,353万円95.8万円40坪3,664万円91.6万円45坪3,938万円87.5万円50坪4,165万円83.3万円55坪4,351万円79.1万円60坪4,494万円74.9万円項目1項目2項目3)★ -->デシオはセキスイハイムの鉄骨3建ての住宅。パルフェを3階建てにしたものと考えるとイメージが付きやすいですね。外壁もタイル外壁、ジオマイト外壁、レリーフ外壁と予算に応じて採用できます。屋根もステンレス素材を選択できるので、メンテナンス性も抜群で管理コストを抑えます。デシオは、エネルギーの自給自足をめざすZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)断熱仕様を3階建てで標準化していることがセールスポイントとされていて、太陽光発電7.68kW、蓄電池12kWhなどを組み合わせて光熱費を80%減らすことが理論上できるとされているんですね。使用されている断熱材も、天井断熱材の厚さ200mm、基礎断熱材の厚み100mm、幅350mmとUA値 0. 54W/ ㎡ kという省エネルギー性能も申し分がない。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」大部分を工場生産で行い、あらかじめ断熱材も仕込んでくるので気密性も高めることが出来るし、施工精度も高い基準が維持できることが強みです。制振装置のTMDも標準で装備され、3階という揺れやすい弱点もカバーしているし、全館空調の快適エアリー、さらに床と階下の天井との間に放熱シートを敷いて、そこに温水を循環させる「床あったかシステム」も追加できます。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」『制振装置のTMD』天井裏に設置されたおもりが、揺れる力と逆方向に揺れることで、建物自体の揺れを抑える。地震時だけでなく、日ごろの生活で、付近の道路を走る車の振動や突風時などの大きな揺れを抑えることのできる制振装置「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」3階建ては、上層階と下層階の温度差がありますが、特にセキスイハイムでは快適エアリーだけでは上層階の温度管理が不十分という声も聞こえてきます。そこで、2階以上でも足元が暖かく、快適に過ごせる「床あったかシステム」という冬場の工夫がされているのです。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」以上のように、デシオはパルフェ同様、完璧に近い住宅という印象を持ちますが、3階ならではのデメリットもたくさん存在します。それは、・1階と3階の温度差が大きくなりやすいので、1階から3階まで心地の良い温度の空気が行き渡るように全館対応の快適エアリ―が必須となること。・2階と比べて3階というフロアーが一つ増えるので建築費が上がり、工期が若干伸びることで人件費もアップ。・2階と比べて足場を3階分まで組まなくてはいけないので、設置費用や作業費も大きくなる。(新築、補修時同様)上記を考えると、将来的なメンテナンスを考えた場合は、オプション追加をしてでも、外壁タイル、ステンレス屋根を追加し、階層の温度差を無くすために、1階だけでなく全館をカバーできる空調タイプの快適エアリーは欲しいところです。そこに、必須とはいいませんが、日々の光熱費をお安くしようと太陽光発電や蓄電池を採用すると、坪単価は大きくハネ上がることになります。ただ、デシオを建てる理由として、面積の小さい土地で建てざるを得ないお客さんも多く、2階建てとしては居室が狭くなることを考慮し、3階建てにしたいと考えるケースがあります。その場合、セキスイハイムの特徴として、ユニット工法ならではの短工期、工場内生産のメリットである人件費削減という強みが生かされることになるので、いくぶんか他の大手メーカーで見られる3階建て住宅よりは、坪単価を抑えることが出来ます。例えば、面積の小さい土地で建てる場合、基礎面積や屋根面積、外壁面積は小さくなるので、その分費用は安くなりますよね。そこに、セキスイハイムの場合、現場での施工は極力少なくしているので、大工さんの手間をそれほどかけることなく工期も短く施工できる。条件の悪い現場で、床、外壁設置、釘打ちやボルト締めでの接合、断熱材の仕込みなどを、1階、2階のみならず3階も作業するとなると、かなりの手間だし、人件費も高そうです。セキスイハイムのユニット工法は、工場内でおもにロボットにより家を作ってから現場へ運搬するため、3階建てであっても、かなり負担を軽減できますし、経費も削減できることがイメージできますよね。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」セキスイハイムの3階建てを検討するなら、坪単価を比較的抑えた、『デシオアーバン』という敷地対応力の高い住宅商品もあるので、検討してみるのも良いかもしれません。『デシオアーバン』都市部など土地の面積、約18坪~36坪という比較的小さい土地に建てたい方を主な対象として、建物間口の狭い(間口6m以下)敷地でも対応できる商品として販売している住宅営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻るセキスイハイムの鉄骨系平屋建て住宅の坪単価そだての家 坪単価【65.8万円 ~81.9万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,457万円81.9万円35坪2,741万円78.3万円40坪3,028万円75.7万円45坪3,263万円72.5万円50坪3,515万円70.3万円55坪3,691万円67.1万円60坪3,948万円65.8万円項目1項目2項目3)★ -->そだての家は、セキスイハイム鉄骨系「パルフェ-bjスタイル」の平屋建てバージョン。30~40歳代の子育て世帯をターゲット層として、子どもの成長や家族コミュニケーション、主婦の使い勝手など利便性を考えた間取りを目指すという住宅です。そして特徴はつぎのとおり。・子供に快適な室温環境とキレイな空気を提供し、健やかに育めることを意識して、快適エアリーを標準装備している。・ステンレス屋根(フラット屋根部分)などメンテナンスを軽減できる素材を選択できる。・片流れ屋根を生かして「コンファティック」(小屋根裏部屋)も採用できる。・磁器タイル、通常のサイディング以外にも、深い彫りによる陰影感がカッコいい!全8色から選べるジオマイト外壁が採用できる。・大規模自然災害の発生時でも対応できるように、太陽光発電、蓄電池のほか基礎内の床下スペースを利用し「飲料水貯留システム」の設置対応可能上記のとおりですが、平たく言えばパルフェ-bjスタイルの1階建てという位置づけなので、パルフェ-bjスタイルで出来ることは、全てできると考えてもらっても差し支えないでしょう。パルフェ-bjスタイルはセキスイハイムの住宅の中で、コスパがよく、お買い得なランクに入るので、その平屋である「そだての家」も坪単価としては抑えぎみになっています。ただ、いくらお買い得とはいえ、ステンレス屋根と外壁総タイル貼り、小屋根裏、防災対策設備として太陽光発電、蓄電池、飲料水貯留システムをすべてオプション追加すると、相当な高い坪単価になります。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」さらに、標準装備されている快適エアリーもコストを押し上げている要因となっているので、必要な設備、不要な設備をよく考えて採用することが大切です。 また、平屋の特徴として、・1階だけでゆったり暮らせるスペースが必要となるため、広い敷地で建てること。・近隣に2階建てがあれば、プライバシーの確保から視界をさえぎる工夫が必要になること。・1階建ては、宅内に侵入されやすいことから、防犯面の対策が必要になってくる。上記の点からも、2階建て以上の建築費用になる可能性もあり、予算に余裕を見ておくことが大事です。そだての家は、特に、地方での子育て世代で、平屋建てニーズが高まってきているという、セキスイハイムの調査結果を反映させて、販売開始されたものです。なので、間取りは、部屋と部屋、屋内と屋外、どこにいても声が通りやすく、会話が弾み、家族のコミュニケーションがスムーズに行えるよう配慮されている。また、屋外との距離が近い平屋のメリットを生かして、庭で野菜を育てたり、ペットと遊ひやすい間取りプランを用意したりと子どもの感性を育てやすいように設計されています。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」子育てがスムーズにできるような間取り設計は、そだての家以外でも、もちろん可能です。ですが、そだての家はこういったコンセプトで住宅を提供されているので、あらかじめ用意されている間取りも、・子どもの健康・規則正しい生活リズムと豊かな感性の育成・家族間のコミュニケーションをとりやすい・便利で効率的な収納の配置などをメインとしたプランが多いのです。⇒目次に戻るたのしみの家 坪単価【73.3万円 ~95.1万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,853万円95.1万円35坪3,178万円90.8万円40坪3,464万円86.6万円45坪3,713万円82.5万円50坪3,945万円78.9万円55坪4,175万円75.9万円60坪4,398万円73.3万円項目1項目2項目3)★ -->たのしみの家は鉄骨系セキスイハイムのドマーニをベースにした平屋建て住宅。ドマーニは外壁や内装、建具などセキスイハイムが取りあつかう建材の種類、すべてから選択できる最高級グレードの住宅なんです。そういうことから「たのしみの家」の坪単価は高めに設定されています。「たのしみの家」で建てる方は、傾斜屋根をいかしたコンファティック(小屋根裏部屋)をつくったり、外観デザインにこだわり全面磁器タイル貼りを採用したりと、少々豪華にオプション追加をする傾向があるといわれています。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」また、セキスイハイムで建てるからには目玉設備である快適エアリーも追加し、太陽光発電、畜電池も欲しいとなることも多いそう。夫婦2人暮らしや、子育て期を終えた夫婦(40代後半~60歳)を対象としている住宅だけあって、多少お金に余裕のある層に人気のある商品となっているからなのかも知れません。平屋は、敷地の広さに余裕があること、プライバシー対策、防犯管理に加え、基礎が大きなること、地盤改良費、屋根の施工面積が大きくなるなどで、延べ床面積の割には建築費が大きくなることが特徴。そうなると、2階建てよりも坪単価が高くなってしまう可能性もあるので、注意しましょう。ただ、将来的なメンテナンス費は2階建てよりもお安くなるので、その点は有利ですね。前述した「そだての家」は、外壁の種類や内装であつかえる建材の種類に制限があるので、外観、内観のデザインにこだわりたいという方は、「たのしみの家」をおススメします。⇒目次に戻る楽の家 坪単価【66.2万円 ~86.8 万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,604万円86.8万円35坪2,912万円83.2万円40坪3,144万円78.6万円45坪3,375万円75.0万円50坪3,570万円71.4万円55坪3,784万円68.8万円60坪3,972万円66.2万円項目1項目2項目3)★ -->楽の家は、木造・鉄骨系共に用意されている中高齢層をターゲットにした住宅で、気持ちだけでなく生活する上で身体もラクになるような設計に工夫があります。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」もちろん、若年層夫婦向けに対応するスタイルもあり、共働きの人でも家事がしやすいような工夫を取り入れているのが特徴です。例えば、鉄骨系、木造系共通して下記のような工夫がされています。・浴室の掃除を楽にする為、浴槽に親水コーティング加工をすることで、シャワーを当てるだけで汚れやヌメリを落とせる「らくりーんコート浴槽」が標準装備・便器の表面をなめらかにして、水流のみで汚れを洗い落とせる加工をすることで、トイレの掃除を楽にする仕様を標準装備。・レンジフードを約月1回の自動フィルター洗浄にすることで、約10年間フィルターを取り外さずに掃除ができる仕様が標準。・屋外玄関灯には長寿命のLED照明を標準採用とし、交換の手間が省けるようにしている。また、設備だけでなく、間取り設計についても次のような工夫がされています。・必要な居室は作りつつ、ムダな空間を省くというコンパクト設計を生かし、屋内の導線を短くすることで、家事や掃除など身体に負担がかかりにくい設計としている。・リビングやダイニングには子供が勉強できるスペースが設けられており、親が料理など家事をしながら、子供の様子を見渡せる設計。・子供が成長した際には、リビングなどの勉強スペースを収納場所やキッチンカウンターに変更し活用できる柔軟な設計。・余白スペースをうまく本棚スペースに代えたり、大き目の収納、広めの玄関を取り入れるなどし、子育てがしやすいように配慮。 このように楽の家は、いかにラクして暮らせるかという面にフォーカスしており、設計されているということです。また、宅内の温度差で身体に負担をかけるヒートショックを抑えるために、鉄骨なら快適エアリー、木造なら空気工房を標準搭載しています。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」太陽光発電システムは標準搭載されていないこと、外壁は磁器タイルではなく、SFCボードを標準採用しているので、他の平屋住宅に比べて坪単価は抑えぎみとなっています。ただ、太陽光発電や蓄電池、磁器タイル、コンファティックなどをオプション追加していくと、「そだての家」、「たのしみの家」など他の平屋建てと同じようなランクの坪単価になってしまうので注意が必要です。楽の家は、家事をラクにする設備が標準装備されているところが嬉しいポイントですが、これが返って坪単価を上げている原因になっているのではないかと気にされる方がおられるかも知れません。でも、少しでもコストをさげる目的で、これらの家事ラク設備をやめて、代わりにランクをさげた設備を採用しても、さほど坪単価は下がらないことに注意してください。これは楽の家に限ったことではありませんが、標準装備されている設備などは、ある程度パッケージ化されていて、あらかじめ、かなりお安く追加されているものです。なので、標準装備されている設備を外してしまうと、割高になり、お買い得感が失われてしまうのです。坪単価を少しでも抑えようと考えるなら、もともと標準として装備されている設備はそのままに、新たなオプション追加をしないように考える方が良いでしょう。鉄骨系の「楽の家」は、太陽光発電を搭載するならスマートパワーステーションGRの平屋建てというイメージです。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」採用できる外壁や内装インテリア、建具などもスマートパワーステーションGRをもとに考えられているということですね。ただし、どちらかというと、楽の家はスマートパワーステーションのように、エネルギーの自給自足を目指すというより、ラクに暮らせるという視点から作られた住宅です。もちろん、若年層にはスマートハイムを有効活用して太陽光発電、蓄電池、「スマートハイム・ナビ」(HEMS)を駆使したZEH(ゼッチ)対応で、エネルギーの自給自足住宅を目指すのもよいですし、中高齢層については最大限、身体に負担がかからず、ラクに暮らせるような設備を付けた仕様にすることができる。そういう意味では、楽の家は幅広い層にうけやすい柔軟な対応力のある住宅ですね。⇒目次に戻るセキスイハイムの木造系平屋建て住宅の坪単価楽の家 グランツーユー(平屋) 坪単価【65.7万円 ~87.4万円】「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,622万円87.4万円35坪2,944万円84.1万円40坪3,232万円80.8万円45坪3,488万円77.5万円50坪3,665万円73.3万円55坪3,812万円69.3万円60坪3,942万円65.7万円項目1項目2項目3)★ -->木造の「楽の家」は、グランツーユーの構造2×6(ツーバイシックス)を使った平屋建て。「セキスイハイムHPより:https://www.sekisuiheim.com/」鉄骨造の「楽の家」とコンセプトや設計の考え方は同じで、若年層から中高齢層まで幅広く対応できる住宅です。家事がラクになる設備や空気工房が標準とされている住宅で、身体の負担や健康を考えた木造平屋住宅となります。鉄骨系「楽の家」との主な違いは・木造系「楽の家」の方が鉄骨系よりも気密断熱性が高いこと。※C値:木造が0.99以下、鉄骨が2.0以下※UA値:木造が0.46前後、鉄骨が0.6前後・木造系「楽の家」は2階と屋根裏へ空気工房を設置するのに対し、鉄骨系の「楽の家」の快適エアリーは床下空間に設置※木造系は屋根裏へ空気工房を設置するので、屋根裏部屋が作りにくい・木造系「楽の家」は2×6という壁で支える工法なので、鉄骨系に比べて窓の数量や大きな窓、大空間を作りにくいこと。・空気工房は快適エアリーとは違い、冷暖房機能を付ける時は個別エアコンを各部屋に設置する必要があるので見栄えが悪い。・木造系「楽の家」は、外観にアクセントを持たせた丸みのある窓「ボウウインドウ」を採用することができる。上記をみると、住宅構造面、設備面では鉄骨の方が有利で、木造の方がデザイン面、住宅性能面では有利。ちなみに、工場内での生産率は木造系の方が若干高いといわれていますので、少しの差ではありますが木造の方が、精度が高い住宅となっています。坪単価は、鉄骨系、木造系で目だった差はありませんが、快適性を求めるなら木造系「楽の家」がおススメです。⇒目次に戻るセキスイハイムと大手ハウスメーカーとの坪単価比較大手ハウスメーカー名平均 坪単価(底値)平均 坪単価(高値)積水ハウス55万円90万円大和ハウス55万円85万円ヤマダホームズ50万円65万円サンヨーホームズ50万円65万円三井ホーム55万円90万円トヨタホーム60万円75万円ミサワホーム60万円75万円セキスイハイム65万円85万円ヘーベルハウス70万円90万円パナソニックホームズ60万円80万円一条工務店55万円75万円住友林業60万円90万円項目名ここに説明文を入力)★ -->※住宅産業新聞データによるセキスイハイムは大手ハウスメーカーの中でも知名度も高く、CMなど誰しも一度は見たり聞いたりしたことがあるメーカーでしょう。坪単価は上記に見るとおり、中堅クラスの価格帯となっています。理由として、他の大手メーカーに比べると、商品の種類がすくなく、低所得層にやさしい住宅が少ないことが原因です。また、高所得層に向けたプレミアムな高価格帯住宅が無いことで、坪単価の価格帯の差が小さくなっていると思われます。工場内生産で、短工期で現場での人件費が安くなる反面、工場の設備投資、維持費、現場までの運搬費などで結局、坪単価は他の大手ハウスメーカーと変わらないという状態なのでしょう。また、太陽光発電や蓄電池に力を入れているハウスメーカーなので、セキスイハイムで建てる人の搭載率が高いことも、坪単価アップにつながっています。セキスイハイムの坪単価でみる競合ハウスメーカーは、鉄骨系では積水ハウス、大和ハウス、トヨタホーム、ヘーベルハウス、パナソニックホームズです。また、木造系のハウスメーカーは積水ハウスシャーウド、大和ハウスグランウッド、住友林業、三井ホーム、一条工務店となります。セキスイハイムは知名度も高く、家づくりをはじめる場合は、とりあえずセキスイハイムに行くという人も多いそうで、他のハウスメーカーの競合とされやすいようです。特に、鉄骨では積水ハウス、ヘーベルハウス、木造では一条工務店、住友林業と競合すると、ライバル意識を強くもつセキスイハイムにとって、坪単価の引き下げ交渉には有利に働くでしょう。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻る坪単価から分析するセキスイハイムセキスイハイム(積水化学工業)基準期間年間着工数(戸建住宅)9,555戸2020年度売上高1兆565億6,000万円2020.4.1~2021.3.31売上原価7,261億7,400万円2020.4.1~2021.3.31売上総利益3,303億8,500万円2020.4.1~2021.3.31粗利率31.26%―営業利益673億円2020.4.1~2021.3.31自己資本比率58.0%―宣伝広告及び一般管理費2,630億8,400万円2020.4.1~2021.3.31販促費等売上高比率24.90%―研究開発費351億1000万円2021.3.31売上高研究開発費率3.32%―従業員平均年収869万円(43歳)2021.7.21従業員数2,745人2021.7.21項目1項目2項目3)★ -->※決算公告・有価証券報告書・経営事項審査等より他の大手ハウスメーカーと比べて、セキスイハイムの坪単価の設定について、上記の表をもとに分析してみました。⇒目次に戻る”戸建て販売戸数”の坪単価への影響大手ハウスメーカー戸建て販売戸数基準年度 一条工務店12,200戸2020年度 積水ハウス10,369戸   セキスイハイム9,555戸  4位 ヘーベルハウス8,360戸 5位 大和ハウス7,019戸6位 住 友 林 業5,584戸 7位 ミサワホーム5,349戸   8位 パナソニックホームズ3,796戸 9位 トヨタホーム3,597戸10位 三井ホーム2,585戸  11位 ヤマダホームズ2,567戸   12位 サンヨーホームズ291戸○○○円○○○円ここにショップ名を入力○○○詳細)★ -->※住宅産業新聞データによる※現在は、プライムライフテクノロジーズ(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)が事業統合や子会社化で新会社として設立されています。その結果、プライムライフテクノロジーズは販売戸数ランキング1位となっていますが、パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホームともブランドネームが今も存在しているので、あえて分けて考えています。セキスイハイムは、積水ハウスに次いで3位の戸建て販売戸数となっています。住宅展示場では必ずと言ってよいほど出展していたり、CMでも有名芸能人を使っていたりと知名度が高いので、想定どおりの順位ですね。また、セキスイハイムは積水化学工業(株)の住宅部門なので、母体も大きく安心感もある。そのうえで、ある程度、お買い得な住宅商品ラインナップも存在するので、契約される方も多いのでしょう。さらに、セキスイハイムはマーケティングに優れていることも特徴で、「あったかハイム」や「おひさまハイム」などのキーワードで、住宅イメージを高める戦略は、顧客獲得に有効に働いています。戸建て販売戸数が多いと、ある程度、会社内での利益調整もしやすく、お客さんに対して柔軟に値引交渉に応じることができるのです。結果として、お客さんは坪単価がさがった住宅を手にすることができるので、それがさらに販売戸数の増加につながる好循環となっています。ただ、セキスイハイムには低所得層をターゲットにした住宅商品がないので、そこに力を入れてもらうことで、誰もが購入しやすい坪単価設定の実現に期待したいところです。⇒目次に戻る”売上総利益(粗利)”の坪単価への影響売上総利益は粗利(あらり)といわれるもので売上高から売上原価を除いたものです。粗利は、住宅会社の収益で、粗利が必要以上に大きいと、坪単価も上がり私たちの負担する建築コストが大きくなるということです。セキスイハイムの場合は、適切な粗利率になっているのかどうかを見ていきます。大手ハウスメーカー12社粗利率【売上高に対する売上総利益(=粗利益)の割合】ヘーベルハウス26.67%住友林業22.79%ヤマダホームズ21.52%三井ホーム21.48%パナソニックホームズ20.26%ミサワホーム20.13%大和ハウス20.03%セキスイハイム20.00%積水ハウス19.35%一条工務店19.10%サンヨーホームズ18.92%トヨタホーム18.15%項目名ここに説明文を入力)★ -->※決算公告・経営事項審査等より積水化学の粗利率は、「31.26%」と住宅業界では高い率となっていますが、住宅以外にも、管工機材、住宅建材や建材用の化成品、プラスチックなどを製造する大手樹脂加工メーカーです。これらの業種の全体の粗利となっているので、これで比較するのは少々無理があります。なので、セキスイハイムで代表的なセキスイハイム東北 粗利「19.8%」セキスイハイム信越 粗利「20.0%」セキスイハイム中四国 粗利「20.1%」セキスイハイム九州 粗利「18.1%」セキスイハイム中部 粗利「22.0%」の粗利を平均した「20%」で比較することとします。セキスイハイムの粗利率は大手ハウスメーカーの中では平均的な位置となっています。大手ハウスメーカーの粗利率の平均値は20%前後なので、適正な粗利率に設定されているといえるでしょう。セキスイハイムの使用する構造の材質、設備、建材は、高品質で原価の高いものを使用しているのに対して、粗利率が平均値におさまっているのは、積水化学という大きな企業のバックアップが大きいのです。セキスイハイムは積水化学の住宅部門なので、少々業績が落ち込んでも、社内での利益調整が可能です。また、使用する建材の調達も、積水化学製品を使うことで中間マージンをはぶき、原価をさげて粗利を抑えることができるからです。セキスイハイムに魅力的なキャンペーンが多く、値引きにも応じてくれやすいハウスメーカーと名高いのも納得できます。セキスイハイムの粗利率のみを見ると、ムリな経費の上乗せはされていない住宅として、優良なハウスメーカーと判断できますね。⇒目次に戻る”自己資本比率”の坪単価への影響セキスイハイムの自己資本比率「58.0%」は、かなり優良なほうと言えます。総資産の内の58.0%が負債のない資産というのは、倒産の心配がきわめて少ないということだからです。自己資本比率とは、会社の安定性を表す指標となるもので、”企業が保有している「資産のすべて」”と”負債を除いた純資産”との比率をいいます。自己資本比率の見方:「70~90%」なら【超優良】、「40~69%」なら【優良】、「20~39%」なら【普通】、「11~19%」【やや危険】、「10%以下」は【危険域】、「0%以下」は【債務超過】積水化学工業の住宅部門ということが、この自己資本比率の高さとなっていますが、純資産に余裕があるということは、利益のみにしばられない価格設定が出来るので、坪単価が安定することにもつながっています。つぶれないハウスメーカーが、長期にわたったアフターサポートを宣言すれば、安心感も、お買い得感も増して企業としての価値が高まっていきます。利益のみにしばられない販売ができるということは、今後の販売の戦略次第で坪単価が上がってしまう可能性も考えられますし、値引きをしてまで販売しないというスタンスに立つことも出来るわけです。自己資本比率が高いと、銀行などからの融資も受けやすいので、設備投資や研究開発も活発になり、今まで以上に高性能な住宅も生み出せるんです。高い自己資本比率を生かして、今までのように坪単価を安定させ続けていくのか、価格帯を挙げて坪単価を上昇させてしまうのか、今後のセキスイハイムの戦略に注目したいところです。⇒目次に戻る”販促費(宣伝広告費等)”の坪単価への影響販促費(宣伝広告費・一般管理費)は、ハウスメーカーの知名度を上げたりセールス、維持費など使われる費用です。ハウスメーカーのCMやモデルハウス、営業マンの給与のほか、電気、ガス、水道などに使われる費用ですね。これら費用は、住宅建築価格に上乗せされて、坪単価に影響し、私たち、家を建てる人の負担となります。販促費(宣伝広告費等)が高いと、住宅品質以外のところにコストをかけているということになり、なるべくなら販促費(宣伝広告費等)は低いほうがありがたいわけです。私たちにとっては、住宅品質の向上のために負担するお金は仕方がないにしろ、ハウスメーカー都合の経費の部分までは払いたくないものですね。そこで、セキスイハイムが他の大手ハウスメーカーと比べて、どの程度、販促費(宣伝広告費等)にコストを費やしているのかを分析していきます。ハウスメーカー名販促費等売上高比率積水化学(セキスイハイム)24.90%三井ホーム21.10%パナソニックホームズ20.68%ミサワホームズ19.89%ヤマダホームズ19.87%ヘーベルハウス18.59%サンヨーホームズ17.46%トヨタホーム17.26%住友林業16.91%積水ハウス11.72%大和ハウス11.38%項目1項目2)★ -->※決算公告等より※一条工務店は非公表まず、上記の表を見ると、大手ハウスメーカー11社中、セキスイハイムの売上高に対する販促費(宣伝広告費等)の比率はもっとも高い24.90%となっています。積水化学工業、全体の販促費となっているものの、他のハウスメーカーであるヘーベルハウス(旭化成ホームズ)や大和ハウス工業もグループ全体の販促費の数値であると考えると、セキスイハイムはかなり高い数値ですね。考えてみれば、夏は「おひさまハイム」、冬は「あったかハイム」でCMを目にしない日はないですし、超有名芸能人も出演させている。住宅展示場でも必ずと言ってもよいほど、鉄骨系、木造系、問わずモデルハウスを出展させています。さらにセキスイハイムスーパーアリーナなど、宣伝としてハウスメーカー名を付けた施設も数か所、持っているので販促費は他のハウスメーカーと比べて高めとなっているのでしょう。販促費は、住宅品質につながらない費用だけに、販促費等売上高比率が高くなっている点は、私たちにとって余計な経費が乗っているようで心配ですね。【販促費】「宣伝広告費」は商品の販売に関連して発生した費用のことTVCMなどの広告費やチラシ印刷代、住宅展示場出展費用など「一般管理費」は会社の収益を得るために使われる経費のこと従業員の給与・ボーナス、旅費交通費、水道光熱費、地代家賃などセキスイハイムが販促費に多くのコストをかけることは、知名度やブランド力をあげる効果もあり、住宅価値を高めることになります。とはいえ、少なからず販促費の高さはセキスイハイムの坪単価上昇に影響を与えているのかも知れません。⇒目次に戻る”研究開発費”の坪単価への影響研究開発費は、ハウスメーカーの技術発展のためには欠かせないものですが、必要以上にコストを費やすことは、私たち買い手にとって負担となることがあります。研究開発費は、未来への投資なので、現時点で購入するお客さんにとっては、販売価格に上のせされるものでしかないわけです。せめて、売上に対して適切な研究開発費を支出しているハウスメーカーと契約したいものですね。売上とのバランスを考えず、必要以上に研究開発費を使っているハウスメーカーを知ることは、ムダに住宅費用に上のせされた坪単価で契約させられるリスクを防げます。その点、セキスイハイムはどうなのでしょうか?次の表を見てみましょう。ハウスメーカー名研究開発費売上高比率(2020年度)一条工務店3.39%積水化学(セキスイハイム)3.32%ヘーベルハウス0.86%ミサワホーム0.84%パナソニックホームズ0.50%ヤマダホームズ0.48%積水ハウス0.39%大和ハウス0.24%サンヨーホームズ0.17%住友林業0.15%三井ホーム0.14%トヨタホーム0.00%項目1項目2)★ -->※経営事項審査等よりこの表を見てみると、セキスイハイムは大手ハウスメーカー12社中、第2位。売上高に対して研究開発費は、高い方だと分かります。2020年度の積水化学の有価証券報告書では、セキスイハイムの研究開発の内容について、「鉄骨系及び木質系ユニット住宅の新製品開発や要素技術の開発」とされています。具体的な内容として「防災力の高い機能」、かつ「コロナの影響で必要性が認識された“新しい生活様式”対応の機能」を兼ね備えた住宅「レジリエンス 100 STAY&WORK モデル」の開発。「平均的な延床面積の約2倍である大容量太陽光発電システム」、「フィルム型セルを使用した新型大容量蓄電池」を搭載して、昼夜太陽光エネルギーを利用し、災害による停電時でも普段と変わらない暮らしが可能な「スマートパワーステーションFR GREENMODEL」の開発。という商品ラインアップの充実。さらに、フィルム化型リチウムイオン電池の開発については、災害に強い住宅用に向けて、蓄電池をさらに改良しているという報告をされています。セキスイハイムは他の大手ハウスメーカーと比べて太陽光発電の搭載に力を入れている企業。2016年時点では、ソーラー搭載住宅建設棟数が世界一として、6年連続でギネス世界記録に認定されているほどなんです。エコスタイルを追求していく企業方針や、ギネス記録獲得の栄光を維持するために、太陽光関係の設備の強化に多額の費用を投資している姿勢がうかがえますね。研究開発をして、より良いものを提供していくという姿勢は大歓迎ですが、セキスイハイムの研究開発費の比率がハウスメーカー中でも高いことを考えると、坪単価の上昇に少なからず関わっているものと推測できます。⇒目次に戻る”従業員(営業マン等)平均年収”の坪単価への影響ハウスメーカー名平均年収(a)従業員数(b)従業員給与等総額(a×b)給与等売上総利益比率住友林業870万円(42.6歳)5,034人437億9580万円17.02%積水化学(セキスイハイム)869万円(43歳)2,745人238億5405万円7.22%大和ハウス868万円(39.1歳)16,417人1424億9956万円17.23%一条工務店845万円(40.8歳)5,600人473億2000万円60.28%積水ハウス792万円(43歳)15,071人1193億6232万円25.20%ヘーベルハウス750万円(41.5歳)4,700人352億5,000万円33.47%パナソニックホームズ746万円(43.6歳)3,620人270億520万円59.70%ミサワホーム710万円(44歳)2,605人184億9550万円55.48%三井ホーム646万円(40歳)2,059人133億114万円41.99%サンヨーホームズ573万円(43歳)450人25億7850万円25.46%トヨタホーム466万円(34.9歳)793人36億9538万円25.89%ヤマダホームズ455万円(43.5歳)1,056人48億480万円33.42%項目1項目2項目3)★ -->※Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書等より「給与等売上総利益比率」従業員への給与が、売上総利益(=粗利)に占める割合。ハウスメーカーの粗利(収益)からどれだけ従業員に給与を渡しているのかが分かる比率。大手ハウスメーカー中、2番目に従業員の給与が高いセキスイハイム。でも、ハウスメーカーの粗利に占める従業員の給与の割合は、一番低い7.22%なんです。粗利に対して従業員の給与比率が高い状態であれば、ハウスメーカー側も経営を成り立たせるため、坪単価を上げるか、住宅を数多く売らなければなりません。一方、会社側の取り分を高くして、従業員の給与をさげてしまうと、営業マンのモチベーションも低くなり、サービスの低下を招くばかりか、長期的に見て経営を悪化させることにつながります。そうなると当然、値引きにも応じてもらえず、坪単価も上がる傾向になり悪循環となります。しかし、セキスイハイムはというと粗利に占める従業員の給与比率は7.22%と非常に低いのに、従業員の給与は高い。とても、バランスの取れた優秀なハウスメーカーだといえます。会社としても財務上、まったくムリのない従業員への給与配分で経営状態も良いので、低すぎず高すぎずで坪単価を安定させることができているのでしょう。このことから、セキスイハイムの坪単価設定は、従業員(営業マン等)の給与配分による影響はまったく受けていないことが分かります。【参考】 「給与等売上総利益比率」の求め方「従業員給与等総額」÷「売上総利益」×100=「給与等売上総利益比率」※「従業員給与等総額」⇒従業員(営業マンなど)の給与やボーナスの総額と考えています。「従業員の平均年収」×「従業員数」=「従業員給与等総額」※売上総利益⇒「売上高」から「売上原価」を引いたもの。(【セキスイハイム】積水化学の利益分)⇒目次に戻るセキスイハイムのデータ分析から分かった結論以上、これらの結果をふまえて分かることは下記のとおり。・企業の母体が大きく、販売戸数も多いので値引きに応じてもらいやすい。・粗利は平均的な範囲内で、適正な坪単価設定。・倒産の可能性がきわめて低いので、坪単価が安定。・宣伝広告など販促費への投資が大きいので、坪単価上昇への影響も考えられる。・研究開発費が高く将来への期待はあるが、坪単価を高める要因になっている可能性がある。・粗利に対して従業員への給与配分比率は低いのに、従業員の平均年収は高く経営バランスが超優秀。セキスイハイムの坪単価設定は、総合的に判断して適正だといえる。ただ、販促費がとても高いことと、研究開発費が高いことは、セキスイハイムの建築費用に上のせされ、結果として坪単価が引き上げられている可能性がある。しかし、積水化学工業という企業母体がおおきく経営状態に不安はないので、坪単価は安定しており住宅ブランド価値も高い。また、販売戸数も多く、従業員のモチベーションも高いので、値引きにも寛容な姿勢が期待できる。エコスタイルを推進するセキスイハイムの方針に共感し、予算が合えば、セキスイハイムで建てることは、もっともよい選択の一つになるでしょう。⇒ハウスメーカーの坪単価ランキング!⇒鉄骨ハウスメーカーの坪単価TOPページ
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  • ヘーベルハウスの坪単価の解説とデータ分析をもとに住宅価値を公開!
    ヘーベルハウスの坪単価解説とデータ分析「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」ヘーベルハウスの坪単価は、約69.2万円~99.8万円大手ハウスメーカーの中でもヘーベルハウスの坪単価は高いと有名ですね。でも、魅力的で夢のある住まいを提供してくれることに間違いはありません。ヘーベルハウスは耐久性(頑丈さ)、地震対策、アフターサポート、いずれをとっても高評価を得ているハウスメーカーだからです。しかし、ちょっと待ってください。あなたにとって、ヘーベルハウスは高い費用を払うだけの価値はあるのでしょうか。言いかえると、次のようになります。ヘーベルハウスの坪単価設定は適正なものになっているのでしょうか?私たちが支払う分の費用がしっかり住宅に反映されているのでしょうか?坪単価が高いのは、私たちにとってムダな経費、費用が上乗せされているからでしょうか?そこで、このページではそれぞれの「ヘーベルハウスの住宅商品の坪単価と特徴」を紹介したあと、「ヘーベルハウスの坪単価設定が妥当なものになっているのか」、「坪単価設定に対するヘーベルハウスの価値」を本音をまじえて分析してみました。まとめると、このページを読むことで下記のことが分かります。・ヘーベルハウスの商品別の坪単価・ヘーベルハウスの坪単価は妥当な設定になっているのか・大手ハウスメーカーとヘーベルハウスの「データ分析」比較から分かった”ヘーベルハウスの価値”価値ある家を、あなたや家族が納得した坪単価で建てられるよう応援します!ヘーベルハウスの「商品ごとの種類・構造」と「坪単価」一覧ヘーベルハウス鉄骨2階建て商品名坪単価(目安)構造キュービック(CUBIC)69.2万円 ~81.8万円鉄骨制震軸組構造キュービック ルーミィ(CUBIC roomy)74.8万円 ~85.2万円鉄骨制震軸組構造新大地72.2万円 ~87.8万円鉄骨制震軸組構造STEP BOX(ステップボックス)70.4万円 ~89.6万円鉄骨制震軸組構造のきのまent78.8万円 ~91.4万円鉄骨制震軸組構造そらのま+74.9万円 ~90.3万円鉄骨制震軸組構造GRANDESTA(グランディスタ)84.2万円 ~99.8万円鉄骨制震軸組構造ヘーベルハウス鉄骨3階建て商品名坪単価(目安)構造FREX3(フレックス3)77.2万円 ~94.8万円重量鉄骨制震ラーメン構造terra craft(テラ・クラフト)80.4万円 ~90.6万円重量鉄骨制震ラーメン構造CUT&GABLE(カットアンドゲーブル)70.9万円 ~89.1万円重量鉄骨制震ラーメン構造FREX monado(フレックス モナド)69.4万円 ~81.6万円重量鉄骨制震ラーメン構造フレックス GENB(げんぶ)80.6万円 ~95.0万円重量鉄骨制震ラーメン構造FREX TOWNCOMPO(タウンコンポ)70.5万円 ~87.1万円重量鉄骨制震ラーメン構造営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻るヘーベルハウス鉄骨2階建ての構造の特徴ヘーベルハウス鉄骨2階建ての主な構造はすべて共通していて、下記のとおりとなります。ALCコンクリート[ヘーベル]「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」軽量でありながら強度に優れ、湿気に強く、腐朽しない。また、遮音性、熱を伝えにくい耐火性も持っている万能のALCコンクリート。このALCコンクリートを外壁(75mm)・床(100mm)・屋根(100mm)に設置することで、頑強な構造に仕上げています。外壁に厚さ75mmのALCコンクリートを設置することで、電車の騒音を図書館並みの静けさにする効果があるほどの遮音性。また、床に厚さ100mmのALCコンクリートを設置していることで、子どもの飛び跳ねや走りまわる音なども、全く気にならない程度におさえます。グランドピアノさえ床補強なしで、置けるほど頑強なんです。屋根にも100㎜厚のALCコンクリートの設置されているので、屋上利用も特別な補強なしで、プランに取り入れることが出来ます。通常、コンクリートを住宅に使用すると、住宅全体の重みが増して、地震時に大きなダメージを受けることが多いです。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」しかし、ヘーベルハウスのALCコンクリートは、水に浮くほどの軽量な素材なので、他のコンクリート住宅に比べて、建物への負担を抑えることが出来ます。ハイパワード制震ALC構造(軽量鉄骨)「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」制震フレーム「ハイパワードクロス」と「剛床システム」を組み合わせた構造。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」鉄骨の筋交いを改良した制震デバイスが、エネルギーを吸収し、地震による揺れを約1/2まで抑えます。また、地震や台風のような横から加わる力に対応するために、床を面として一体化し、鉄骨梁に強く固定することで、住宅構造の変形を防ぐ工夫がされています。他の鉄骨ハウスメーカーにも制振装置を付けられていますが、2階建てで見ても多くとも5個程度。一方、ヘーベルハウスの制振装置は筋交いごとに設置するため、設置数量は2階建てで平均40個程度と大幅に多いのです。これが標準装備されているので、その分、坪単価は上がりますが地震対策は万全なハウスメーカーといえます。断熱材「ネオマフォーム」「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」100ミクロン未満の気泡で出来ているプラスチック製ボード状の断熱性。断熱性はトップクラスの0.020W/(m・K)で、ポリスチレンフォーム【0.028W/(m・K)】、ロックウール【0.038W/(m・K)】など他の断熱材と比較しても、圧倒的な断熱性能を誇ります。※数値が少ないほうが断熱性が高い「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」薄くても高いレベルの断熱性があり、25年経っても高い断熱性能を維持できることが特徴。また、素材は強く燃えにくく、燃えたとしても有毒ガスの発生は少ない。そして、地球環境のことを考えた素材を使用したF☆☆☆☆(フォースター)の断熱材で、リサイクルも可能という万能の断熱材なんです。このネオマフォームが、ヘーベルハウスの主な断熱材として外壁(45mm)、屋根(65mm)に使用されています。⇒目次に戻る2階建て住宅の商品ごとの坪単価と特徴ここからは、2階建て住宅の坪単価と特徴を、商品ごとに説明します。キュービック(CUBIC)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,454万円81.8万円35坪2,807万円80.2万円40坪3,104万円77.6万円45坪3,375万円75.0万円50坪3,620万円72.4万円55坪3,894万円70.8万円60坪4,152万円69.2万円項目1項目2項目3)★ -->ヘーベルハウスであるという特徴的な四角いキューブのような住宅。ヘーベルハウスの全ての住宅が、キュービックを元にデザインされていると思える定番の住宅商品です。シンプルすぎる外観に賛否両論ありますが、ヘーベルハウスの顔としての存在感は十分です。屋根がフラット(陸屋根)なので、屋上利用もしやすく、太陽光発電も設置しやすい。四角い総2階のシンプルな設計のため、坪単価をおさえることに適した形状で、他のヘーベルハウスの住宅商品に比べて、コスパが高く、お買い得となっています。気になる点は、屋根の軒(のき)がないことや窓の上部の庇(こひさし)だけでは不十分で、窓を空けると、雨風が吹き込んだりと、影響を受けやすい点です。⇒目次に戻るキュービック ルーミィ(CUBIC roomy)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,556万円85.2万円35坪2,933万円83.8万円40坪3,296万円82.4万円45坪3,600万円80.0万円50坪3,930万円78.6万円55坪4,246万円77.2万円60坪4,488万円74.8万円項目1項目2項目3)★ -->キュービックルーミィは、キュービックに軒のない三角屋根を付けたバージョンです。南面を3.5寸勾配、北・東・西面を15.7寸勾配とした左右非対称の変形屋根なので、デザイン的にこれまた賛否両論あるようです。この勾配屋根を付けることで、ロフト型の小屋根裏部屋を作ることができます。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」また、他の屋根面よりも南面だけを緩やかにすることで、建坪30坪程度のコンパクトな建物でも、ZEH化に必要な約5kWの太陽光パネルを搭載することができます。キュービックと比べて、勾配屋根が付くこと、小屋根裏部屋プランの採用などで、坪単価は上がります。⇒目次に戻る新大地の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,634万円87.8万円35坪2,982万円85.2万円40坪3,304万円82.6万円45坪3,600万円80.0万円50坪3,870万円77.4万円55坪4,114万円74.8万円60坪4,332万円72.2万円項目1項目2項目3)★ -->キュービックに深い軒の屋根を付けたバージョン。キュービック ルーミィも三角勾配屋根を付けた住宅ですが、キュービック ルーミィは軒が全くないのに対して、新大地は一般的な住宅でみる深い軒のある住宅商品です。ヘーベルハウスで建てたいけれど、立法体のキューブ型は好みでないというニーズに対応したものですね。勾配屋根がつくので、当然のことながら、屋上利用はできません。また、左右対象の屋根形状なのでロフトなど屋根裏部屋プランも選択することができますが、その場合、屋根裏部屋は天井のスぺースを確保するため中央に配置することになります。屋根裏部屋を住宅の中央でなく端に配置したい人は、キュービック ルーミィを選択すべきです。キュービック ルーミィの屋根形状は、南面がなだらかなので、北側に屋根裏の天井高を確保することができ、屋根裏部屋を端に持ってくることが可能だからです。窓を空けることによる雨風の吹き込みが気になる人や、軒下スペースを利用したいなど、一般的な住宅のイメージを持っている人は新大地がおススメです。ただ、キュービックに比べて大きな勾配屋根が付くので、その分、若干、坪単価は高めに設定されているところが注意点です。勾配屋根がある分、夏場の直射日光による熱さは、キュービックなどのフラット屋根(陸屋根)住宅に比べて、いくぶんか和らげることができるところもメリットですね。⇒目次に戻るSTEP BOX(ステップボックス)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,688万円89.6万円35坪3,024万円86.4万円40坪3,328万円83.2万円45坪3,600万円80.0万円50坪3,845万円76.9万円55坪4,053万円73.7万円60坪4,224万円70.4万円項目1項目2項目3)★ -->ステップボックスは、クロスフロアのある間取り、そしてハコ(キューブ)型の外観として特徴のある住宅。クロスフロアとは、他のハウスメーカーでいうスキップフロアのことで、1階と2階の間にフロアをつくる中二階のある間取りです。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」ステップボックスは、さらに1階床を40cmさげるフロアを作り、さらにロフトなど屋根裏部屋を付けることで、通常の高さの住宅のまま、最大5層のフロアを設けることができるんです。※標準仕様は2階層一層あたりの床面積は狭くなりますが、吹き抜けをつくり、住宅内に階層を増やすことで、全体を広く見せ、スペースを有効活用できます。通常、廊下となるスペースも部屋の一部として利用できますし、部屋を壁で囲う必要がないので、開放感も生み出せるところが魅力です。ただ、クロスフロアは必然的に吹き抜けを作ることになるので、エアコンなど空調が部屋全体に広がるまで時間を要します。全館空調などの設備があればよいですが、残念ながらヘーベルハウスには全館空調設備が用意されていません。そこは、吹き抜け部分にシーリングファンなどを設置して空気を部屋全体に行きわたらせる工夫が必要になります。また、クロスフロアは階段が多くなることや、階層を増やせば床の施工費もアップするので、坪単価は上昇します。その他、クロスフロアの注意点を下記にまとめます。段差が増えるので、バリアフリーができない高齢になると上り下りに足腰に負担がかかります。将来的なリフォームを視野に入れる必要がありそうですね。掃除に手間がかかる。段差があるとお掃除ロボットがつかえないし、掃除機の持ち運びに手間がかかる。フラットの床に比べてホコリ、チリがたまりやすいのも難点です。管轄の役所によってクロスフロアを認めてもらえないことも。複数のクロスフロアを設置すると延べ床面積が増えて、容積率をオーバーしてしまうことがあります。容積率は、敷地面積に対する建築物の延べ床面積の割合で、上限が決まっているので、役所が認めてくれないこともあります。固定資産税がアップするクロスフロアの設置は、延べ床面積を増やすことになり、「床面積が大きい住宅は価値がある」と判断する固定資産税が上がってしまいます。また、固定資産税の住宅用地の特例で、減免が受けられる延べ床面積に上限があるので、床面積の増やしすぎは減免の恩恵が受けられないことにもなります。減免が受けられる上限以下の床面積にするなどの調整が必要になってきます。⇒目次に戻るのきのまentの坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,742万円91.4万円35坪3,143万円89.8万円40坪3,488万円87.2万円45坪3,807万円84.6万円50坪4,100万円82.0万円55坪4,422万円80.4万円60坪4,728万円78.8万円項目1項目2項目3)★ -->のきのまentは、玄関を大きく引き込みつつ、深い軒でおおうことで、床をテラスとして活用する設計を取り入れた住宅です。床テラスとして活用する深い軒で、近所の人とおしゃべりしたり、お客さんと立ち話できるスペースとしてや、子どもの遊び場や、趣味のDIYの作業、レジャー用品の整備など幅広く利用できます。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」最近の世代の多くは、お客さんをリビングや玄関土間など屋内に招き入れることは望みません。そこで、玄関先の軒下をお客さんの対応の場として活用できるように設計されているのが「のきのまent」なのです。軒が深いことは、軒下をさまざまな用途のスペースとして利用できるほか、夏場の日差しを遮れたり、雨の吹き込みを防いだり、洗濯物が濡れにくいなどのメリットがあります。また、深い庇は高級感のある外観にもなります。一方、デメリットとしては、太陽光を遮り日差しが入って来ないので、部屋が暗くなり日中なのに電気を付けなければいけない。また、屋根面積が広くなり材料費が増えるので、坪単価が上がる。最後に、これが一番大きなデメリットですが、固定資産税がアップすることです。固定資産税は延べ床面積が広くなれば、高くなりますが、軒が1m以上深くなれば、軒下スペースが延べ床面積に含まれてしまうからです。具体的には、軒を1m以上延ばしてしまうと、軒の先端から1m後退したところまでが延床面積に含まれることになります。通常、1m以内のバルコニーや庇などの部分、軒下部分は延べ床面積に含まれないことを考えると、注意したいデメリットですね。⇒目次に戻るそらのま+の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,709万円90.3万円35坪3,069万円87.7万円40坪3,404万円85.1万円45坪3,712万円82.5万円50坪3,965万円79.3万円55坪4,240万円77.1万円60坪4,494万円74.9万円項目1項目2項目3)★ -->「そらのま+」は2階に、「そらのま」と呼ばれる”壁などで囲まれた屋根がないバルコニー”を設計した住宅です。2階部分の一部に、居室をつくる代わりに、空が抜けた開放感があるインナーバルコニーをつくるイメージになります。リビングに隣接したところに屋根のないインナーバルコニーをつくるので、リビングに日差しが差し込み明るくなることが魅力です。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」また、この「そらのま」は、人目を気にしない庭としても活用できるため、バーベキューや子供の遊び場、プールなどアウトリビングとして幅広い用途があります。食事の後片付けをしながら、「そらのま」で遊ぶ子供を見守れるので、子育て世代にも人気の住宅なんです。デメリットとして、居室スペースの代わりに「そらのま」をつくるので、室内部屋がその分、減ってしまうこと。また、「そらのま」は、屋外という雨風にさらされる環境なので、メンテナンスに配慮しなければ、将来的に雨漏れの心配があることです。「室内の部屋をつぶしてでも、屋外スペースを望むのか」ということを考えたうえで「そらのま+」を選択する必要がでてきます。さらに、「そらのま」を設ける場合、隣接する部屋に、それぞれ大きな窓を設置することになるため、断熱性や気密性が若干低下してしまうことにも注意です。そういったデメリットを考えたうえで、次のメリットが上まるようであれば、「そらのま+」はよい選択となるでしょう。・リビングが明るく、開放感を生み雰囲気が良くなる。・オシャレな間取りになる。・人目を気にせず、アウトドアなスペースとして活用できる。ちなみに、「そらのま+」の住宅商品を選択すると、必ず「そらのま」が付いてきますが、それ以外の住宅商品、例えば屋根のないキューブ型の住宅を選択した場合でも、好みで「そらのま」をつくることは可能です。実は、室内部屋の代わりに「そらのま」をつくることは、少し坪単価を抑えることができます。しかし、「そらのま」は大きな窓を設置すること、また、リビングと「そらのま」の境目を段差のないフラットな部屋続きにするためのウッドデッキの設置など、オプションとして追加費用を払うと、結局、同等の坪単価になってしまうんです。⇒目次に戻るGRANDESTA(グランディスタ)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,994万円99.8万円35坪3,367万円96.2万円40坪3,704万円92.6万円45坪4,050万円90.0万円50坪4,420万円88.4万円55坪4,774万円86.8万円60坪5,052万円84.2万円項目1項目2項目3)★ -->グランディスタは、新大地に改良を加えた住宅です。寄棟屋根であることにより、小屋根裏部屋を設置でき、新大地でもおなじみのクロスフロアが間取り設計できるのです。グランディスタの特徴は、2階でありながら5層のフロアをつくれること。例えば、「1階の床を50cmさげたフロアを1層目」、「1階床の通常の高さを2層目」、「2階の床を80cm下げたフロアを3層目」、「2階床の通常の高さを4層目」「勾配屋根を利用したロフトを5層目」とし、それぞれの空間を壁で、くぎらない吹き抜けの屋内となっています。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」勾配屋根にも天窓を付けるので日差しが入り、明るく開放的な間取りプランができます。また、廊下のスペースを生じさせないため、すべての室内空間を無駄なく有効活用できますね。ただ、デメリットとしては、先に紹介したステップボックスと共通するところが多く、・段差が多くなるので、ほこりやチリがたまりやすく、掃除もしにくいこと。・暖房や冷房設備の効きが悪くなること。・階段が多くなるので、バリアフリーが効かず高齢者のいる世帯は厳しいことも。・1階層について、地盤と床が近くなるので、湿気が上がってきやすい。・設計上、明かりの確保、内装インテリアの重視で、大きな窓の複数設置により、断熱、気密性能が低下することも。グランディスタの5層の空間は魅力ですが、各階の延べ床面積が小さいと、クロスフロアを設計するスペースが取りにくいので、ある程度、大き目の建坪で建てることをおススメします。ただ、延べ床面積が大きくなれば、それにともない、坪単価や固定資産税も高くなるので、注意が必要です。ステップボックスもクロスフロアが特徴的な住宅ですが、ステップボックスはハコ型(キューブ)で2階層床が標準仕様。それに対して、グランディスタは新大地のような勾配屋根付きで5階層床のクロスフロアが標準仕様となっています。当然、グランディスタの方が坪単価は高く、富裕層向けの住宅商品です。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻るヘーベルハウス鉄骨3階建ての構造の特徴ヘーベルハウス鉄骨3階建ての主な構造はすべて共通していて、下記のとおりとなります。ALCコンクリート[ヘーベル]「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」2階建てと同じく外壁・床・屋根(勾配面を除く)にALCコンクリート[ヘーベル]が採用されています。ALCコンクリート[ヘーベル]は熱を伝えにくく、例えば表面を945℃に加熱しても、裏面温度は木材の引火危険温度(260℃)をはるかに下回る約100℃に抑えます。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」 その他、遮音性に優れ、駅ホームの防音壁やホテルの間仕切り壁に使われるほどです。重鉄・システムラーメン構造「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」柱と梁(はり)だけで作る門型フレームを上下左右に接合しながら、全体をつくり上げる立体格子構造。壁のない大空間を作ることが出来るほか、将来的な間取り変更の自由が利きやすいことが特徴なんです。従来のラーメン構造と比べて、柱と梁を結合するボルトの数が少ないながらも、十分な強度を持たせることが出来るので、工期が短縮できます。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」柱を継ぎ足すための接合システム「コラムカプラ」の開発で、ボルト4本という手間のかからない施工で、高精度かつ強固に接合。大手ハウスメーカーで初めて世界最大の実験施設「E-ディフェンス」にて、重鉄・システムラーメン構造である3階建て住宅の実大耐震実験をしたことは有名です。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」「E-ディフェンス」にて10種類の大きな地震波を、何度も与えてた実験がされましたが、倒壊することなく、高い耐震性能を実証しました。オイルダンパー制震装置「サイレス」「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」高層ビルなどに使われている最新の技術「オイルダンパー」の制振装置。「オイルダンパー」とは油の粘性を利用し、油とともに内蔵されたピストンが地震に合わせて動き、エネルギーを吸収する装置をいいます。大地震時の建物の揺れを約20%抑える性能だけではなく、風で揺れる小さな揺れも軽減できることが特徴です。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」「サイレス」は夏冬の気温変化に左右されない減衰力(振動を抑える力)があり、また、60年相当の耐用年数があるので、将来にわたって高い基準の安定性能を期待できます。断熱材「ネオマフォーム」「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」2階建て住宅と同じく、3階建てにも採用されています。フェノールフォーム断熱材というもので、樹脂を使用したプラスチック断熱材です。熱伝導率0.020W/(m・K)という空気を上回る世界最高レベルの断熱性能を実現した、旭化成独自の素材。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」20年後も断熱性能を維持できるように、想定されています。⇒目次に戻る3階建て住宅の商品ごとの坪単価と特徴ここからは、3階建て住宅の坪単価と特徴を、商品ごとに説明します。FREX3(フレックス3)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,844万円94.8万円35坪3,192万円91.2万円40坪3,504万円87.6万円45坪3,825万円85.0万円50坪4,120万円82.4万円55坪4,389万円79.8万円60坪4,632万円77.2万円項目1項目2項目3)★ -->「フレックス3」はモダニズム建築を目指してデザインされたシンプルな外観が特徴。ヘーベルハウスらしいハコ型の形状を組み合わせた軒のないスッキリしたデザインである「フレックス3」は、ヘーベルハウス3階建て住宅の基本となる商品です。「フレックス3」は、重鉄制震・システムラーメン構造で、柱と柱の間を最大約6.4m取ることができます。これにより、大空間・大開口の部屋をつくることが出来るので、大きなリビング、ダイニングをプランに入れることも可能です。また、柱が比較的少ないので、将来的なリフォームをしたり、間取り変更も簡単なのです。3階の天井を部分的に上げたり、床の高さを部分的に下げたりと、高い天井や落ち着きのある空間を作ることもできます。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」外観も「ジーファスデザイン」、「ルーターデザイン」、「マイクロストライプデザイン」と幅広く選択できますよ。 「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」ヘーベルハウスの3階建てには、フレックス3から派生した住宅商品が多く、建築の制限が厳しい敷地に建てる場合に、敷地の広さを最大限に活かせる住宅もあります。また、「外壁の色のデザインを変えた住宅商品」、「フロアごとや部屋ごとに天井の高さを変更できる住宅商品」、「アウトリビングな間取りを取り入れたりできる住宅商品」など、「フレックス」と名の付く住宅商品を数多くラインナップしています。⇒目次に戻るterra craft(テラ・クラフト)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,718万円90.6万円35坪3,094万円88.4万円40坪3,448万円86.2万円45坪3,825万円85.0万円50坪4,190万円83.8万円55坪4,543万円82.6万円60坪4,824万円80.4万円項目1項目2項目3)★ -->テラ・クラフトは都市部など比較的土地が狭く、住宅が密集した地域で建てることを想定した3階建て住宅。天井までの吹き抜けを取り入れた屋内で、1階床は通常より30cm下げ、2階と3階床も40cm下げることで、縦・横・斜めの立体的なつながりを設計しています。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」これにより、30~45坪程度の3階建てでも奥行き感のある、広がりを感じられる空間となっているんです。また、逆に1階の床を40cm上げたり、床を上下させたりと自由もきくので、アレンジによって個性豊かな居室も作れます。このようなステップフロアをつくる設計を、ヘーベルハウスでは、「X-SHIFT(クロスシフト)プランニング」といいますが、都市部で隣の建物により日光がさえぎられたり、近所からの視界が気になる状況を解消できる間取りを提供しています。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」仮に3階建てで1階にLDKを設ける場合も、暗くなりがちなところ、クロスシフトプランニングにより広くて明るい空間とすることができるのは魅力です。構造は、重量鉄骨システムラーメン構造なので、柱を建物の外周だけとすることができ、室内に邪魔な柱を立てることなく大空間を作ることも出来ます。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」それに、間仕切り壁を変更するなどリフォームが必要になった時でも、費用を抑えて簡単にできるので、例えば、子供が大きくなって家を出たときなど、子供部屋が必要なくなった際でも、別の部屋に変更することも容易です。「制震装置サイレス」が標準装備されているのは、もちろんですが、従来は、サイレスが邪魔で、構造上、クロスシフトプランニングの妨げになっていたこともありました。そこで、テラ・クラフトでは、玄関前の目隠し壁内にサイレスを組み込むことで、自由にクロスシフトプランニングの間取りが出来るようになったのです。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」限られた敷地や制限が多い環境でも、空間を縦に広げる工夫で広さと明るさを確保する。テラ・クラフトは、そこに注力する住宅商品なので、設計のアイデアが豊富に詰まっています。クロスシフトプランニングはもちろん、レフウォールと呼ばれる大きな明るい壁で太陽光を反射させて暗くなりがちな北側の部屋に光を届ける。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」また、3階の壁一面に設けられた腰高の窓を全面開口として光や風の通り道をつくるなど、多少設計が複雑になりがちなので、坪単価は若干高めになる傾向があるようです。⇒目次に戻るCUT&GABLE(カットアンドゲーブル)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,673万円89.1万円35坪3,006万円85.9万円40坪3,308万円82.7万円45坪3,577万円79.5万円50坪3,815万円76.3万円55坪4,020万円73.1万円60坪4,254万円70.9万円項目1項目2項目3)★ -->カットアンドゲーブルは、重量鉄骨3階建てに切妻形状を付けた独特のデザイン住宅。ヘーベルハウスの特徴的なキューブ型から切妻(GABLE)形状を削り出した(CUT)イメージをさせることから「CUT&GABLE」と名づけられました。制震装置「サイレス(SeiRReS)」を標準採用させた8層のクロスシフトプランニングを持つ空間構成が特徴なんです。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」部分的に40cmの床下げを組み合わせ、勾配天井の吹抜けや切妻の頂点部分をロフトとして設置する、また屋上を含めた床を活用する設計です。2階建て寄棟屋根住宅に5層床のGRANDESTA(グランディスタ)がありましたが、カットアンドゲーブルは3階建ての8層床。高さ制限が厳しい都市部の地域において、限られた建物の高さの範囲で、最大の空間を確保できることが強みとなっています。3階のテラス「ゲーブルテラス」は、光を取り入れたり、隣近所の視線を防ぐ設計とし、クロスシフト(X-SHIFT)プランニングは、無駄のない空間や床高さの配分が可能です。また、標準吹付け塗装より高価格の塗装である石材調の外壁吹付色「深岩(ふかいわ)」の採用は、重厚感と高級感をうみ出せます。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」高級塗装を使い、複雑な間取り設計が可能、3階建てと感じさせない奇抜な外観なので、坪単価はかなり高いのではと感じてしまいますが、意外にも3階建てヘーベルハウスの住宅商品群の中では、比較的コストを抑えたものとなっています。ヘーベルハウスらしくない形状で、賛否両論ある商品とはいえ、高級住宅という位置づけでもおかしくない住宅。もし、外観デザイン、内装設計に惹かれるなら、重量鉄骨システムラーメン構造3階建てで、この坪単価はかなりコスパが良いのではないでしょうか。⇒目次に戻るFREX monado(フレックス モナド)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,448万円81.6万円35坪2,779万円79.4万円40坪3,088万円77.2万円45坪3,375万円75.0万円50坪3,690万円73.8万円55坪3,938万円71.6万円60坪4,164万円69.4万円項目1項目2項目3)★ -->フレックス モナドは、フレックスを改良し、都市部でよくみられる間口の狭い敷地や道に接する環境など制約が多い場所でも、従来よりさらに、ゆったりとした居住空間を作れるように、工夫された住宅です。具体的には、鉄骨の厚みを12mmに強化し、間口方向に最大6m405cmのスパンをとれるようにした。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」構造壁を用いずに、建物の側面の柱だけで空間を構成するので、大空間が自由につくれ、さらに将来的に変更される間取りに対応させやすくした。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」柱と梁の接合部に、低降伏点鋼(柔軟性のある鉄)を利用した補強部材(デルタダンパー)を採用し、ピロティや室内の空間設計を妨げず、制震機能を備えた。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」従来より32cm低い新たな1階床のダウンフロアを導入し、メインの居室になる2~3階の空間をより広く確保。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」斜線制限に対応するため、躯体を斜めにカットするバリエーションを、従来の2種類から5種類へと選択の幅を広げた。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」柱継ぎの技術部材「コラムカプラ」の設定変更で、2tショートのトラックでの狭い敷地への部材搬送が可能となったので、施工可能な敷地が増えた。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」ピロティガレージ上部の床を約40cmm下げる工夫で、ガレージとして使い切れない上部の空間を2階部屋へ取り込んだ結果、約2.8mの高天井空間を2階部屋に実現。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」※ピロティガレージとは、2階建て住宅の1階部分の一部を部屋として使わず、駐車スペースにするなどの空間ベランダのALCコンクリート腰壁を約1.9mまで引き上げ、隣家や通りなどからの視線をさえぎることのできるプライベート半屋外空間をつくれる。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」上記の工夫が「フレックス モナド」にはあります。コンパクトな縦長の3階建てでも、狭い地域の都市部で、ますます、ゆったりした日差しの降り注ぐ空間が作れるようになったということですね。フレックス モナドは1階の大部分をガレージなど非居住空間をつくる仕様のため、通常の部屋を作る時と比べて設備、建具、窓など建材の使用が少なくなります。そのためか、ヘーベルハウスの3階建ての中でも、坪単価は抑え気味となる傾向です。⇒目次に戻るフレックス GENB(げんぶ)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,850万円95.0万円35坪3,199万円91.4万円40坪3,528万円88.2万円45坪3,825万円85.0万円50坪4,195万円83.9万円55坪4,554万円82.8万円60坪4,836万円80.6万円項目1項目2項目3)★ -->白い箱をイメージさせるヘーベルハウスですが、「フレックス GENB(げんぶ)」はヘーベルの壁が内部をくるみ、「箱」を組み合せたような造形が特徴です。その外壁も「玄武岩」をモチーフにした黒外壁がクールでカッコいい。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」実際、「玄武岩」は使用せず、黒色の吹付けをしているのですが、単色ではなく、黒色の中にも多彩な混色があることにより自然な岩肌感を実現しています。外壁の構造は、はじめに先端が直角に曲がった形の「壁」をかさねくるむように配置し、そこに屋根や床を架け渡すという造形イメージです。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」それは、ヨーロッパの石造建築をモチーフにしたモダンな外観としてデザインされています。都市部の住宅密集地において火災が起きた場合にも、隣家からの延焼を防止するために、鍵型の高い「ヘーベル板」が防火壁となり開口部をしっかりとガードします。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」両サイドを高く大きな壁で目隠しすることで、、隣近所からの視線をさえぎりプライバシーを守り、半屋外空間でも気にせず、開放的な住空間を楽しむ設計プランが組めるのも良いですね。今回、フレックス GENB(げんぶ)で導入された新アイテムとしては、狭小地における床面積の小さな3階建てでも屋上空間を使用できるよう、1坪サイズの小さなフラットルーフペントハウスと階段躯体を取り入れた設計です。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」都市部という敷地を広く取りにくい場所でも、屋上空間を無駄なく利用することで、狭さを感じさせない住宅を提供してくれます。ヘーベルハウスにしては複雑な凹凸のある外観、高級塗装である外壁色「玄武」の採用、垂直の高い外壁を建物外部に突き出した大きな袖壁の導入、屋上利用のフラットルーフペントハウスなど、他のヘーベルハウス3階建て住宅よりも高めの坪単価設定になっています。⇒目次に戻るFREX TOWNCOMPO(タウンコンポ)の坪単価「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,613円87.1万円35坪2,936万円83.9万円40坪3,228万円80.7万円45坪3,487万円77.5万円50坪3,815万円76.3万円55坪4,075万円74.1万円60坪4,230万円70.5万円項目1項目2項目3)★ -->重量鉄骨であるFREX(フレックス)の「構造壁を必要としないことで、大開口、大空間が可能」という特徴を最大限いかした住宅が、タウンコンポ。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」3階建てなのに30坪前後という小さい延べ床面積に加え、幅3m程度の細長い形状という条件でも、ゆったりと広さを感じさせる工夫がされています。「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」具体的には、・らせん状に移動する動線にそって生活空間を配置することで、すべてのフロアに自然光を届かせ、風を通しやすく、家族の気配を感じさせる設計「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」・背丈ほどの壁をめぐらせ、周囲からの視線を気にすることのない開放的なプライベートデッキ「そらのま」の採用「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」・居住空間ではないガレージ等の天井を下げることで、上階の天井高を約2.8mとし、ゆとりある空間がつくれる「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」・デッドスペースになりがちな階段下を書斎スペースなどで有効活用「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」・動線利用のみになりがちな廊下の長い壁面をオープン棚や収納として活用「ヘーベルハウスHPより:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/」上記の工夫で、敷地の制限が厳しい都市部においても、開放的で快適な住宅を提供してくれます。タウンコンポは3階建てながら、都市部で好まれる仕様なので、どうしても建坪が30坪前後と小さい住宅になりがち。その小さい建坪の住宅に、通常の建坪サイズ(40坪程度)で建てた場合と同様の機能と工夫がぎっしり詰まっているので、坪単価は若干高くなるのです。ただ、重量鉄骨3階建てなのに、2階建て同等程度の坪単価で建てられるお買い得感は、他のメーカーと比較しても優秀な商品と言えるでしょう。⇒目次に戻るヘーベルハウスの住宅商品名の分類についてヘーベルハウスの2階建て、3階建て商品の坪単価と特徴を上記のとおり紹介しました。ただ、ヘーベルハウスの住宅の建て方は、上記の商品名を指定して建てることもできますが、むしろ、住宅商品名を先に指定するのではなく、営業マンがお客さんの要望を聞きながら、その要望に一番近い商品をベースに設計されることが多いようです。例えば、2階建てで陸屋根の住宅を希望するだけだと、「キュービック」を案内されますし、2階建ての陸屋根住宅にクロスフロアを要望すると、案内されるのは「キュービック」ではなく「ステップボックス」をベースとした住宅となります。また、2階建てに寄棟屋根の住宅を希望すると「新大地」という住宅商品を案内されますが、そこに5層のクロスフロアを希望すると、住宅商品名は「グランディスタ」となります。3階建ての「フレックス3」を希望していても、都市部の狭い敷地という制約が多い場所で建てるなら「フレックス モナド」をベースとした住宅を案内されます。さらに、新大地に「のきのまent」の設計を取り入れたり「そらのま+」の設計を取り入れたりも出来ます。その場合は、ヘーベルハウスの基準にもよりますが、特徴の強いほうの住宅商品をベースとして案内されるようです。このことから分かるように、お客さんの希望する外観や間取り設計によって、後付けで住宅商品名の分類が決められることが多いのです。つまり、ヘーベルハウスの住宅は、基本性能は同じでも、外観や間取り設計によって商品名が異なっていると考えると理解しやすいでしょう。坪単価の決まり方も、住宅商品別に決定されるというよりは、「傾斜屋根を付ける」、「軒を深くする」、「屋上利用する」、「クロスフロアが何層あるか」、「そらのまを設ける」等、住宅設計上のオプション追加といった感覚で高くなっていきます。⇒目次に戻るヘーベルハウスと大手ハウスメーカーとの坪単価比較大手ハウスメーカー名平均 坪単価(底値)平均 坪単価(高値)積水ハウス55万円90万円大和ハウス55万円85万円ヤマダホームズ50万円65万円サンヨーホームズ50万円65万円三井ホーム55万円90万円トヨタホーム60万円75万円ミサワホーム60万円75万円セキスイハイム65万円85万円ヘーベルハウス70万円90万円パナソニックホームズ60万円80万円一条工務店55万円75万円住友林業60万円90万円項目名ここに説明文を入力)★ -->※住宅産業新聞データによるヘーベルハウスは、大手ハウスメーカーの中でもトップクラスで坪単価が高いメーカーと言えます。一見、商品ラインナップが多いので、高価格帯から低価格帯の中から幅広く選べるように見えますが、設計上の間取りや屋根形状、外観などの違いだけで基本性能は、どの商品も同じです。2階建てで言えば、ALCコンクリート「ヘーベル」やネオマフォーム、制震フレーム「ハイパワードクロス」といった高価な設備、建材が標準仕様で付けられているので、坪単価の底値が高止まりしていることが特徴ですね。耐震性を高めるため、2階建てでも、3階建てレベルの基礎の強度で設計しているので、見えにくい部分にも経費は多額にかかっています。ALCコンクリート「ヘーベル」の性質を生かすため、屋上利用をされる施主も多く、全体的な坪単価はどうしても高くなってしまいます。また、ヘーベルハウスというブランド価値も大いに坪単価に影響されますので、中から高年収世帯をターゲットとしたハウスメーカーとなっています。ヘーベルハウスの坪単価でみる競合ハウスメーカーは、積水ハウス、大和ハウス、セキスイハイム、です。ヘーベルハウスは、高価格帯メーカーで裕福層にアプローチしているメーカーなので、競合ハウスメーカーも裕福層をターゲットとしたハウスメーカーを選ぶとよいでしょう。裕福層をターゲットとしているハウスメーカー視点で考えると、木造である三井ホーム、住友林業も競合メーカーとして成り立ちます。ただ、住友林業は木造一択で考えているお客さんが多いこと、またヘーベルハウスと比べてカジュアルな雰囲気を持っている組織風土なので、競合メーカーとなることは少ないようです。特に、ALCコンクリート「ヘーベル」VS「ダインコンクリート」という外壁対決で、よく議論されることからも分かるように、ライバル意識の強い積水ハウスと競合すると、坪単価の引き下げ交渉には有利に働くでしょう。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!⇒目次に戻る坪単価から分析するヘーベルハウス(旭化成ホームズ)ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)基準期間年間着工数(戸建住宅)8,360戸2020年度売上高3,946億5,900万円2020.4.1~2021.3.31売上原価2,893億7,100万円2020.4.1~2021.3.31売上総利益1,052億8,800万円2020.4.1~2021.3.31粗利率26.67%―営業利益318億9,200万円2020.4.1~2021.3.31自己資本比率54.2%―宣伝広告及び一般管理費733億9,600万円2020.4.1~2021.3.31販促費等売上高比率18.59%―研究開発費34億1,200万円2020.4.1~2021.3.31売上高研究開発費率0.864%―従業員平均年収750万円(41.5歳)2020.4.1~2021.3.31従業員数4,700人2020.4.1~2021.3.31項目1項目2項目3)★ -->※決算公告・有価証券報告書・経営事項審査等より他の大手ハウスメーカーと比べて、ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)の坪単価の設定について、上記の表をもとに分析してみました。⇒目次に戻る”戸建て販売戸数”の坪単価への影響ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)は、旭化成(株)の子会社です。大企業のグループ会社とあって、販売戸数は4位となっています。多くの値引きは望めないヘーベルハウスでも、根強い人気があるので販売戸数は安定しています。他のハウスメーカーには見られない、ヘーベルハウスオーナーを「へーべリアン」という名称は、コアなファンの存在を物語っています。地震に強いというポジジョンを確立しており、ブランド価値も、知名度も高いので、今後、坪単価も上昇傾向にあります。大手ハウスメーカー戸建て販売戸数基準年度 一条工務店12,200戸2020年度 積水ハウス10,369戸   セキスイハイム9,555戸  4位 ヘーベルハウス8,360戸5位 大和ハウス7,019戸6位 住 友 林 業5,584戸 7位 ミサワホーム5,349戸   8位 パナソニックホームズ3,796戸 9位 トヨタホーム3,597戸10位 三井ホーム2,585戸  11位 ヤマダホームズ2,567戸   12位 サンヨーホームズ291戸○○○円○○○円ここにショップ名を入力○○○詳細)★ -->※住宅産業新聞データによる※現在は、プライムライフテクノロジーズ(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)が事業統合や子会社化で新会社として設立されています。その結果、プライムライフテクノロジーズは販売戸数ランキング1位となっていますが、パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホームともブランドネームが今も存在しているので、あえて分けて考えています。ヘーベルハウスは、大和ハウスやセキスイハイムと同じく大きな企業のグループ会社なので、資金も豊富。高級建材を多分に使用しているので、ヘーベルハウスに格安住宅はありません。中所得層から高所得層をターゲットにしているのに、販売戸数は安定的に推移していることから見られるように人気が高いので、強気な価格設定をしても受け入れられているのでしょう。⇒目次に戻る”売上総利益(粗利)”の坪単価への影響売上総利益は、別名、「粗利」といわれるもので売上高から売上原価を除いたものです。粗利は、いわば住宅会社の利益となる部分なので、粗利が高いと、私たちの負担が大きくなるということです。つまり、坪単価が上がるということですね。または、坪単価が安く見えても、建材の質を落としたり、人件費をおさえて施工されたりと、粗利が必要以上に大きくなることは、私たちにメリットはありません。そこで、ヘーベルハウスの場合は、適切な粗利率になっているのかどうかを見ていきましょう。大手ハウスメーカー12社粗利率【売上高に対する売上総利益(=粗利益)の割合】ヘーベルハウス26.67%住友林業22.79%ヤマダホームズ21.52%三井ホーム21.48%パナソニックホームズ20.26%ミサワホーム20.13%大和ハウス20.03%セキスイハイム20.00%積水ハウス19.35%一条工務店19.10%サンヨーホームズ18.92%トヨタホーム18.15%項目名ここに説明文を入力)★ -->※決算公告・経営事項審査等よりヘーベルハウスの粗利率は、大手ハウスメーカーでは何とナンバー1です。他のハウスメーカーは20%程度の利益を上乗せが平均的ですが、ヘーベルハウスの場合は26.67%というので驚きです。「2020年度のみが粗利率が高いのか」という疑問が生じたので、過去の年度の粗利率も調べてみました。(百万円) ヘーベルハウスの粗利推移2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度売上高411,511404,298406,797403,682415,704売上総利益110,600108,915111,689111,529114,814粗利率26.87%26.93%27.45%27.62%27.61%項目1項目2項目3項目4)★ -->上記、表で分かるとおり、毎年高い水準で推移しています。ヘーベルハウスのブラント価値や住宅性能を考えると、「仕方が無いか」と思ってしまいますが、それでも他のハウスメーカーと比較すれば、残念な結果です。余計な経費や必要以上の人件費が上乗せされていないことを祈るばかりですが、坪単価が高いことに大きく影響していることが伺えます。少なくとも、コスパは高いとは言えない結果ですね。⇒目次に戻る”自己資本比率”の坪単価への影響ヘーベルハウスの自己資本比率「54.2%」は、とても優良です。総資産の内の54.2%が負債のない資産となっていることは、倒産の可能性がとても低いということを表しています。自己資本比率とは、会社の安定性を表す指標となるもので、”企業が保有している「資産のすべて」”と”負債を除いた純資産”との比率をいいます。自己資本比率の見方:「70~90%」なら【超優良】、「40~69%」なら【優良】、「20~39%」なら【普通】、「11~19%」【やや危険】、「10%以下」は【危険域】、「0%以下」は【債務超過】せっかく建てた家のハウスメーカーが倒産してしまっては、住宅価値も急降下です。長期にわたってアフターケアを受けることができるのは、施主にとっても安心だし、倒産の心配がない企業はブランド価値も高まります。結果として、自己資本比率の高い企業が販売する住宅は、安定して価値の高いものになり、坪単価が上がる傾向にあるのです。特に、ヘーベルハウスはアフターケアが優れていることは有名なので、長期の手厚いサポートが受けられることは施主にとっては安心材料です。万が一、ライフプランの中で住宅を売ることになっても、自己資本比率の高いハウスメーカーの住宅は高値が付くことでしょう。⇒目次に戻る”販促費(宣伝広告費等)”の坪単価への影響販促費(宣伝広告費等)に費用をかけすぎると、住宅品質以外のところにコストがかかっていることになり、住宅費用にも上のせされて、坪単価も必要以上に上がるんです。私たちにとっては、住宅品質を高めるために必要な費用は許せても、ハウスメーカー都合のムダな経費の部分までは払いたくないものですね。ヘーベルハウスは、大手ハウスメーカー11社中、売上高に対する販促費(宣伝広告費等)の比率は真ん中あたり。ハウスメーカー名販促費等売上高比率積水化学(セキスイハイム)24.90%三井ホーム21.10%パナソニックホームズ20.68%ミサワホームズ19.89%ヤマダホームズ19.87%ヘーベルハウス17.80%サンヨーホームズ17.46%トヨタホーム17.26%住友林業16.91%積水ハウス11.72%大和ハウス11.38%項目1項目2)★ -->※決算公告等より※一条工務店は非公表ヘーベルハウスのCMの種類は多く、住宅展示場の出展数も少なくありませんが、販促費等(「宣伝広告費」「一般管理費」)は平均的なんです。高い知名度を維持しているのに、平均的な販促費等売上高比率「17.80%」で抑えられていることは、効率よく販促費等を活用できているという証拠です。旭化成のグループ企業ということで、知名度は高くブランド力もあるので、現状そこまで頑張って宣伝広告に費用をかける必要が無いのかもしれませんね。モデルハウスを訪れても、旭化成のサランラップをプレゼントされることはありますが、目だった豪華な物は配布されていないようです。ただ、他のハウスメーカーに比べて高所得層をターゲットにしているので、不定期のイベントなどではクオカード数千分を配布されていたり、高級ランチを提供したりと大盤振る舞いをされるケースもあります。何はともあれ、販促費は、住宅品質につながらない費用だけに、販促費等売上高比率が平均的なことは救われますね。ヘーベルハウスに関しては、少なくとも販促費にお金をかけすぎて坪単価が上がっている状態ではなさそうです。【販促費】「宣伝広告費」は商品の販売に関連して発生した費用のことTVCMなどの広告費やチラシ印刷代、住宅展示場出展費用など「一般管理費」は会社の収益を得るために使われる経費のこと従業員の給与・ボーナス、旅費交通費、水道光熱費、地代家賃など⇒目次に戻る”研究開発費”の坪単価への影響研究開発費に投資することは、その企業の住宅の質に大きく貢献することは分かっているものの、やっぱり私たちの住宅費用に上乗せされていることを考えると少しシビアになってしまいますね。私たちが支払う研究開発費を有効に使いつつ、住宅品質を高めていってほしいということを願うばかりですが、ヘーベルハウスの売上高と研究開発費のバランスはどのようになっているのでしょうか。また、ヘーベルハウスの坪単価の高さに、研究開発費は影響を与えているのでしょうか?次の表を見てみましょう。ハウスメーカー名研究開発費売上高比率(2020年度)一条工務店3.39%積水化学(セキスイハイム)3.32%ヘーベルハウス0.86%ミサワホーム0.84%パナソニックホームズ0.50%ヤマダホームズ0.48%積水ハウス0.39%大和ハウス0.24%サンヨーホームズ0.17%住友林業0.15%三井ホーム0.14%トヨタホーム0.00%項目1項目2)★ -->※経営事項審査等よりこの表を見ると、ヘーベルハウスは大手ハウスメーカー12社中、第3位。1位の一条工務店、2位のセキスイハイムは飛びぬけて高いものの、他の大手ハウスメーカーと比較してもヘーベルハウスは少し高いことが分かります。ヘーベルハウスは研究開発拠点の一つである静岡県富士地区に住宅総合技術研究所をつくり、住まいの価値を高める研究や技術開発に取り組んでいます。具体的には・最大風速40m/秒の風雨を再現できる装置を使って、建築で使用される様々な部分の防水性試験や屋根材などの耐風実験・最大300mm/時の降雨と赤外線ランプ照射による加熱を繰り返す耐久性や防水性などの実験・ロングライフを実現するために、建築部材に紫外線、熱、水などを与えて劣化要因を探る実験・床パネルや外壁パネルの曲げ試験、疲労試験を繰り返し、強度を確認する実験 ・床、壁ヘーベルや耐火部材の性能を確認するために、1時間で最高945℃まで加熱する実験・温湿度をコントロールできる部屋の中で、建築材料を冬季や夏季の環境下に置いて、劣化度合いを調べたり、施工性の検証を行う実験上記の実験をもとに、研究開発を行い、品質の高い住宅を提供しています。売上高に対して、他のハウスメーカーよりも若干高い研究開発費は、ロングライフ住宅を維持するために費やされているわけです。ただ、他のハウスメーカーに先駆けて、ロングライフ住宅の方針を打ちだし、災害に強い頑丈な住宅を提供し続けている状況を見ると、この数値で抑えられていることは、とても優秀であると考えられます。ムリなく研究開発費を使うことは、住宅性能をアップさせ続けているということで、私たちにとっても安心ですし、売上高に対してバランスの良い水準を保っている研究開発費の使い方は、必要以上に坪単価をあげる要因とならない点からも好印象を抱きます。⇒目次に戻る”従業員(営業マン等)平均年収”の坪単価への影響ハウスメーカー名平均年収(a)従業員数(b)従業員給与等総額(a×b)給与等売上総利益比率住友林業870万円(42.6歳)5,034人437億9580万円17.02%積水化学(セキスイハイム)869万円(43歳)2,745人238億5405万円7.22%大和ハウス868万円(39.1歳)16,417人1424億9956万円17.23%一条工務店845万円(40.8歳)5,600人473億2000万円60.28%積水ハウス792万円(43歳)15,071人1193億6232万円25.20%パナソニックホームズ746万円(43.6歳)3,620人270億520万円59.70%ミサワホーム710万円(44歳)2,605人184億9550万円55.48%ヘーベルハウス677万円(41歳)4,686人317億2422万円27.63%三井ホーム646万円(40歳)2,059人133億114万円41.99%サンヨーホームズ573万円(43歳)450人25億7850万円25.46%トヨタホーム466万円(34.9歳)793人36億9538万円25.89%ヤマダホームズ455万円(43.5歳)1,056人48億480万円33.42%項目1項目2項目3)★ -->※Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書等より従業員への給与が、売上総利益(=粗利)に占める割合、つまり粗利からどれだけ従業員の給与にまわしているかが、「給与等売上総利益比率」。粗利という企業利益を、従業員の給与として多く配分てしまうと、穴埋めとしてハウスメーカー側も運営資金を確保しようと、坪単価を高めて住宅を販売しなければ成り立ちません。また、従業員の給与を低く抑えすぎると、モチベーション低下の結果として、販売棟数が減り、ついには値引きにも応じてもらえない流れが生まれます。そうなると坪単価も上昇することにもなるでしょう。営業マンの立場から考えても、必要以上に値引きをすることは、企業収益が低くなり、個人成績にも影響するので、低い給与がさらに低くなってしまうという悪循環となります。そこで、ヘーベルハウスの粗利に占める従業員の給与は27.63%で高くもなく低くもない結果。企業としては、売上総利益に対する給与配分は、ムリのない比率といえます。給与額で見ると、大手ハウスメーカー12社中上位から8番目に位置しています。高価格帯であるヘーベルハウスで有名ですが、従業員の給与は意外にも、大手ハウスメーカー中、若干低めに抑えられていることが分かりますね。このことから、ヘーベルハウスは、従業員(営業マン等)の年収が特別、坪単価の高さに影響を与えていないことが見受けられます。【参考】 「給与等売上総利益比率」の求め方「従業員給与等総額」÷「売上総利益」×100=「給与等売上総利益比率」※「従業員給与等総額」⇒従業員(営業マンなど)の給与やボーナスの総額と考えています。「従業員の平均年収」×「従業員数」=「従業員給与等総額」※売上総利益⇒「売上高」から「売上原価」を引いたもの。(ヘーベルハウスの利益分)⇒目次に戻るヘーベルハウスのデータ分析から分かった結論以上、これらの結果をふまえて分かることは下記のとおり。・企業の母体が大きく、コアなファンも多いので、戸建て販売戸数も安定し、高い坪単価が維持されている。・粗利率は大手ハウスメーカー中、1番高く、利益が比較的大きく上乗せされている。結果、坪単価の上昇に大きく影響している。・自己資本比率が高いので、倒産の心配は少ない。長期にわたり手厚いサポートが受けられることで、住宅価値も高まっている。・売上高に対する販売促進費率は、平均的。効率的な宣伝広告費等の使い方で、高い知名度を維持しているのは高評価。・他のハウスメーカーと比較し、若干、研究開発費は高めだが、バランスの良い使い方で、坪単価に大きく影響を与えることなく、住宅価値を高めている。・高級住宅のラインナップが多いが、従業員の平均年収は比較的、抑えられている。坪単価に与える従業員の給与による影響は少ない。大手ハウスメーカーの中でもヘーベルハウスの知名度、ブランド力、住宅価値は高い。坪単価は高く設定されていても、根強い安定した人気があるので、大幅値引きも少なく、お買い得感は低いでしょう。企業母体がおおきく、経営状態も良い。さらに研究開発にも意欲があるので、今後も廃れることはないハウスメーカーとして君臨していくことが想定されます。予算的に余裕がある高所得層、少し頑張れば手が届く中所得層をターゲットとしたハウスメーカーなので、坪単価は下がる気配はなく、むしろ上昇傾向となっているようです。逆から言えば、坪単価に見合った高い住宅価値を提供しているのが、ヘーベルハウス。コスパが最適化されているのかというと疑問だが、品質という点においては確かな住宅商品であるといえます。⇒ハウスメーカーの坪単価ランキング!⇒鉄骨ハウスメーカーの坪単価TOPページ
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  • パナソニックホームズ(旧パナホーム)の坪単価の解説とデータ分析をもとに住宅価値を公開!
    パナソニックホームズ(旧パナホーム)の坪単価解説とデータ分析「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」パナソニックホームズ(旧パナホーム)の坪単価は、約59.8万円~145.6万円パナソニックホームズは、平屋~9階建てと幅広く対応していて、坪単価の価格範囲は比較的ひろいハウスメーカーです。例えば、2階建ては、Web限定商品を選択すると坪単価50万円台で建てることが出来る一方、完全注文住宅を選択すると130万円以上と中層から富裕層まで客層のターゲットはひろく設定されています。ただ、2階建てなら値引きも考慮して、坪単価70万台までに収まる施主が多いともいわれています。もちろん、追加でオプションを依頼したり、高級家具や設備を付けると上限は、キリがありませんが、この記事であげている坪単価を目安にパナソニックホームズの検討材料としていただければ幸いです。パナホームでなじみ深かった名称も、今では2018年に社名を変更してパナソニックホームズとなっています。パナソニックホームズというブランド名で再出発しているところですが、パナソニックホームズで設定された坪単価は果たして価値に見合っているのでしょうか。以下の記事では、商品別の坪単価を紹介したあと、パナソニックホームズの坪単価の適正さをデーターから分析していきます。「パナソニックホームズ」「トヨタホーム」「ミサワホーム」が統合し「プライムライフテクノロジーズ」に!パナソニックホームズは、パナホームという名称で住宅販売していましたが、2018年に社名を変更してパナソニックホームズとなりました。その後、親会社である「パナソニック」と「トヨタ自動車」が、合弁会社として「プライムライフテクノロジーズ」を設立したため、パナソニックホームズとトヨタホームも統合されることになり、今に至ります。ちなみに、ミサワホームはすでにトヨタホームと統合されていたので、「パナソニックホームズ」「トヨタホーム」「ミサワホーム」を「プライムライフテクノロジーズ」のグループ企業として存在しています。※パナソニック建設エンジニアリング、松村組もグループ企業の一員ただし、統合された現在も「パナソニックホームズ」「トヨタホーム」「ミサワホーム」とブランド名を残したまま営業販売されているので当サイトも各ブランド名のまま掲載しています。当記事を読むことで、次のことが分かります。・パナソニックホームズの商品別の坪単価・パナソニックホームズの坪単価は適正な設定になっているのか・大手ハウスメーカーとパナソニックホームズの「データ分析」比較から分かった”パナソニックホームズの価値”パナソニックホームズの「商品ごとの種類・構造」と「坪単価」一覧鉄骨2階建て商品名坪単価(目安)構造フォルティナS69.9万円 ~80.1万円大型パネル構造 <F構法>フォルティナX75.2万円 ~85.1万円大型パネル構造 <F構法>エルソラーナ65.2万円 ~74.8万円大型パネル構造 <F構法>カサート69.4万円 ~85.1万円制震鉄骨軸組構造 <HS構法>カサート プレミアム89.4万円 ~120.6万円制震鉄骨軸組構造 <HS構法>カサート アーバン80.4万円 ~99.6万円制震鉄骨軸組構造 <HS構法>鉄骨3階建て以上商品名坪単価(目安)構造ビューノ3E75.8万円 ~100.5万円制震鉄骨軸組構造 <HS構法>ビューノ3S72.8万円 ~90.2万円制震鉄骨軸組構造 <HS構法>多層階住宅 ビューノ90.2万円 ~110.8万円重量鉄骨ラーメン構造 <NS構法>完全注文の木造住宅(首都圏限定)商品名坪単価(目安)構造アーティム130.0万円 ~145.6万円木造軸組構造Web限定商品商品名坪単価(目安)構造ヴェッセ59.8万円 ~79.9万円大型パネル構造 <F構法>営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!パナソニックホームズの鉄骨2階建て住宅の坪単価フォルティナS 坪単価【69.9万円 ~80.1万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,403万円80.1万円35坪2,744万円78.4万円40坪3,068万円76.7万円45坪3,375万円75.0万円50坪3,665万円73.3万円55坪3,938万円71.6万円60坪4,194万円69.9万円フォルティナSは、建物をメインを柱ではなく、外壁・屋根・床のパネルで支える構造である「大型パネル構造(F構法)」。パナソニックホームズは、商品名を次々と変更することが多いので、分かりにくいのですが、フォルティナSは従来の「カサートC」「カサートファミオ」「エルソラーナ」の後継の住宅商品です。換気システムについては、従来の大型パネル構造(F構法)に、第2種換気を採用していましたが、フォルティナSでは第1種換気システムの「エコナビ搭載換気システムHEPA+」を採用しています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」「エコナビ搭載換気システムHEPA+」は、0.3μmの微小粒子を99.97%捕集できるので、花粉や黄砂だけでなく、PM2.5まで対策できる換気システム「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」また、フォルティナSでは、ZEH基準も標準でクリア(UA値0.6以下)しています。UA値住宅内から床、外壁、屋根(天井)、窓などを通過して住宅外へ逃げる熱量を表面全体の面積で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高い。大型パネル構造(F構法)は、パナソニックホームズの中では、坪単価を抑えた設定なのに、耐震性能は、パナソニックホームズの他の高級住宅商品と同じく、最高ランクの「耐震等級3」。デメリットとしては、間取り設計時に45cm単位でしか広さを調整できないので、間取りの配置を重視する人は、かゆいところに手が届かず苦労するかも。ただ、キラテックタイルの採用も出来るし、地震で全壊したときの、建て直しを「掛け金無料」で実施してくれる「地震あんしん保証」も付いているのでコスパは最高です。フォルティナSは、次に紹介するフォルティナXとは違い「エアロハス」が搭載されていないので、坪単価は抑えられています。フォルティナX 坪単価【75.2万円 ~85.1万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,553万円85.1万円35坪2,919万円83.4万円40坪3,268万円81.7万円45坪3,600万円80.0万円50坪3,920万円78.4万円55坪4,224万円76.8万円60坪4,512万円75.2万円フォルティナXは、2022年1月6日に発売された「全館空調エアロハス」が標準搭載された住宅。従来、大型パネル構造(F構法)では、全館空調エアロハスが採用不可であったところ、今回、フォルティナXでは、大型パネル構造(F構法)に全館空調エアロハスを付けることを可能とした住宅なんです。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」パナソニックホームズの中では、割安の大型パネル構造(F構法)なのに、全館空調エアロハスが標準搭載されているので、人気が高いものになっています。フォルティナSとの違いは、全館空調エアロハスが標準搭載されているかどうかの違いのみ。構造、耐火、耐震、防音、断熱気密性能は、フォルティナSとフォルティナXでは、同じなので全館空調が必要かどうかだけの問題となります。全館空調を付けると、機器を収納するための半畳分程度のスペースが2階に必要となりますので、間取りの検討が必要ですね。もちろん、全館空調の分として、坪単価はプラス5万円程度、フォルティナXが高くなります。※建坪40坪で約200万円アップエルソラーナ 坪単価【65.2万円 ~74.8万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,244万円74.8万円35坪2,562万円73.2万円40坪2,864万円71.6万円45坪3,150万円70.0万円50坪3,420万円68.4万円55坪3,674万円66.8万円60坪3,912万円65.2万円エルソラーナは、パナソニックホームズ(当時パナホーム時代に発売)の従来型の大型パネル構造の商品。現在は、フォルティナシリーズが、最新の後継住宅としていますが、従来のバージョンとして存在しています。エコに配慮した商品として、当時、太陽光発電(3kw)を標準装備、床下通気を利用した第2種換気システムの採用として、人気を博していました。フォルティナシリーズとの大きな違いは、やはり換気システムでしょう。フォルティナSは、HEPAフィルターを採用した第1種換気システム。フォルティナXも全館空調なので第1種換気システム。第1種換気システムは、外気を機器で取り込み、宅内の空気を排出するのも機器で行う換気システム方法一方、エルソラーナは、床下の基礎部分から外気を機器で取り込み、宅内からの空気排出は自然の力で行う第2種換気システム。第2種換気システムは、外気を機器で取り込み、宅内の空気を排出するのは自然の力で行う換気システム方法「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」床下から取り入れた空気は、暑い季節は涼しい、寒い季節は地熱の力で暖かいという性質を生かして、宅内に取り込む。また、床下からの通気は、チリやホコリをある程度、自然に落とした状態で、フィルターを通すので、省エネで効率的という考えで採用されていました。エルソラーナは、キラテックタイルも採用可能で、フォルティナシリーズと同じ耐震性能、耐火性能をほこりますが、、第2種換気を採用している分、構造上の隙間(開口部)が大きいので、断熱気密性能や防音性能は、若干劣ります。ただ、建ててからのランニングコストは最安で、節約志向の人にはうってつけです。坪単価については、パナソニックホームズの商品の中でも、かなりお安く建てることができますが、従来の商品のため、あまり選ばれることはないようです。カサート 坪単価【69.4万円 ~85.1万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,553万円85.1万円35坪2,891万円82.6万円40坪3,204万円80.1万円45坪3,488万円77.5万円50坪3,745万円74.9万円55坪3,971万円72.2万円60坪4,164万円69.4万円カサートシリーズは、2階建てパナソニックホームズの主力商品。従来は、2階建てパナソニックホームズ商品の多くを「カサート」という名称で統一し、制震鉄骨軸組構造(HS構法)である「カサートS」「カサートE」大型パネル構造(F構法)である「カサートC」という区分で販売されていました。しかし、2022年の現在では大型パネル構造(F構法)のシリーズは「フォルティナ」制震鉄骨軸組構造(HS構法)のシリーズは「カサート」と区分を変更しています。現在の「カサート」シリーズには、「カサート」「カサートアーバン」「カサートプレミアム」と3種類があります。ここで紹介する「カサート」は、都市部で見られる狭小地など法令条件や敷地制限が少ないといった、ごく標準的な環境で建てる場合の「カサート」です。とはいえ、「カサート」は15cm単位で間取りを広げたり、縮めたりできるので、多少の変形地で建てる場合でも、なんなく対応できる強みがあります。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」これが、パナソニックホームズがウリにしている「マルチモジュールシステム」というもので、天井も、240cmを基準に、250cm、270cmまたは225cmの全部で4段階で設定できます。特に、間取りの配置では15cmピッチの設計ができるので、「あと少し幅があれば、希望の部屋やスペースが配置できたのに!」という悩みは解消されそうです。例えば、間取りを配置していくときに、最後に余った間取りのスペースに収納を必要容量分だけ広げるといった微調整もできます。また、間取りで後回しにしがちなトイレや風呂場も、余った間取りのスペースに無理やり押し込めて、必要以上に狭くなってしまうことを避けて、微調整で広げることもできます。これが、大型パネル構造(F構法)のように、45cm単位でしか間取りを広げたり縮めたり出来ないとなれば、必要以上にトイレや風呂場が広くなりすぎたり、狭くなりすぎたりとなって、不自然な間取りになってしまうんですね。あと少し、リビングの広さに余裕を持たせたいと思っても、45cm単位で広げなければならないため、坪単価も大幅に上がってしまうことにもなります。つまり、坪単価の微調整も出来ることが、制震鉄骨軸組構造(HS構法)である「カサート」の強みでもあります。また、「カサート」シリーズはキラテックタイルや大判タイルの採用、全館空調エアロハスの採用、細かいところで言えば内装の建具、インテリアの仕様を含めて、パナソニックホームズが取り扱う仕様のほとんどが、オプション追加可能なので、カスタマイズがしやすいのです。そういう意味では、大型パネル構造(F構法)をとっている「フォルティナ」シリーズよりも坪単価は上がりますが、何かと自由度が高いということで、人気も高く、主力商品としてあげられています。カサートプレミアム 坪単価【89.4万円 ~120.6万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪3,618万円120.6万円35坪4,039万円115.4万円40坪4,408万円110.2万円45坪4,725万円105.0万円50坪4,990万円99.8万円55坪5,203万円94.6万円60坪5,364万円89.4万円カサートプレミアムは「カサート」の住宅性能はそのままに、全館空調エアロハスを標準搭載した住宅です。カサートプレミアムのターゲットとしている客層は、「上質で豊かなくらしを求める40歳代~50歳代半ば」としているので、比較的、高所得層を意識しているものです。先に紹介したカサートとの主な違いは、カサートプレミアムには...全館空調エアロハスが付いている断熱性能が高い『アルミ樹脂複合サッシS』が付いている上流層が好む外観、内観を意識しているとなります。全館空調エアロハスを標準搭載することで、宅内どこでも快適な温度設定の住空間を望めるだけでなく、内観のデザイン性も大幅に高めることができます。例えば、内観をそこなう室内エアコンを各部屋に付ける必要もないですし、全館空調で家じゅう快適な温度を保てるなら、自由に大きな窓や吹き抜けのある大空間の間取りを作ることが出来ます。また、吹抜けとつながる階段に、踊り場をつくることで、家族の想い出や趣味の物を飾れる「シェアステージ階段」をつくって楽しんだりできます。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」宅内の各部屋で温度差を作らないために、効率を優先して大空間のリビング、大きな窓など、センスの良い内観や間取りをあきらめなければならないケースってとても多いものです。思いのままに、自分が描いた間取りをつくる。全館空調エアロハスは、それを可能とするものです。さらに、カサートプレミアムは内観の自由性を広げるために、断熱性能が高い『アルミ樹脂複合サッシS』を採用することで、5.4mの吹抜けでも上下温度差0.9℃など、快適性を確保しています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」このように、断熱性能が高い仕様や、全館空調エアロハスを標準搭載することで、間取りの制限を大幅に解消し、上流層が好むインテリアや内観に近づけるような設計を可能としているのです。外観についても、重厚感と高級感をかもしだすために、デザイン性の高い軒先「ルーフフレームS」の採用や、重量タイルや天然石による重厚な外壁を積極的に採用しています。太陽光発電を設置する場合も、外観の上質感をこわさないように、屋根になじむデザインの「HITスリム」を採用しているのです。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」「カサート」に快適性を追求し、オプション追加を繰り返した結果、カサートプレミアムになるというイメージですね。そういうことから、カサートプレミアムの坪単価は、とても高くなっていることは言うまでもないでしょう。このように、カサートプレミアムは、上流層が好みそうな設備、仕様をあらかじめ「カサート」に搭載している住宅なんです。カサート アーバン 坪単価【80.4万円 ~99.6万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,988万円99.6万円35坪3,374万円96.4万円40坪3,728万円93.2万円45坪4,050万円90.0万円50坪4,340万円86.8万円55坪4,598万円83.6万円60坪4,824万円80.4万円カサートアーバンは、都市部のように敷地制限、法令上の制限が厳しい環境で、おススメされる住宅。もちろん「カサート」で採用できる住宅設備、仕様は「全館空調エアロハス」、「キラテックタイル」を含めて全て選択することが可能です。カサートアーバンは、限られた狭い土地に建てる場合でも、15cm単位で間取りを微調整できるので、スペースを無駄なく有効活用できることが強みです。また、横の伸縮だけでなく、縦の広さも4段階で調整できるので、斜線制限が厳しい地域でも床を一段下げたダウンフロアや天井高を上げる設計を取り入れることにより、開放感のある間取りを作ることもできます。これらは、制震鉄骨軸組構造 <HS構法>の特徴といえるもので、カサートアバーン独自の特徴ではないですが、都市部で建てることの多いカサートアーバンならではの工夫と設計パターンが組み込まれています。例えば...・都市におけるプライバシーを考慮するため2階の北側にリビングを配置する・都市においても、暮らしに自然の光と風を感じられるよう、2階ダイニングからバルコニーへ続く大開口を設計・家族の集う場所には、柱や間仕切りの少ない開放的な空間設計をつくる・毎日の生活動線に配慮してホームエレベーターも設置・ダウンフロア床下の、天井が低くなった1階部分はビルトインガレージとして活用このように、都会のコンパクトな敷地にも対応した、数多くの工夫と間取りプランが蓄積されています。また、カサートアーバンの大きな特徴として「くらしの統合プラットフォーム HomeX」を搭載していること。くらしの統合プラットフォーム HomeXとは壁に設置するタッチスクリーン型ディスプレイから、家電や住宅設備の機能を連携させて、各種機器の遠隔操作やさまざまな種類の情報をライフスタイルに合わせて提供できるシステム。スマホとの連携も可能。例えば・・・・家族のライフスタイルに合わせて、日々アップデートされ新着動画や天気情報など、おすすめの生活情報を提案。・台風の接近時には、雨風や飛来物を防ぐため、自動でシャッターを閉めたり、停電に備えて蓄電池に充電を自動開始。・家族と楽しんだり、安らぐ時間などシーンに合わせて最適なあかりや音楽で演出してくれる。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」このHomeXの機能は、とても日常をワクワクさせる機能が満載で、例えば「お出かけ」というシーンをあらかじめ設定しておくと、ボタン一つで電動シャッターがおりて、宅内の照明を消してくれる。また、家に帰ってきたときも、ステキな癒しの音楽で迎えてくれる。誕生日やクリスマスなど、特別な記念日や季節のイベントのサプライズとしても、あかりと音楽で盛り上げてくれます。その人の生活リズムに合わせた目覚まし設定も、ベストなタイミングで部屋の光を自然に明るくし、音楽を流すことで、最適な温度環境で朝を迎えられるのです。料理の時にも、季節に最適なレシピを提案したうえで、下ごしらえの様子などを動画で表示してくれるし、「調理をはじめる」ボタンを押すだけで、家電と連携して、自動的に調理をしてくれるというから驚きです。さらに、洗濯の時には、泥汚れの子供が帰ってきたことを、家族の会話から認識し、その情報をもとに、泥汚れに効果的な洗濯方法を提案したり、最適な洗剤を教えてくれる。このように、HomeXが家族の好みを把握し、家族の行動パターンから好きな番組が始まることを告知したり、照明や音響などを、それにあわせた環境で迎えてくれるといった、まさに、AIとともに暮らすという近未来のようなワクワク感が味わえるんです。ただし、洗濯機やエアコン、ロボット掃除機などのIoT家電との接続は、現時点ではパナソニックの家電製品を中心としたものになっていますし、家じゅうの家電をIoT家電にしなければいけないので、初期投資も大きいものになります。また、HomeXと連携できる電動シャッターや蓄電池も搭載しなければ、せっかくのシステムがつかえないので宝の持ちぐされとなりますよね。そのため、カサートアーバンの坪単価は、間取りを敷地に合わせた複雑設計になることも併せて、IoT家電設備など初期投資を考えると「カサート」よりもプラス坪単価10万円程度と、かなり高くなる傾向です。ただ、スマホと連携し、外出先からでも操作できる便利さや、HomeX向けのアプリを200種類以上用意されていること、また、これからさらにアップデートされていく、このシステムを搭載しているカサートアーバンは、かなり期待できる住宅ではないでしょうか。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!パナソニックホームズの鉄骨3階建て住宅の坪単価ビューノ3E 坪単価【75.8万円 ~100.5万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪3,015万円100.5万円35坪3,336万円95.3万円40坪3,604万円90.1万円45坪3,938万円87.5万円50坪4,235万円84.7万円55坪44394万円80.7万円60坪4,548万円75.8万円ビューノ3Eは、核家族世帯のみならず二世帯住宅にも対応したZEH対応の3階建て住宅。特に都市部は、小さい敷地なのに変形地といった条件の厳しい土地や、お隣同士が密接した環境が多いので、プライベート空間を確保することが難しいです。さらに、2世帯住宅となると、斜線制限やその他法令制限で、余裕のある空間を作ろうと考えるのはさらに難しくなるでしょう。しかし、パナソニックホームズは、ビューノ3Eを、これらを解決できる住宅商品として2017年7月20日に発売しました。具体的には、・制震鉄骨軸組構造の特徴である15cmきざみで構造を微調整できるため、敷地に合わせた間取りがつくれる。※敷地に合わせて構造を平面45度、斜めにカットすることも可能「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」・3階部分に最大天井高3.1mの広い「リビング」をもってくるプライベート設計と、柱、耐力壁が少なく、柱型が出ない設計で、大空間を確保。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」・ホームエレベーターを標準搭載しておりバリアフリーなので、各フロアの移動がラク。・環境に合った最適な勾配屋根(2.5寸~12.5寸)を選択し、斜線制限をクリアした上で、ゆとりのある3階の空間を確保。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」・鉄骨の強さを生かして、張り出し幅最長1.95mのオーバーハング設計が可能なので、1階部分をガレージに使用したり、駐車スペース上など縦の空間に部屋を持ってくることができる。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」という敷地制限が多い地域でも、ムダなスペースを極力減らして、ゆとりのある自由性が高い間取りが可能なんです。さらに、勾配屋根を組み合わせて、発電効率が高い、従来と比べて最大2.1倍のパネルを乗せられるという「HIT太陽光発電システム」を設置できる。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」これにより、都市部では難しかったZEH対応も可能となったのです。また、特に3階建ての住宅は、どうしても上下階の温度差があって住みにくいもの。全館空調エアロハスで、ある程度は解消されるものの、やっぱり全館、同じ温度とはいきません。そこで、少しでも上下階の温度差をなくすために、ビューノ3Eでは、より断熱性を強化した「アルミ樹脂複合サッシS」を標準採用しています。サッシは窓部分ごとに設置されるものなので、サッシを断熱性能の高いものに変更するだけで、家全体の快適さはグンと上がります。ビューノ3Eでは、眺望面やプライベート面の優位性から3階にリビングを持ってくる設計が多いですが、こういったことが可能なのも、断熱性を高める細かい工夫から生み出されたものなんですね。ビューノ3Eは、高層ビルや大型構造物で使われる座屈拘束の技術を取り入れた制震鉄骨軸組構造を使用し、耐震等級(倒壊防止・損傷防止)、耐風等級はすべて最高ランク。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」また、全館空調エアロハス、キラテックタイル、ホームエレベーター、パナソニック製太陽光発電システムHITは、ビューノ3Eで契約されるほとんどのお客様が、採用している設備仕様といわれています。そういうこともあり、坪単価はパナソニックホームズの中でも、かなり高めとなっています。ビューノ3S 坪単価【72.8万円 ~90.2万円】 「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,706万円90.2万円35坪3,038万円86.8万円40坪3,336万円83.4万円45坪3,600万円80.0万円50坪3,880万円77.6万円55坪4,136万円75.2万円60坪4,368万円72.8万円ビューノ3Sは、都市部で人気が高い多層階住宅『Vieuno(ビューノ)』を、特にニーズが多い3階建て住宅にしぼって販売を始めた住宅商品。購買決定権が強いといわれる女性目線を意識して作られた、都市部向けの3階建て鉄骨住宅なんです。ここでいう女性目線とは...家事を少しでも時短するために、家の中をラクに移動できる間取り設計収納容量をアップさせるだけでなく、キレイに収納できる工夫がされた設計都市部でも、ゆとりを感じさせるインターテラス、コンサバトリーなどガーデンルームの採用選択できる形状屋根の多さやシェードスクリーンや、ルーバーなど、都市型デザインに対応した外観アイテムの採用「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」など、せわしない毎日でも、心に余裕を持ち、オシャレですてきな日常を味わえることをコンセプトに、女性目線から考えられた設計となっています。特に、毎日の負担の大きい「料理」と「洗濯」を中心に考えた生活動線は、パナソニックホームズの中でも「家事楽スタイル」として有名ですが、これを強く反映されたものになっています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」そして、見渡しやすく、取り出しやすい位置へ収納できたり、収納の位置を家族が使いやすい場所へ配置したりと適材適所の収納計画がもりこまれています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」その他、家事をしている姿が見える間取り配置、家事の一連の作業が一箇所で作業できるスペースを、あえて組み込むことで、家族の協力を得やすい環境を作っています。このように女性目線を中心とした間取り設計が考えられていますが、間取りにこだわってしまうと、どうしても配置によっては構造が弱くなってしまいがちなんです。一般的には、間取りと構造の関係はバランスがとても大事で、慎重に考えなければならないことですが、構造の強さを優先させると間取りが制限されることが多いので、あえて構造の強さを最高等級としない場合も住宅業界では多く見受けられるのです。しかし、ビューノ3Sはどのような間取り設計でも、住宅性能表示の構造等級3種類(倒壊、損傷、風)がすべてにおいて最高等級(倒壊の耐震等級3、損傷の耐震等級3、耐風等級2)を標準仕様として約束しています。屋根形状も、寄棟屋根、切妻屋根などの勾配屋根やフラット屋根も選択ことができますし、フラット屋根の場合は屋上も設けることができるので、もちろん法令制限の範囲内ではありますが、外観デザインや間取りの幅も広げることができます。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」設備や仕様についても、全館空調エアロハスやキラテックタイルも付けられますし、「エコナビ搭載換気システム HEPA+(プラス)」も標準仕様とされているので、構造面、間取り設計、設備仕様面いずれにおいても自由性がきいたプランを作ることが出来るのでうれしいですね。お好みで、シェードスクリーンや、ルーバーなど、都市型デザインに合ったセンスの良いアイテムも用意されています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」できることも多いので、ついついオプション追加も多くなり、坪単価も上がりがちですが、ホームエレベーターが標準仕様とされていないので、そのぶんビューノ3Eに比べると坪単価は抑えられています。多層階住宅 ビューノ 坪単価【90.2万円 ~110.8万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪3,324万円110.8万円35坪3,717万円106.2万円40坪4,104万円102.6万円45坪4,500万円100.0万円50坪4,850万円97.0万円55坪5,159万円93.8万円60坪5,412万円90.2万円制約の多い都市部で効果を発揮する、最大9階建てまで対応可能な多層階建てのビューノ。都市部では、多層階住宅としてパナソニックホームズの住宅がたくさん見受けられたりと、かなりのシェアを誇っています。このビューノは、重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)を採用しており、柱と柱の間隔は最大で10.8mと広く取れるため、リビングなどに大空間、大きな窓をつくれます。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」また、最大3.6mまで建物の張り出しが可能(オーバーハング)なので、駐車スペースの上に部屋を設けるなどの工夫が容易なんです。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」新築時や万一のメンテナンス時にも、敷地境界から30cm程度あれば、足場を建てる必要もなく、建築やメンテナンス工事ができるので、ムダな費用がカット出来るのも良いですね。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」間口・奥行き・高さとも15cm単位で設計できるので、間取りの自由度はもとより、建築基準法の道路斜線や日影規制にも柔軟に対応できることが強みです。多層階ビューノのもう一つの強み。それは賃貸併用住宅や店舗併用住宅として使えること。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」例えば、5階建てのビューノを建築するなら1階、2階、3階を賃貸住宅や店舗物件として貸し出し、4階、5階を2世帯住宅など自宅として利用すると、月に45万円から50万円の収益が見込めるので、住宅ローン返済などに充てることが出来ますね。もちろん、賃料をいくらにするかや延床面積、建物の仕様などの条件によって変わってきますが、長い目で見れば2階建てや3階建てよりも多層階住宅ビューノは、収益をうみだしお得となります。重厚感と光触媒を生かした耐久性を持つ「キラテックタイル」も外壁に採用できるし、快適性を追求した熱交換システムを持つ全館空調「エアロハスM」も追加できる。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」そのほか、パナソニックグループならではのIoT技術を導入したスマートライフ設備や、標準装備としてホームエレベーターや制震装置も付いてくるんです。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」ホームエレベーターは、一般的に本体価格250万円~400万円程度するので、標準装備というのはうれしいですが、反面、電気代・法定点検・固定資産税など年間の維持費(目安8万円~10万円程度)を考えておく必要があるのでご注意を。このように、重量鉄骨ラーメン構造を生かした高耐震性はもとより、高価な設備が標準装備されていたり、耐久性、、快適性を備えている多層階ビューノは良いところが目立ちますが、坪単価90.2万円 ~110.8万円と、とても高いところがデメリットですね。階層が高くなれば、建築費が高額になることは仕方がないのかも知れませんが、多層階のビューノを建てるときは、ある程度の覚悟が必要というわけです。でも、パナソニックホームズでは、賃貸経営が初めてでも、一括借上サービスが用意されていることもあり、賃貸併用住宅や店舗併用住宅を考えているなら、結果として2階、3階建て住宅よりもお得に建てられるポテンシャルを秘めているのは大きなポイントです。パナソニックホームズの完全注文住宅の坪単価アーティム 坪単価【130.0万円 ~145.6万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪4,368万円145.6万円35坪5,005万円143.0万円40坪5,616万円140.4万円45坪6,201万円137.8万円50坪6,760万円135.2万円55坪7,293万円132.6万円60坪7,800万円130.0万円アーティムは、お客さんのこだわりに限りなく寄り添った木造住宅。パナソニックホームズ、唯一の木造住宅なのです。ハウスメーカーの建てる住宅は、自由設計と言いながらも、完成した住宅はどれも似ている、いわば規格住宅に近い物になってしまいます。地元の工務店なら、オンリーワンの自由設計が可能かもしれませんが、多くの大手ハウスメーカーは、効率性を上げるために、工場で量産された部材でパターン化して建築するので仕方がないのかもしれません。そこで、パナソニックホームズは、地元の工務店のような自由設計を可能とし、大手ハウスメーカーとして培ってきた鉄骨住宅の技術を詰め込んだ木造住宅として販売している、それがアーティムなんです。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」大手ハウスメーカーと設計士事務所、地元の工務店の良いとこ取りをしたプレミアム住宅というイメージですね。具体的には、建てる施主さんにごとに専属チームが組まれて、一から設計するという完全自由設計で建てられる。つまり、「基本的に出来ない間取りはほとんどない」といっても過言ではないぐらいの細かい要望をくみ取って、家づくりを進めてもらえるんです。これって、けっこう重要で、大手ハウスメーカーの多くが構造の制限によって、思うような間取りがつくれなかったり、社内ルールから外れた要望は取り入れてもらえないことがほとんどなのです。さらに、多くの大手ハウスメーカーでは、間取りプランを担当営業マンが考えることが多く、構造の計算上で問題がないかという確認を設計士がしている程度なのです。専属チーム制が取られることで、間取り段階からプロの設計士の提案を受けながら、自分だけにカスタマイズされた住宅に仕上がっていくのです。使用する部材も施主さんの要望に合わせて、上質な無垢のフローリング、断熱性が格段に上がる木製サッシ、土の質感を出す外壁など高級部材を取り揃えています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」構造は自由性が極めて高い木造軸組工法ですが、そこにパナソニックホームズの技術が色濃く反映されています。高層ビルや大型構造物で使われる座屈制震技術を元に開発された制振装置「アタックダンパーW」を標準仕様で搭載し、中地震・大地震においても住宅の変形を低減する効果で耐震の最高等級をとっています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」また、換気・空調については、「エコナビ搭載換気システム HEPA+(プラス)」を標準仕様とし、一年中、手術室やクリーンルームの室内と同じようなきれいな空気環境で暮らせます。断熱性については、充填断熱材+外断熱のダブル断熱外壁に、ガラス3枚の間にアルゴンガスを封入しているので、UA値0.6W/m²k以下。高断熱木製サッシの効果と合わせて、使う電気と発電してつくるエネルギーを実質0にする暮らしができるZEH対応もしています。一から住まいをつくっていくフルオーダーメイドなので、坪単価はパナソニックホーム中、最高の高坪単価となっています。ただ、間取りに特殊性を求めない人、間取りに強いこだわりを持っていない人は、アーティムで建てる意味はなく、他のハウスメーカーに比べて間取りの自由性が高い、通常の鉄骨パナソニックホームズ住宅で事足りることが多いかも知れませんね。パナソニックホームズのWeb限定商品の坪単価ヴェッセ 坪単価【59.8万円 ~79.9万円】「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」【坪数】建築総費用(本体価格+付帯工事+オプション費用など)※目安坪単価30坪2,397万円79.9万円35坪2,678万円76.5万円40坪2,928万円73.2万円45坪3,150万円70.0万円50坪3,335万円66.7万円55坪3,482万円63.3万円60坪3,588万円59.8万円ヴェッセはWEB限定のみで販売の、坪単価を抑えた住宅商品。それなのに、ZEH仕様はもとより、万一地震で全壊・半壊があった場合に、パナソニックホームズが建て替えや補修を掛金なしで実施してくれる「地震あんしん保証」がついています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」パソコンやタブレット、スマートフォンなどのWEB上で、自分自身が間取りやデザイン・仕様のシミュレーションを簡単に行えます。そういうこともあり、ハウスメーカー側の負担を減らし、効率よく家づくりの提案を進めていけるので、坪単価はかなり抑えられているんです。ある程度、パターン化された間取りしか選択できませんが、プロが厳選したプラン・設備・仕様の中から、自分にとって必要なものを選択できるので、一定の間取り、デザインは保証されています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」ただし、出来るだけ、坪単価を抑えた住宅なので、1階と2階の床面積がおなじ総2階が基本となる、どこにでもある外観デザインになってしまいがちです。選択できるプランは、120プランで、屋根形状は陸屋根・切妻・寄棟の3種類。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」内装インテリアは、まずは「ナチュラルスタイル」と「アーバンスタイル」から選択し、色はライト系・ミディアム系・ダーク系の組み合わせで6パターンから選べます。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」また、注意したいことは、最低限の標準となる仕様は付いているものの、オプション費用を支払って、追加する設備仕様は意外と多いこと。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」例えば、造り付けカウンターはプラス約7.7万円であったり、リビング用床暖房はプラス約80万円が必要。手動シャッター雨戸は、2箇所でプラス9万円だったり、可動間仕切り収納は、扉収納のトールタイプならプラス9.9万円だったりと、本体価格に含まれていない設備仕様も多いのです。オプションを一切付けないでいくことも可能ですが、それでは何だか空虚な住宅になってしまいます。選択する屋根形状も、切妻なら標準仕様だけれど、寄棟屋根なら約20万円程度安くなるものの、陸屋根だと約30万円高くなったり、ヴェッセで建てると必ず坪単価が安くなるイメージを持っていると痛い目を見るかも。そのあたりは、WEBからご自身でシュミレーションを進めていくうえで、オプション追加をしていくごとに、金額が明確になっていくので、その都度確認して、予算調整しましょう。ヴェッセの構造は、モノコック構造である大型パネル構造(F構法)を採用し、その他のパナソニックホームズの自由設計住宅と変わらない耐震等級3となっています。「パナソニックホームズHPより:https://homes.panasonic.com/」また、全館空調エアロハスの設置はムリですが、キラテックタイルや蓄電池、太陽光発電の設置は可能なので、予算が合えば採用しても良いでしょう。インターネットで家づくりを進めていくといっても、プランの大わくが決定できたら、営業マンと対面で打ち合わせをしていくことになるのも、承知しておく必要があります。大手ハウスメーカーのブランド力と性能の安心感を持ちつつ「間取りには、そこまでこだわらない」、「鉄板の間取りが一番よい」、「家づくりを急いでいる」という人には、ピッタリの住宅と言えるでしょう。パナソニックホームズと大手ハウスメーカーとの坪単価比較大手ハウスメーカー名平均 坪単価(底値)平均 坪単価(高値)積水ハウス55万円90万円大和ハウス55万円85万円ヤマダホームズ50万円65万円サンヨーホームズ50万円65万円三井ホーム55万円90万円トヨタホーム60万円75万円ミサワホーム60万円75万円セキスイハイム65万円85万円ヘーベルハウス70万円90万円パナソニックホームズ60万円80万円一条工務店55万円75万円住友林業60万円90万円※住宅産業新聞データによる坪単価を見てみると、パナソニックホームズは、低所得層から高所得層まで、とても幅広いお客さまをターゲットにしているハウスメーカーです。完全注文住宅といった坪単価がゆうに100万円超えをする住宅商品から大型パネル構造 <F構法>を使用した比較的、坪単価が抑えられた商品とオールマイティーにカバーしています。時代に合わせたWEB限定商品のヴェッセは、お手軽にお安く建てられる商品として、予算が心もとない方でも十分手が届く。全体的には、他の大手ハウスメーカーの坪単価と比べて安くもなく、高くもないのですが、どの所得層でも候補に上がってきてもおかしくないハウスメーカーがパナソニックホームズなんです。さらにパナソニックホームズは、メンテナンスを最大限おさえることが出来るキラテックタイル、高性能な全館空調システム、珪藻土の内壁など開発に余念がなく住宅性能はトップクラス。また、掛金不要で地震での損傷、倒壊を保証してくれる「地震あんしん保証」付きも他のハウスメーカーにはない大きな特徴です。それなのに、坪単価は大手ハウスメーカーの中でも抑えられているのでコスパは抜群といえるでしょう。パナソニックホームズの建材仕入先は、おもにパナソニック(株)なので、建材を特定のグループ会社から一括して仕入れることで、比較的、低単価で建築することができるのでしょう。パナソニックホームズの坪単価でみる競合ハウスメーカーは、積水ハウス、大和ハウスです。ただ、パナソニックホームズは、幅広いターゲット層にアプローチしているメーカーなので、特定の競合はなく、逆から言えばどのハウスメーカーでも競合となりえます。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!坪単価から分析するパナソニックホームズ(旧パナホーム)パナソニックホームズ(旧パナホーム)基準期間年間着工数(戸建住宅)3,796戸2020年度売上高2,232億600万円2020.4.1~2021.3.31売上原価1,779億7,700万円2020.4.1~2021.3.31売上総利益452億2,900万円2020.4.1~2021.3.31粗利率20.26%―営業利益△9億4,600万円2020.4.1~2021.3.31自己資本比率36.9%―宣伝広告及び一般管理費461億7,500万円2020.4.1~2021.3.31販促費等売上高比率20.68%―研究開発費11億2,000万円2020.4.1~2021.3.31売上高研究開発費率0.501%―従業員平均年収746万円(43.6歳)2020.4.1~2021.3.31従業員数3,620人2020.4.1~2021.3.31※決算公告・有価証券報告書・経営事項審査等より他の大手ハウスメーカーと比べて、パナソニックホームズ(旧パナホーム)の坪単価の設定について、上記の表をもとに分析してみました。”戸建て販売戸数”の坪単価への影響パナソニックホームズは、販売戸数は8位になっています。パナホームから名称を「パナソニックホームズ」に変更となったかと思えば、トヨタホーム、ミサワホームなどとグループ会社を設立し「プライム ライフ テクノロジーズ株式会社」となるなど、知名度が若干低くなってしまったことが、大手ハウスメーカー中、販売戸数の低さに影響しているのでしょうか。CMも流されているものの印象が薄い仕上がりになっているのも、気になります。また、良い面とも言えますが、パナソニックホームズは、それほど営業マンのノルマが比較的、厳しくない会社なので、販売戸数の低さにつながっているのは仕方がないのかもしれませんね。大手ハウスメーカー戸建て販売戸数基準年度 一条工務店12,200戸2020年度 積水ハウス10,369戸   セキスイハイム9,555戸  4位 ヘーベルハウス8,360戸 5位 大和ハウス7,019戸6位 住 友 林 業5,584戸 7位 ミサワホーム5,349戸  8位 パナソニックホームズ3,796戸 9位 トヨタホーム3,597戸10位 三井ホーム2,585戸  11位 ヤマダホームズ2,567戸   12位 サンヨーホームズ291戸※住宅産業新聞データによる※現在は、プライムライフテクノロジーズ(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)が事業統合や子会社化で新会社として設立されています。その結果、プライムライフテクノロジーズは販売戸数ランキング1位となっていますが、パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホームともブランドネームが今も存在しているので、あえて分けて考えています。パナソニックホームズはトヨタホーム、ミサワホーム等とグループ企業になることで、戸建住宅だけでなく、マンション建設、賃貸住宅、土地活用、リフォーム事業、中古住宅売買など、さらに幅広く手がけるようになりました。特に、まちづくりを目的として、マンションに隣接したウェルネス複合施設や商業施設、公園を一体として整備する大規模事業は、プライム ライフ テクノロジーズ株式会社として再出発したからこそ実現できたもの。販売戸数が低いことは、坪単価が下がりにくい原因になりますが、パナソニックホームズは戸建住宅の販売戸数が不振でも、それ以外の収益から、ある程度、余裕を持った経営で坪単価の値引きが期待できそうです。”売上総利益(粗利)”の坪単価への影響売上総利益は、別名、「粗利」といわれるもの。これは、売上高から売上原価を除いたものになります。「私たちが支払う費用」から、「ハウスメーカーが家を建てるために、仕入れる材料費や下請けに支払う費用など」を差し引いたものということですね。粗利は、住宅会社の利益となる部分で、粗利が高いと、住宅会社がもうかる。つまり、坪単価が上がるということになり、私たちの負担が大きくなるということです。または、坪単価が安く見えても、私たちの見えないところで、必要以上に住宅建材の質を落としたり、人件費をおさえて短期間で施工される。こういうことでも粗利率が上がりますが、それは品質面でも私たちにメリットはありません。逆に、粗利率が低すぎても経営がまわらなくなり、倒産ということにもなるので、適切な粗利率が求められます。※粗利率は売上高に対する利益の占める割合そこで、パナソニックホームズの粗利率は最適なものになっているのでしょうか?さっそく見ていきましょう。大手ハウスメーカー12社粗利率【売上高に対する売上総利益(=粗利益)の割合】ヘーベルハウス26.67%住友林業22.79%ヤマダホームズ21.52%三井ホーム21.48%パナソニックホームズ20.26%ミサワホーム20.13%大和ハウス20.03%セキスイハイム20.00%積水ハウス19.35%一条工務店19.10%サンヨーホームズ18.92%トヨタホーム18.15%※決算公告・経営事項審査等よりパナソニックホームズの粗利率は、大手ハウスメーカー中、5位の20.26%。大手ハウスメーカーの平均の粗利率は20%ぐらいなので、最適な数値といえるでしょう。パナソニックホームズとしても経営に無理のない程度の粗利率なので、やり方次第で値引きには柔軟に対応してくれそうです。ただ、パナソニックホームズは提携代理店で活動している地域があり、代理店ごとに粗利率が違うので、注意する必要があります。提携代理店は、パナソニックホームズ直営の販売店よりも、粗利率が低いので、多少、坪単価値引きが難しい傾向があるようです。参考提携代理店売上高売上総利益粗利率(%)パナソニックホームズ北関東(株)187億151万8千円30億4,012万6千円16.3パナソニックホームズ埼玉西(株)91億6,071万9千円14億2,337万円15.5パナソニックホームズ多摩(株)58億3,510万7千円8億9,774万2千円15.4パナソニックホームズ北九州(株)27億7,681万6千円5億4,414万7千円19.6                                        ※R2.3.31経営事項審査結果より”自己資本比率”の坪単価への影響ハウスメーカー12社自己資本比率セキスイハイム63.2%積水ハウス54.6%ヘーベルハウス54.2%一条工務店45.2%大和ハウス44.2%トヨタホーム41.6%三井ホーム39.5%住友林業37.8%パナソニックホームズ36.9%サンヨーホームズ32.2%ミサワホーム28%ヤマダホームズ4.1%基準年度:2020年度 参考:決算公告・経営事項審査よりパナソニックホームズの自己資本比率は、36.9%。数値だけをみれば、企業の安定度は普通の中でも良い方といえます。黒字企業の平均も、不動産業については「32.7%」(中小企業庁「平成30年中小企業実態基本調査」による)なので、それを上回るパナソニックホームズの自己資本比率の数値36.9%は、経営財務的にも安心してよいでしょう。自己資本比率とは、会社の安定性を表す指標となるもので、”企業が保有している「資産のすべて」”と”負債を除いた純資産”との比率をいいます。自己資本比率の見方:「70~90%」なら【超優良】、「40~69%」なら【優良】、「20~39%」なら【普通】、「11~19%」【やや危険】、「10%以下」は【危険域】、「0%以下」は【債務超過】自己資本比率が特別高いわけでも低いわけでもありませんので、坪単価に与える影響は少ないと考えます。坪単価の値引きも大幅値引きとはいきませんが、そこそこの値引きは期待できるでしょう。”販促費(宣伝広告費・一般管理費)”の坪単価への影響販促費(宣伝広告費・一般管理費)は、企業をアピールするための費用に使われ、住宅建築や住宅性能を上げる費用と直接的には関係ありません。※以下、販促費(宣伝広告費等)という。なので、売上高に対して販促費(宣伝広告費等)が高いということは、一般的には私たちが支払う住宅建築費用もムダに高くなり負担になるわけです。しかし、一方、企業の宣伝広告によって、そのハウスメーカーの知名度が上がり、ひいては、ブランド価値が高まることにもつながっていきます。販促費(宣伝広告費等)に費用をかけることは決して悪い事ではありませんが、バランスが大事なのです。そこで、パナソニックホームズの販促費(宣伝広告費等)は最適な数値になっているのでしょうか。売上高に対して、どの程度、販促費(宣伝広告費等)をかけているのか見ていきましょう。ハウスメーカー名販促費等売上高比率積水化学(セキスイハイム)24.90%三井ホーム21.10%パナソニックホームズ20.68%ミサワホームズ19.89%ヤマダホームズ19.87%ヘーベルハウス18.59%サンヨーホームズ17.46%トヨタホーム17.26%住友林業16.91%積水ハウス11.72%大和ハウス11.38%※2020年度決算公告等より※一条工務店は非公表【販促費】「宣伝広告費」は商品の販売に関連して発生した費用のことTVCMなどの広告費やチラシ印刷代、住宅展示場出展費用など「一般管理費」は会社の収益を得るために使われる経費のこと従業員の給与・ボーナス、旅費交通費、水道光熱費、地代家賃などパナソニックホームズの売上高に対する販促費(宣伝広告費等)の比率をみると、20.68%となっています。他の大手ハウスメーカーと比較しても、販促費(宣伝広告費等)に費用をかけていると言えます。全国の住宅展示場にも多数出展しているほか、テレビCMも頻回にながしているのも販促費(宣伝広告費等)を押し上げている原因でしょう。また、事業の幅もひろく、「戸建て事業」、「土地活用」「複合開発・分譲」「リフォーム・不動産流通」「海外事業」と積極的に手がけているので、販促費(宣伝広告費等)がふくらむのは当然です。積水ハウスや大和ハウスと比べて、差が9%程度と大きく、宣伝広告等に力を入れていることが伺えます。一方、販促費のなかでも、一般管理費は代理店方式を採用していることもあり、水道光熱費、地代家賃等が抑えられていて、比較的少ない費用で済んでいるのかもしれません。全体でみると、20.68%で収まったという結果でしょう。販促費が坪単価アップに対する影響は、多少なりともあると考えることが自然です。”研究開発費”の坪単価への影響時代に合わせた技術投資として、研究開発費にコストをかけることは、より良い商品を生み出していくうえで必要です。しかし、必要以上にコストをかけることは、将来の投資としては有効でも、その時点で購入するお客さんにとっては負担でしかありません。もちろん、研究開発の積み重ねとして、進化した住宅を購入できるという恩恵はあります。ですが、ハウスメーカーが研究開発費にコストをかけすぎた結果、坪単価の上昇という形で、現時点で購入するお客さんにとって直接、住宅品質に反映されない費用をムダに支払うことは、なんだか悲しくなりますよね。ようは適正なバランスが求められますが、パナソニックホームズの売上高に対する研究開発費の率はどのようになっているのでしょうか。ハウスメーカー名研究開発費売上高比率(2020年度)一条工務店3.39%積水化学(セキスイハイム)3.32%ヘーベルハウス0.86%ミサワホーム0.84%パナソニックホームズ0.50%ヤマダホームズ0.48%積水ハウス0.39%大和ハウス0.24%サンヨーホームズ0.17%住友林業0.15%三井ホーム0.14%トヨタホーム0.00%※2020年度 経営事項審査よりパナソニックホームズの売上高に対する研究開発費の率は、0.5%となっています。一条工務店やセキスイハイムは、断トツで高いですが、それらを除くと高くも低くもない数値となっています。つまり、適正な研究開発費で経営されていると考えられます。パナソニックホームズの研究開発の内容は、おもに「住宅機器とインターネットをつなげるIoT技術の研究」、「宅内の空気環境の質の向上」、「防災対応力を強化するレジリエンス住宅」の開発等とされています。また、最近は、高いデザインクオリティの設計提案にも力を入れています。このように、必要な研究開発費をかけることは、パナソニックホームズの進化には不可欠で、これから住宅購入されるお客さんにとっても歓迎されることですね。一方、研究開発費売上高比率0.5%という数値は、必要以上に支出していない最適な数値なので、坪単価上昇に与える影響は少ないと考えられます。”従業員(営業マン等)平均年収”の坪単価への影響ハウスメーカー名平均年収(a)従業員数(b)従業員給与等総額(a×b)給与等売上総利益比率住友林業870万円(42.6歳)5,034人437億9580万円17.02%積水化学(セキスイハイム)869万円(43歳)2,745人238億5405万円7.22%大和ハウス868万円(39.1歳)16,417人1424億9956万円17.23%一条工務店845万円(40.8歳)5,600人473億2000万円60.28%積水ハウス792万円(43歳)15,071人1193億6232万円25.20%ヘーベルハウス750万円(41.5歳)4,700人352億5,000万円33.47%パナソニックホームズ746万円(43.6歳)3,620人270億520万円59.70%ミサワホーム710万円(44歳)2,605人184億9550万円55.48%三井ホーム646万円(40歳)2,059人133億114万円41.99%サンヨーホームズ573万円(43歳)450人25億7850万円25.46%トヨタホーム466万円(34.9歳)793人36億9538万円25.89%ヤマダホームズ455万円(43.5歳)1,056人48億480万円33.42%※Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書等より「給与等売上総利益比率」従業員への給与が、売上総利益(=粗利)に占める割合。ハウスメーカーの粗利(収益)からどれだけ従業員に給与を渡しているのかが分かる比率。【参考】 「給与等売上総利益比率」の求め方「従業員給与等総額」÷「売上総利益」×100=「給与等売上総利益比率」※「従業員給与等総額」⇒従業員(営業マンなど)の給与やボーナスの総額と考えています。「従業員の平均年収」×「従業員数」=「従業員給与等総額」※売上総利益⇒「売上高」から「売上原価」を引いたもの。(パナソニックホームズの利益分)パナソニックホームズの従業員等の平均年収をみると、大手ハウスメーカー12社全体の中央値あたりの年収になっています。しかし、売上総利益(=粗利)に占める従業員の給与の割合は、59.70%とかなり高め。利益が少ないのに、従業員への給与が高いとなると、今後の経営状況も心配になりますし、坪単価の引き上げがされる可能性も高いです。グループ企業になってコスト分散ができたとはいえ、ミサワホームの売上総利益に占める従業員の給与の割合は55.48%と、決して低くない数値ですし、トヨタホームも売上が不振ともいえるので安心できません。材料費が近年、高騰するなど物価高の影響も大きいですが、パナソニックホームズの坪単価上昇の傾向は、従業員等の年収も大きく関わっているものと考えます。パナソニックホームズのデータ分析から分かった結論以上、これらの結果をふまえて分かることは下記のとおり。・パナソニックホームズとして販売戸数が心もとないが、グループ企業として他の事業で損益を吸収している。 これにより、坪単価の値引きは、一定程度、期待できる。・粗利は平均的な範囲内なので、粗利によって坪単価が左右されない傾向。 しかし、代理店経営であるため、地域によっては大幅な坪単価値引きに応じてもらえないこともある。・自己資本比率だけを見ると倒産の可能性は低いが、営業利益がマイナスになっているところが不安。 ただ、企業母体が大きいので、自己資本比率が坪単価上昇に影響しておらず、値引きもある程度期待できる。・手広く事業を展開しており、宣伝広告など販促費への投資が大きいので、坪単価上昇への影響も考えられる。・他のハウスメーカーと比べて、研究開発費は必要な範囲で収められており、将来への期待も確保されている。 ムリのない研究開発費の支出と伺えるので、直接、坪単価を高める要因となっていない。・粗利に対して従業員への給与配分比率は比較的高いことが心配。 営業利益もマイナスを記録しているので、他の事業利益に頼らない経営が望まれる。 従業員の給与高は、少なからず坪単価上昇の要因となっていると考えられる。パナソニックホームズの坪単価設定は、総合的に判断して、良くも悪くもない普通だといえる。坪単価の上昇に影響を与える要因とそうでない要因が混在しているので、結果として適正とはいいがたい。研究開発にも、ある程度力を入れており、住宅性能は申し分ないが、販売戸数が減少傾向となっており売上高が心配な状況で、従業員に対する給与等が高い。コストパフォーマンスが優秀なハウスメーカーとして名をはせたパナソニックホームズだったが、近年、坪単価上昇の傾向は止まらないのが残念である。ただ、住宅販売事業で今一つ不振な状況で、不安な面も多いが、グループ企業のプライムライフテクノロジーズによる、その他の事業利益により、坪単価値引きは、まだまだ狙える状態は今も変わらない。今後、トヨタホーム、ミサワホームと連携して、魅力的な住宅商品を、適正な坪単価設定で生み出されることを期待したいところである。⇒ハウスメーカーの坪単価ランキング!⇒鉄骨ハウスメーカーの坪単価TOPページ
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  • トヨタホームの坪単価の解説とデータ分析をもとに住宅価値を公開!
    トヨタホームの坪単価解説とデータ分析「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」トヨタホームの坪単価は、約45.2万円~99.7万円トヨタホームは、大手自動車メーカー「トヨタ」のグループ企業ですが、住宅ではブランド力が自動車のように高いといったイメージはありません。2020年には、パナソニック ホームズ、トヨタホームとともに傘下のミサワホームがグループ提携された「プライム ライフ テクノロジーズ株式会社」が設立されています。ただ、大規模な会社に生まれ変わったものの、トヨタホームという名称のまま、営業している状況です。大手ハウスメーカーの鉄骨住宅の中で、比較的お安いイメージだったトヨタホームですが、現在の坪単価はどのようになっているのでしょうか。また、あなたにとって、トヨタホームは価値に見合った坪単価になっているのでしょうか。そこで、このページではトヨタホームの坪単価設定は適正なものになっているのでしょうか?私たちが支払う分の費用がしっかり住宅に反映されているのでしょうか?坪単価には、私たちにとってムダな経費、費用が上乗せされているのでしょうか?を確認するため、「トヨタホームの住宅商品別の坪単価と特徴」を紹介したあと、「トヨタホームの坪単価設定が妥当なものになっているのか」、「坪単価設定に対するトヨタホームの価値」を本音をまじえて分析してみました。まとめると、このページを読むことで下記のことが分かります。・トヨタホームの商品別の坪単価・トヨタホームの坪単価は妥当な設定になっているのか・大手ハウスメーカーとトヨタホームの「データ分析」比較から分かった”トヨタホームの価値”価値ある家を、あなたや家族が納得した坪単価で建てられるよう応援します!トヨタホームの「商品ごとの種類・構造」と「坪単価」一覧トヨタホーム鉄骨2階建て(シンセシリーズ)商品名坪単価(目安)構造シンセ・スマートステージ(SINCE Smart Stage)61.9万円 ~75万円鉄骨ユニット構造シンセ・スマートステージプラス(SINCE Smart Stage+)62万円 ~77.3万円鉄骨ユニット構造シンセ・ウィズ・アール(SINCE with R)59.7万円 ~75.3万円鉄骨ユニット構造シンセ・メッツォ(Since Mezzo)64.7万円 ~80.3万円鉄骨ユニット構造シンセ・フィーラス(SINCE feelas)60.6万円 ~79.8万円鉄骨ユニット構造シンセ・カーダ(SINCE Cada)55.0万円 ~70.3万円鉄骨ユニット構造シンセ・はぐみ(SINCE HUGMI)52.4万円 ~65万円鉄骨ユニット構造シンセ・スマイリズム(SINCE smilism)62.2万円 ~75.1万円鉄骨ユニット構造シンセ・フィーラス ニコリズム(SINCE feelas Nicorism)65.6万円 ~84.8万円鉄骨ユニット構造トヨタホーム鉄骨2階建て(Web限定商品)商品名坪単価(目安)構造シンセ・エルキュー(SINCE LQ)45.2万円 ~60.3万円鉄骨ユニット構造トヨタホーム鉄骨3階建て(シンセシリーズ)商品名坪単価(目安)構造シンセ・ヴィトロワ(SINCE VIETROIS)70.5万円 ~95.1万円鉄骨ユニット構造トヨタホーム鉄骨平屋建て(シンセシリーズ)商品名坪単価(目安)構造シンセ・スマートステージ プラス ヒラヤ(SINCÉ Smart Stage+ HIRAYA)65.4万円 ~84.6万円鉄骨ユニット構造シンセ・ピアーナ 理想の平屋(SINCÉ Piana)70.6万円 ~87.7万円鉄骨ユニット構造トヨタホーム鉄骨2階建て(エスパシオシリーズ)商品名坪単価(目安)構造エスパシオLS 理想の邸宅 (ESPACiO LS)75.2万円 ~96.9万円鉄骨軸組構造エスパシオLX邸宅の鼓動 (ESPACiO LX)79.7万円 ~95.3万円鉄骨軸組構造エスパシオメッツォ (ESPACiO Mezzo)70.2万円 ~95.1万円鉄骨軸組構造エスパシオ エフ アーバンウィンド(ESPACiO EF Urban Wind)70.9万円 ~97.3万円鉄骨軸組構造エスパシオ ガレージスタイル+(ESPACiO GARAGE STYLE +)75.1万円 ~98.2万円鉄骨軸組構造エスパシオEF(ESPACiO EF)69.5万円 ~87.8万円鉄骨軸組構造トヨタホーム鉄骨3階建て(エスパシオシリーズ)商品名坪単価(目安)構造エスパシオEF3(ESPACiO EF3)70.9万円 ~99.7万円鉄骨軸組構造トヨタホーム木造2階建て商品名坪単価(目安)構造モクア(MOKUA)51.0万円 ~65.4万円2×4構造モクア・ジェイ(MOKUA-J)52.0万円 ~66.4万円木造軸組工法営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!トヨタホームは「ユニット工法」と「鉄骨軸組工法」の2種類の構造が使われています。住宅商品の種類によって、使い分けられていますが、最初に2つの工法について順番に説明します。トヨタホームのユニット工法の特徴ユニットとは金属の柱と梁を組み合わせて作った立方体の構造。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」ユニット工法は、そのユニットを積み木のように何個も組み合わせて構造を作っていく住宅工法をいいます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」ユニットを構成する柱部分は125mm×125mmの鉄骨を使っています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」それらの鉄骨を枠として溶接施工するので、住宅工法の中では耐震性、耐久性はナンバー1と言って良いでしょう。また、ユニット工法は工場内で外壁、内壁、窓、建具、電気設備、住宅設備が付けられた状態から現場へ運搬されるので、現場作業の負担が少なく、天候に左右されずに施工できます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」現地での構造の組み立ては、1日あれば十分、仕上がるので、建材などが雨に濡れる心配もなく安心ですね。トヨタホームの場合、住宅全体の85%を工場内で製造し、ロボットと作業員の共同作業で進められるので、品質のバラツキも少なく、工期も45日程度と短かくできることが強みとなります。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」外の現場作業では、どんな熟練工でも釘の打ちミス、建材同士の接続の歪みなど小さいミスはもちろん、大きなミスも多発します。当然、そのミスは施工している本人のみ知ることで、施主には決して明かされることはありません。そういった意味でも、ユニット工法は大部分を寸分くるわない正確なロボットにより施工されるので、安心と言えます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」トヨタホームには、ワイドスパン工法という、室内に出てしまい障害となる柱の一部を外す工法があり、間取りに大空間をつくることができます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」これについては、室内に露出する全ての柱を取ることは出来ないので、ユニットの組み合わせを考えて、極力室内に柱が出ないように工夫すると良いでしょう。また、オプションで制振装置「T4(ティー・フォー)システム」を付けることが出来ます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」これにより、地震時の建物の2 階部分の揺れを30~50%低減し、室内クロスの割れや外装の損傷を軽く抑えて、地震後の修繕を最小限にすることができるのです。ユニットの構造の素材である鉄骨には、サビを防止するために、自動車のさび防止技術「カチオン電着塗装」を採用しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」この技術により、トヨタホームのユニット鉄骨構造は、100年相当の耐久性を誇っているのです。そして、ユニット工法のデメリットとしては、ユニットの寸法は決められているため、建物の広さを「少し広げたい、縮めたい」など細かい寸法調整ができない。ユニット同士をまたぐ階段、浴室の設置ができない、ユニット同士をまたぐ玄関は段差ができるなど間取りの配置に制約がある。ユニットの組み合わせにもよるが、大空間を作るときに室内に柱が残ること、ユニット同士をまたぐ吹き抜けを作るときに、大きな梁が露出すること。天井や床に住宅設備・機器(換気システム、ダウンライトなど)を設置するときに、ユニットの梁を避けて配置する必要があること。ユニットが完成したまま建築現場で組み立てるので、大型クレーン、運搬トラックが近寄れない旗竿地や周辺道路が狭い場所には建築できない。狭小地や異形地に建築する場合、ユニットの寸法の範囲内で対応する必要があるため土地に合わせた建物が作れず、デッドスペースが出来たり、希望の間取りが出来なかったりする。角ばった立方体のような四角い形の住宅になりやすい。が挙げられます。トヨタホームのユニットの寸法種類「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」横(長手方向):3,250mm、3,750mm、4,250mm、4,750mm、5,000mm、5,250mm、5,750mm、6,250mm 【8種類】縦(短手方向):2,500mm、1,250mm 【2種類】高さ:2,880mm、3,080mm 【2種類】 3,080mmは1階ユニットのみ可能トヨタホームの鉄骨軸組工法(EST工法)の特徴トヨタホームにはユニット工法だけでなく、鉄骨軸組工法もあります。坪単価は鉄骨軸組工法の方が高いので、ユニット工法で建てられるお客さんはどうしても多くなります。しかし、鉄骨軸組工法でしか実現できないメリットもあるので、特徴も含めて紹介します。一般的な鉄骨軸組工法は、ブレースという鉄骨をクロスさせた構造を採用します。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」これは木造住宅でいう筋交いを使う木造軸組工法とおなじ仕組みで、構造を支えます。トヨタホームはこの鉄骨軸組工法を進化させて、クロスの鉄骨の代わりに、ジグザグ状のラチス柱を採用しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」クロス状ではなく、ラチス状にすることで一般的な鉄骨住宅の4倍強い耐力を発揮するのです。それに加えて、梁の鉄骨は250mmの太い鉄骨を採用しているので、2階建てでも、実際3階建て相当の強度に対応できる建物構造となっています。2階床には100mmのALCコンクリートを設置しているので、子供が2階で飛び跳ねたり等の振動を防ぐほか、グランドピアノを補強なしで置けたりと嬉しい構造です。鉄骨の防サビ処理としては、もちろん自動車技術を応用したカチオン電着塗装です。でも、鉄骨軸組工法の最大のメリットは「間取りの自由度」でしょう。ユニット工法では、対応しきれない異形地や狭小地でも住宅の形を微調整して建築できますし、耐力壁の配置さえ意識すれば、出来ない間取りはないと言っても過言ではありません。トヨタホームの鉄骨軸組工法は、25cm単位で建物を広げたり縮めたり、建物の配置が可能なので、こだわりの間取りを希望する方にとっても対応できるのです。また、「梁勝システム」という、柱の位置を各階で変更できる工法も採用しているので、縦の空間の自由度もあります。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」例えば、各階で天井高を設定できるので、吹き抜けはもちろんスキップフロア、ダウンフロアと高さ設定は自由自在です。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」天井高は最大4.4mと他のハウスメーカーでは珍しく、なんと19種類もの天井高を選択することが出来るのです。トヨタホームの鉄骨軸組工法は、間取りの自由度だけでなく、外観の自由度もウリとしています。ユニット工法では、どうしても立方体のような四角い住宅形状になるのですが、アール状の外観を作ることもできます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」これにより、内観もデザインの選択の幅がいっそう広がることでしょう。鉄骨住宅を採用している他の大手ハウスメーカーでも、アール状の外観は珍しいものとなっている。このこともトヨタホームの強みと言えます。ここで、トヨタホーム鉄骨軸組工法のデメリットも見ておきましょう。ラチス状といったブレース工法の進化版とはいえ繰り返しの地震など、耐震性がユニット工法よりも弱い。ユニット工法には付いているT4システムといった制振装置が付いていない。現場での工期が長くなるので、雨天等の天候の関係で住宅品質に影響する。トヨタホームは代理店方式を取っており、現場施工の技術に当たりはずれがあるので、現場施工の比重が高いことに不安がある。鉄骨軸組工法は、ユニット工法に比べて手間が多く坪単価が高い。設計上、取れない耐力壁が部屋内に存在することも多く、大空間、大開口の間取りに向かない。トヨタホームの構造の特徴を理解したうえで、下記からトヨタホームの住宅商品ごとの坪単価と特徴を見ていきましょう。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!シンセ(SINCE)シリーズ 2階建て 【ユニット工法】まずは、ユニット工法であるシンセシリーズの2階建てのラインナップです。シンセ・スマートステージ(SINCE Smart Stage)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,250万円75万円35坪2,534万円72.4万円40坪2,816万円70.4万円45坪3,083万円68.5万円50坪3,320万円66.4万円55坪3,531万円64.2万円60坪3,714万円61.9万円シンセ・スマートステージは「シンセシリーズ 」の主力商品。HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)はもちろん、「H2V eneli」を採用して、消費電力の監視と、エアコン等の家電の遠隔操作をスマートフォン、パソコンやタブレット端末から行うことができる住宅。そんなスマートハウスを実現した住宅なんです。「H2V eneli」とは家全体の消費電力と特定の部屋や家電の消費した電力、また、太陽光発電を設置する場合は、その発電量と売電量を、いつでも、どこでもモニタリングできる省エネ住宅をサポートするシステムシンセ・スマートステージの外観と内観デザインの特徴外観「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・全体の軒のラインを水平にすることで、スッキリと見せる外観・軒下空間を有効利用できるように、奥行2mの深い下屋庇の採用内観「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・軒天を木調にすることで、宅内と外側との境目を感じさせない空間を演出・上部を開けた仕切り壁の採用でゆるやかな空間をつくる「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・可動収納を利用し、空間を任意にアレンジできる室内・吹き抜け空間の2階を大きな窓で仕切ることで、開放感を保ちつつも空調効率での省エネを実現・ウレタンと布で作られた壁面装飾材「ヌノカベ」を採用することで、ちょっとした高級感を演出シンセ・スマートステージでは、外観と内観デザインについて上記を得意としています。シンセ・スマートステージの基本性能の特徴「HDセラコート シリカファイントップ」の採用30年相当が経過しても美しさが保たれる高耐久塗装の外壁これにより、外壁の塗り替えが、約30年不要となりメンテナンス費を抑えることが可能となった。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」全館空調「スマート・エアーズ」を改良馬力を3.6kw仕様から4.0kwへ性能を向上させ、空調可能面積を増加。これにより、温度管理がネックとなる間取りの制限がなくなり、自由度の高い間取り提案が可能となった。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」太陽光発電システムの高効率化単結晶パネルの使用により、発電効率を従来比より約 12%アップさせた。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」4.1kWhと8.2kWhの2タイプのリチウム蓄電池の採用昼間は太陽光発電で光熱費を抑えつつ、夜間などでも太陽光から得た電力を活用できるよう、太陽光発電からの充電機能を追加省エネアドバイスのサポート強化トヨタスマートセンターを通じて、日々の光熱費の状況や省エネアドバイスを毎日うけられるレポート機能を追加防犯・安心機能を追加トヨタスマートセンターとの連携で、誰の鍵で玄関の施錠・開錠を行ったかを特定し、メールで通知する安心機能の玄関電気錠「ラ・ロック」、外出先から窓の施錠有無を確認できる防犯システム「窓施錠モニター」を追加「H2Veneli」(エイチツーブイエネリ)を追加ワイヤレス型の普及版HEMSとも言えるもので、PC・タブレット端末やスマートフォンで確認・操作できることが特徴。「車両充電制御」「家電連携」機能に限定し、専用モニターを設定しないことで、通常版HEMSより価格を安く抑えることが出来る。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」シンセ・スマートステージは、時代に合わせたスマートハウスの機器が充実しているので、坪単価もそこそこ高め。全館空調、太陽光発電、蓄電池も搭載すると、やはりそれなりの予算を用意しておく必要があります。シンセ・スマートステージプラス(SINCE Smart Stage+)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,319万円77.3万円35坪2,615万円74.7万円40坪2,884万円72.1万円45坪3,128万円69.5万円50坪3,345万円66.9万円55坪3,537万円64.3万円60坪3,702万円62万円シンセ・スマートステージプラスは、主力商品であるシンセ・スマートステージに、アフターコロナもしくはウィズコロナ時代の常識を取り入れた住宅。新型コロナウイルスによって、テレワークなどおうち時間の比重が増えたりと、社会的な構造に変化が起りました。それに合わせた生活様式を意識した住宅が、シンセ・スマートステージプラスなんです。たとえば、・趣味の部屋を兼ねたホームオフィスの提案・LDKにいる家族の様子を一望できる「リビングにつながるロフト」の提案・巣ごもり生活のため、少しでも広く空間を活用できる提案・敷地対応力を向上させ極力、デッドスペースをなくす工夫をメインに考える設計となっています。シンセ・スマートステージプラスの基本性能の特徴全館空調システム「スマート・エアーズ」の採用「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」フロアごとの温度調節やON/OFFが行える、デンソーの自動車技術を応用した全館空調システム。小型で床下や小屋裏空間への設置ができるため、空調機器を目立たせないインテリアデザインが可能。天井埋込型ナノイーX発生機「エアイーX」の採用「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」菌やアレル物質を分解する効果や、ニオイを抑制する消臭効果があるナノイー。具体的には、花粉、アレル物質、ニオイ、カビ、菌、ウイルス、PM2.5を抑制し、部屋の空気を常にキレイに保ちます。このナノイーを発生させる装置が「エアイーX」でパナソニックの製品となります。抗菌・抗ウイルスのガラスコーティング「ホームコーティング」の採用「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」トイレ床のほか、ドアのレバーハンドルや引手、手すりなど手の触れやすい箇所にガラスコーティングを塗布し、菌の増殖抑制やウイルス数を減少させます。また、ガラスコーティングをすることで、塗布面は汚れや傷にも強くなり、抗菌·抗ウイルスの持続効果は5年相当と衛生的な住環境を保ちます。災害時に家族と暮らしを守るレジリエンス機能に非常時給電システム「クルマ de 給電」の設定「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「クルマ de 給電」は、車と住まいをケーブル1本をつなぐだけで給電が可能になる仕組み。一般家庭で使用する4.5日分の電力供給(最大電力1,500W)がトヨタの対象車を利用することで可能となります。停電が長時間続いた時でも、部屋の照明はもちろん、冷蔵庫や調理機器、電気ヒーターなど、生活に必要最低限の電力を使用できることは安心です。シンセ・スマートステージプラスは、シンセ・スマートステージにアフターコロナ、またウィズコロナ時代で快適に過ごせるよう設計されているので、シンセ・スマートステージより坪単価は高め。基本ベースは、シンセ・スマートステージなので、予算に少し余裕がある場合は、シンセ・スマートステージプラスを選択して最新の住宅で過ごしてみるのも良いかもしれません。シンセ・ウィズ・アール(SINCE with R)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,259万円75.3万円35坪2,545万円72.7万円40坪2,804万円70.1万円45坪3,037万円67.5万円50坪3,245万円64.9万円55坪3,426万円62.3万円60坪3,582万円59.7万円シンセ・ウィズ・アールは、レジリエンスを備えた、よりウィズコロナ後の新しい生活様式に対応させた住宅。「世の中の生活様式は変わって行っても、家族の関係は変わることなく柔軟に対応できる」をコンセプトに設計されています。たとえば、間取りの工夫として・家族それぞれの生活パターンに柔軟に対応するためホームオフィス空間を、「クローズドタイプ」、「セミクローズドタイプ」、「オープンタイプ」の3 パターンを用意。・長時間となる「おうち時間」でも、ストレスフリーでくつろげる内装の配色をパステルカラーに設定。・帰宅後すぐに、うがいや手洗いができるよう玄関近くに手洗い場を設けた配置。・外出自粛に備えるため、一度に多くの買い置きができる大きな備蓄スペースを設置。以上のような、空間設計をシンセ・ウィズ・アールは得意としています。また、おうち時間が増えるからこそ、宅内の空気環境については、配慮したいものです。そこで、シンセ・ウィズ・アールでは空気環境について特に次のような、用意がされています。全館空調システム「スマートエアーズ」の設置(※オプション対応)「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」宅内どこにいても、快適な温度環境の確保ができるよう全館空調システムを採用しています。各部屋はもちろん、玄関、廊下、洗面所、脱衣所など温度が一定なので、ヒートショックの心配も不要で身体に負荷をかけません。熱交換型24時間換気システム「ピュア 24 セントラル」の設置「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」窓を開けて換気しなくても、「HEPA フィルター」を通し、常にキレイな空気を取り込み、循環させます。0.3μm 以上の微小粒子を99.97%除去できるので、PM2.5はもちろんPM0.5まで対応するなど、花粉や黄砂の時期でも快適な空気環境を保てます。また、熱交換型なので丁度良い温度で空気の給気と排出を行い、熱効率にムダがありません。天井埋め込み型ナノイー発生機「エアイーX」の設置ナノイーに比べてOHラジカルが10倍になった「ナノイーX」という微粒子イオンを発生させるので、タバコ臭やペット臭、調理臭、体臭など気になる生活臭を広い範囲で徹底除去します。また、天井埋め込み型の空気清浄機なので、宅内をスッキリ見せてインテリアを邪魔しません。シンセ・ウィズ・アールは、万一の災害時に対応できるレジリエンス機能も充実させており、次の工夫がされています。非常時給電システム「クルマ de 給電」 の設定「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」万一の停電の際に、トヨタの車両と住宅をケーブルで接続することで、生活に必要最低限な家電などへの電力供給ができます。たとえば、冷蔵庫や照明、扇風機、スマホ充電、テレビ、パソコンなどが停電時でも扱えることは、ありがたいですね。大容量貯水タンクシステム「マルチアクア」 の設置(※オプション対応)「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」断水は、日常生活を大きくおびやかすため、特に長期の断水時に生活用水、飲料水を確保することは、とても重要です。「マルチアクア」は、120Lタイプなので、4人家族で3日分の生活用水を確保できます。また、水道の本管から給水管を通して直結するので、空気に水を触れさせることなく、タンク内に貯水することで、飲料水として1週間程度、利用できることが可能です。シンセ・ウィズ・アールは、よりコロナ時代を快適にすごせる設計に特化させています。シンセ・スマートステージプラスよりも坪単価は抑えられており、性能の割にコスパは良いです。全館空調は標準ではなくオプション対応なので残念ですが、その分、坪単価は抑えられているのでしょう。あえて、全館空調を採用せず、長期的に見てメンテナンス費や電気代を抑えるという方法もアリかもしれませんね。シンセ・メッツォ(Since Mezzo)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,409万円80.3万円35坪2,720万円77.7万円40坪3,004万円75.1万円45坪3,262万円72.5万円50坪3,495万円69.9万円55坪3,701万円67.3万円60坪3,882万円64.7万円シンセ・メッツォは、トヨタホームの主力商品である「シンセシリーズ」を、都市のような小さく制限の多い敷地でも、ゆとりのある空間で暮らせる工夫がちりばめられています。具体的には、吹き抜け空間を上手く利用したり、2階をオーバーハングさせて空間を有効利用し、開放的で広い空間を演出しているのです。たとえば、吹き抜け空間利用として2つの建築タイプを用意していて「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」屋内の吹き抜け空間としての“Inside Void”「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」家族が集まるリビングを吹き抜けにし、対角的に広く空間を横に延ばすことで、2階の窓から陽光を差し込む工夫がされています。上下階を吹き抜け空間でつなげることで、家族の存在を感じることができます。屋外の中庭としての“Outside Void”「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」中庭を吹き抜けにし、周りを建物で囲うことで、都市部でも人の目を気にすることなくプライバシーを守りながら、開放感を味わうことが出来ます。中庭を、ウッドデッキにしたり、和風の庭に仕上げたりとライフスタイルに合わせてアレンジできるところもメリットです。2階の空間を拡張できる「キャンチユニット工法」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」2階を1階より1.25m拡張させるオーバハングの手法で、空間を有効利用できる工夫をしています。2階の居住スペースを広げることはもちろん、インナーバルコニーとしても活用できますし、拡張した部分の下は駐車スペースや玄関ポーチとしても利用できます。全館空調システム「スマート・エアーズ」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」1年中、宅内どこにいても一定の温度で過ごせるのでヒートショックから身を守ります。1階は床下から空気を吹き上げ、基礎断熱と組み合わせることで、冬は底冷えも抑えることができます。シンセ・メッツォは、狭い敷地や建築制限の多い地域でも、設計の工夫で補い快適な空間を実現しているので、坪単価は高いものになっています。設計が複雑になっているので、間取りの自由性を高めるため、全館空調が必須の機器となり、坪単価をより押し上げているようです。シンセ・フィーラス(SINCE feelas)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,394万円79.8万円35坪2,657万円75.9万円40坪2,904万円72.6万円45坪3,150万円70.0万円50坪3,355万円67.1万円55坪3,531万円64.2万円60坪3,636万円60.6万円シンセ・フィーラスは、邸宅を感じさせる外観とインテリア、外壁と窓サッシに高断熱性能を持たせることで、ZEH断熱基準を標準化している住宅です。ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)とは太陽光発電等を利用して作ったエネルギーが、家庭での消費するエネルギーを相殺できるぐらいの住まいをいいます。「シンセ・フィーラス」 の特徴深い軒の水平感が目立つ外観「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」支柱なしで深い軒を設置可能な屋根(ワイドキャンチルーフ)によって陰影感を生み出し、邸宅を感じさせる設計になっています。2mの深い軒をつくれるので、軒下のバルコニーを光や風を感じる心地よい憩いのスペースとして使えたり、洗濯家事のスペースなど利用範囲の選択が増えます。外装塗装「ジオデュアルトップ」 の採用「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」外観デザインにこだわった、意匠性の高い外壁塗装を4パターンから選択できます。高級感をアップさせるために質感を意識した淡い濃淡による陰影は、住み続けることで、風合いが出てきます。ZEH断熱基準の標準化「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」シンセ・フィーラスは、ZEH基準を満たす断熱性能UA値0.6以下をクリアする住宅。外壁構造の断熱性能とサッシの断熱性能を高めることで、ZEH基準を担保し、省エネ性の高い住宅に仕上げています。また、シンセ・フィーラスの特徴である「ワイドキャンチルーフ」の採用により、太陽光パネルの搭載容量を従来の45%アップと増量することが出来ます。これにより、エネルギー収支の差をゼロにすることが可能なのです。設備見守りサービスサポート「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」万一、給湯器、全館空調、玄関電気錠、太陽光発電などHeMSと連携した機器に異常があった場合は、いち早く対応したいものです。これらの便利機器は、使用できなくなると、突然、生活に支障をきたし日常が不便になるものばかりです。そこで、シンセ・フィーラスで設備エラーが発生すると、IoTを活用してトヨタホームのデータセンターで即時にエラー原因を解析し、メールやコールセンターからの連絡を受けることで、対処してもらえます。シンセ・フィーラスはZEH基準に対応させるために、効率の良い太陽光発電や高断熱サッシの採用など、高単価な機器や部材を使用するため、坪単価は高くなります。ただ、初期費用は高くなっても、光熱費など維持費がお安く済むので、考え方によっては良い選択になるかもしれませんね。シンセ・カーダ(SINCE Cada)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,109万円70.3万円35坪2,369万円67.7万円40坪2,604万円65.1万円45坪2,812万円62.5万円50坪3,005万円60.1万円55坪3,168万円57.6万円60坪3,300万円55.0万円シンセ・カーダは女性があこがれるデザインと機能を意識し、時代に合わせたスマートハウスとして進化させた住宅です。「おしゃれを楽しむ暮らし」をコンセプトに生活提案をしつつ、「省・創エネ」と「健康・快適・安全・安心」の追求をめざして設計されています。シンセ・カーダの特徴外観・軒樋(のきどい)をなくして、スッキリした屋根の美観を整えている。陸屋根でデザイン重視な造りにしつつも、深い軒下も確保しているので、雨風などの吹き込みを抑える機能性もある。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・全面タイル張りが出来るので、いつまでも美しい上質感が保てる。外壁の塗り替えが不要などメンテナンス面でも、費用を軽減できるメリットがある。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」内装  「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・フローリングは、突板(つきいた)より厚みのある収縮や変形が少ない挽板(ひきいた)を採用し、高級感をアップ。挽板(ひきいた)を使用することで、ワンランク上の空間を演出できます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・対面カウンターのダイニング側に収納を設けることで、デザイン性と機能性を兼ね合わせる工夫がされています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・充実した収納空間を設けつつ、女性があこがれるオシャレな設計を提案「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・女性が喜ぶ、手洗付ドレッサーも完備設備「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・CIS 薄膜太陽光パネルを採用することで、大容量の太陽光発電システムの搭載が可能となりました。発電効率が47%アップと進化したスマートハウスとなっています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・ケースメント(縦滑り出し窓)を遠隔で操作し、空調前の換気をしたり、急な雨など天候の変化にも便利に対応できます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・デザイン性の高いフラットルーフに「スマート・エアーズ」を搭載可能。高機能フィルターを備えた全館空調は、「PM2.5」にも十分対応させています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・自動で日射を制御する電動防犯ブラインドシャッター「エアリーガード」を遠隔操作できる機能を付けています。 また、照明のタイマー機能で、留守中でも在宅しているように見せる防犯対策も用意しています。シンセ・カーダには、「標準プラン」と「プレミアムモデル仕様」があります。標準プランの装備には、太陽光発電システム、HEMS、EV・PHV充電器、非常用給電、「エコキュート」が付いており、プレミアムモデル仕様には、標準プランの装備に加えて、全館空調「スマート・エアーズ」、燃料電池「エネファーム」、リチウムイオン蓄電池が搭載されています。プレミアムモデル仕様は、トヨタグループのスマートハウス用アイテムを特別価格でパッケージ化しています。オプションとして、一つずつ付けるよりも、装備をパッケージ化することで、約150 万円近くもお得に建てることが出来ます。シンセ・カーダ標準プランの装備太陽光発電システム、HEMS、EV・PHV充電器、非常用給電、「エコキュート」シンセ・カーダ プレミアモデルの装備全館空調「スマート・エアーズ」、燃料電池「エネファーム」、リチウムイオン蓄電池、太陽光発電システム、HEMS、EV・PHV 充電器、非常用給電シンセ・カーダは女性に好まれる内装や外観を取り入れ、性能面でも申し分のない住宅です。それなのに坪単価は、大幅に抑えられているのでかなりお得な商品です。やはり、あらかじめ採用される設備機器や建材が、ある程度パッケージ化されていることが、坪単価が抑えられている要因の一つなのでしょう。シンセ・はぐみ(SINCE HUGMI)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪1,950万円65万円35坪2,230万円63.7万円40坪2,444万円61.1万円45坪2,633万円58.5万円50坪2,795万円55.9万円55坪2,954万円53.7万円60坪3,144円52.4万円「シンセ・はぐみ」は、子育てしやすい家、特に共働き世帯の暮らしやすさを追求しつつ、「親子の想い出」を作ったり、残していく工夫がつまっている家です。トヨタホームのなかでも比較的、安価な価格で建てられるので、若い世代には特に人気の住宅となっています。シンセ・はぐみの特徴正面から見た外観に立体感のあるキューブ型の構造物を配置「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「モダン」や「クラシック」などの3つの基本スタイルの中から、お好みのスタイルを選べるインテリアを採用「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」壁の一部を親子のコミュニケーションツールとして活用できる「コミュニケーションウォール」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」家族が集いやすい家の中心に大空間のリビングを配置設計する「つながるリビング」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」料理中も片付け中も、いつも子どもの姿を見渡せる「はぐみキッチン」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」家族が集える場所に「親子の想い出」をかざることが出来る「おもいでギャラリー」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」家族の大切な想い出を、たくさん収納できて、取り出しやすい床座空間のクローク「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」子供の成長に合わせて間取りを自由に変更できる子供部屋「そだつキッズルーム」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」ドアハンドルに触れるだけで施解錠できる「電気錠ラ・ロックⅡ」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」小さいお子様にとって上下移動しやすく、安全な階段「超緩勾配階段」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」玄関に子供を座らせて靴を履かせることができる「玄関ベンチ」など、子供のお世話がしやすい工夫が随所に詰まった設計「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」このように、「シンセ・はぐみ」は、「子を育む、親を育む、成長する家」をコンセプトに、子育て家族の視点に立った提案を受けることが出来ます。「シンセ・はぐみ」は選択できる内装や外観をある程度、規格化させることで坪単価を抑えています。規格化されているとはいえ、子供を育てる環境の工夫がぎっしり詰まったムダのない設計には定評があります。シンセ・スマイリズム(SINCE smilism)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,253万円75.1万円35坪2,552万円72.9万円40坪2,828万円70.7万円45坪3,083万円68.5万円50坪3,320万円66.4万円55坪3,537万円64.3万円60坪3,732万円62.2万円シンセ・スマイリズムは、育児用品メーカーのアップリカとトヨタホームのコラボ住宅で、赤ちゃんの視点に立った子育て夫婦にうれしい設計になっています。赤ちゃんの安全を確保しつつ、好奇心、冒険心を育み、見る、聞く、触れるコミュニケーションを取り入れた「心の発達を促すアイテム」を充実させています。シンセ・スマイリズムの特徴シンセ・スマイリズムは、赤ちゃんの“からだの未熟性”を補う機能や、コミュニケーションを通じて“心の発達”を育む住まいの工夫がつまった住宅。具体的には、次の特徴を持っています。赤ちゃんの“からだの未熟性”を補う機能3つ1.衝撃から守るウレタン製クッション材を使用したポリエステル100%床材「テキスタイルフロア」⇒滑りにくく、転んだ時でも衝撃をやわらげる防ダニ、制電のある素材。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」自動車のシートカバー技術を生かしたウレタンフォームのクッション性のある「ヌノカベ」⇒取り外し可能なので、赤ちゃんの成長に合わせて高さの調整、交換や模様替えも簡単。親子2人で一緒に歩ける廊下の幅がある「メーターモジュール」⇒廊下の有効幅が900mmあるので赤ちゃんを横抱きにしてもスムーズに歩ける余裕がうまれる。※通常は尺モジュールと言って有効幅が780mmしかない「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」部屋間の段差をなくし、角に丸みをつける「ユニバーサルデザイン」⇒よちよち歩きの赤ちゃんの妨げ防止や壁の角に丸みをつけてぶつかったときの衝撃をおさえる工夫。2.睡眠のリズムを整える季節や時間に合わせて自動で光を取り入れるブラインドシャッター⇒タイマー設定で朝の光を赤ちゃんに浴びさせ睡眠のリズムを整える「日射制御エアリーガード」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」柔らかいやさしい光の空間づくり⇒間接照明や調光機能付きの照明で赤ちゃんの眠りを邪魔しない照明計画3.快適さを保つ家中を快適な温度で保つ空調システム「スマート・エアーズ」⇒廊下、洗面脱衣所も含め、温度差の少ない空間をつくることで、赤ちゃんの免疫や体温調整機能を補う。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」熱の再利用をする全熱交換換気扇と高捕集率フィルター付き住宅⇒室内空気の給排気時に熱をムダにさせない換気扇とホコリ、花粉、PM2.5、大気汚染物資の流入を防ぎ、赤ちゃんをピュアな空間で育てる。空調システムだけに頼らず、自然の光、風を取り込む工夫⇒夏の日差しをさえぎり、冬の寒さを日射でふせぐ。さらに風を室内にめぐらして室内の快適性を高める室内設計。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」心の発達”を育む住まいの工夫3つ1.見る工夫赤ちゃんと同じ目の高さでふれあう「床座リビング」⇒赤ちゃんと同じ高さの目線でコミュニケーションをすることで、愛情がより伝わり、親子の絆を深めていける。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」赤ちゃんの五感を刺激し、想像力や好奇心を高める空間づくり⇒和室の収納部分を「秘密基地」にしたり、暗がりや狭い空間をあえて作る「隠れ家」で想像力と自我を育てる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」2.聞く工夫赤ちゃんの周りに吸音効果のあるアイテムを設置し、母子ともにストレスを軽減する⇒赤ちゃんの耳あたりの高さにクッション性のある「ヌノカベ」や「テキスタイルフロア」をはって泣き声など吸音「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」赤ちゃんに語りかける環境、聞く環境を整える⇒水はね音防止のシンクの設置で、生活音をおさえ、ママから赤ちゃんへの語りかけが優しい音量となり、赤ちゃんの声も聞き取りやすくなる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」3.触れる工夫赤ちゃんの冒険心をくすぐり自然や外部にふれやすい空間環境をつくる⇒屋外につながる「半屋外空間」をつくることで、何にでもふれたがる赤ちゃんが安全に開放感あるくつろげる場所を設計する。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」シンセ・スマイリズムは、子育て住宅の中でも特に幼年期の育児に特化させた住宅です。アップリカのような育児用品メーカーとコラボさせるハウスメーカーは珍しく、赤ちゃんに優しいさまざまな設計となっています。そのブランドコラボとしての設計の工夫や特別な部材の使用が、坪単価に若干の上乗せの影響があるのではと勘ぐってしまいます。シンセ・フィーラス ニコリズム(SINCE feelas Nicorism)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,544万円84.8万円35坪2,877万円82.2万円40坪3,144万円78.6万円45坪3,375万円75万円50坪3,620万円72.4万円55坪3,806万円69.2万円60坪3,936万円65.6万円家事、育児に忙しい子世帯とゆったり老後を楽しみたい親世帯が、一つ屋根の下で気兼ねなく暮らせる住まいをめざした二世帯住宅。それが、シンセ・フィーラス ニコリズムなんです。家族の変化に柔軟に対応できるよう設計されているので、親から子、子から孫へ住み継ぎやすい工夫がされています。シンセ・フィーラス ニコリズムの特徴親子2世帯が日常はそれぞれ自由に過ごし、時には世帯間で交流しやすい間取りを設計。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」親、子、孫と世代を超えて住み続けやすいような可変性のある間取りを設計。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」世帯ごとにHEMSを取り付けることで、スマートハウス機能の独自設定が可能※親子、各世帯の好みで太陽光パネル、リチウム蓄電池、エレベータなどの機器、クルマとトヨタスマートセンターとの連携など、自由に採用できて別々の機器設定も可能。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」屋根が広く取れるので大容量の太陽光発電システムを搭載できる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」全館空調「スマート・エアーズ」は親子世帯で独立した運転も可能なので、各世帯が最適な温度で過ごせる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」換気システム「ピュア24セントラル」がPM2.5等の汚れた空気の侵入を抑え、室内の汚れた空気や湿気を常時排出するので健康的な状態に保てる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」シンセ・フィーラス ニコリズムは2世帯住宅として、強固な耐震性はもちろん全館空調つき、太陽光発電、スマートハウスの充実でトヨタホームらしい設備面、性能面の高さを兼ね備えた住宅商品となっています。それなのに2世帯住宅として、比較的お安い坪単価設定。他のハウスメーカーと比べても坪単価が抑えられているところに魅力を感じますね。シンセ・エルキュー(SINCE LQ)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪1,809万円60.3万円35坪2,020万円57.7万円40坪2,204万円55.1万円45坪2,363万円52.5万円50坪2,495万円49.9万円55坪2,613万円47.5万円60坪2,712万円45.2万円シンセ・エルキュー(LQ)は、WEBから自分で簡単にプランニングが出来て、2~3営業日には見積りがとどく住宅商品。品質も注文住宅と変わらず、お値段も抑えられているので、かなりお得な住宅なんです。ただ、数種類の指定された外観デザイン、インテリア、間取りプラン、設備から選択するため、細かい部分にこだわりを持つ方には不向き。とはいえ、間取りプランは、プロが厳選した39パターンから選択できるので、どれを選んでもそれなりに使い勝手の良いオシャレなものになるでしょう。シンセ・エルキュー(LQ)の特徴性能はシンセシリーズの他の商品と変わらないのに、価格が大幅に抑えられている。自宅PCやスマホなどWEBから、間取りプランを自分の好みで選択して見積り依頼が出来る。※プランは10個のシルエットを元に、プロが厳選した39パターンから選択「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」3つの外観デザイン、3種類のインテリア、設備はイメージ写真を見ながら、選択できる。外観デザイン「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」内観インテリア「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」間取りプラン「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」設備「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「ZEH(ゼッチ)」、「全館空調スマート・エアーズ」、「ピュア24セントラル」、「HEMS」、「クルマde給電」が標準装備「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」初期投資が大幅軽減できる「太陽光発電カテエネソーラー」対応可能太陽光発電カテエネソーラーの概要中部電力ミライズが太陽光パネルの大きさに応じて、太陽光設置資金の一部を住宅引渡し前に一括で支払ってくれる。代わりに、契約期間の10年間は、太陽光で発電した電気の使用量に応じて利用料金を毎月、中部電力ミライズに支払う。※契約期間中は太陽光から得られた売電収入も、中部電力ミライズに入る。契約期間終了後は、施主に太陽光発電が無償譲渡されるので、利用料金も無料、また、売電収入も施主に入る。ようするに、「太陽光発電システム設置の初期投資を抑えられること」、「契約期間終了後は小額ながら売電額を得ることが出来る」メリットがある。シンセ・エルキュー(LQ)は、選択できるプランの幅を数パターンにしぼることで、徹底的に坪単価を抑えた商品。なのに、ZEH(ゼッチ)標準対応だけでなく全館空調スマート・エアーズ、ピュア24セントラルも付いているというお得度たっぷりのコスパがウリの住宅です。予算が心もとないけれど、「有名ハウスメーカーで建てたい」という方にはうってつけですね。シンセ(SINCE)シリーズ 3階建て 【ユニット工法】シンセ・ヴィトロワ(SINCE VIETROIS)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,853万円95.1万円35坪3,181万円90.9万円40坪3,468万円86.7万円45坪3,713万円82.5万円50坪3,930万円78.6万円55坪4,103万円74.6万円60坪4,230万円70.5万円シンセ・ヴィトロワは、トヨタホーム唯一のシンセ3階建て商品。ユニット工法なので大きな窓、大きな室内空間をつくれることが特徴です。大きなバルコニーとしての屋上利用はもちろん、強い構造体ならではの大きな窓の設置で3階建てをいかした眺めの良い景色を楽しむことも出来ます。具体的には、シンセ・ヴィトロワには以下の特徴をもっています。シンセ・ヴィトロワの特徴外観・内観屋上利用がしやすいシンプルで平らなパラぺット屋根「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」バルコニーの柵をガラス腰壁にすることで、周囲を見渡せる開放感のある空間をつくる「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」ユニット工法の強い構造体をいかした2台駐車でもゆとりのある多目的なインナーガレージ「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」柱間のスパンを長く取れるユニット工法の特徴を生かした大開口窓で眺望を楽しめる「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」縦の空間も容易に設計できるユニット工法で、リビング吹き抜けの開放空間をつくる「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」強固な構造体をいかした屋上につくるビッグバルコニーで、眺めの良い特別な場所を設計できる「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」設備アイテムドアハンドルに触れるだけで施解錠できる電気錠ラ・ロックⅡで、手荷物がいっぱいでもらくらく玄関ドア開閉「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」超緩勾配階段で、3階建ての上下移動の負担が少ない階段「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」子供や高齢者まで幅広く利用できる靴の脱ぎはきや身支度に便利な玄関ベンチガスと電気を併用した省エネハイブリッド型給湯器でランニングコストの無駄をなくすその他、シンセ・ヴィトロワは3階建てをいかして単世帯はもちろん二世帯住宅への対応や店舗併用住宅まで幅広く設計できるんです。このように、優雅で贅沢な空間を提供してくれるだけでなく、幅広くどのような形態の住宅にも対応しているので、坪単価は非常に高いものになっています。シンセ(SINCE)シリーズ 1階建て(平屋) 【ユニット工法】シンセ・スマートステージ プラス ヒラヤ(SINCÉ Smart Stage+ HIRAYA)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,538万円84.6万円35坪2,849万円81.4万円40坪3,128万円78.2万円45坪3,375万円75万円50坪3,590万円71.8万円55坪3,773万円68.6万円60坪3,924万円65.4万円「シンセ・スマートステージ プラス ヒラヤ」は在宅時間がふえた時代にあわせて、より快適性を高めた設計をつめこんだ平屋住宅です。鉄骨ユニット工法の主力商品「シンセシリーズ」の平屋住宅なので、大きな吹き抜けはもちろん、大きな窓を設置しても耐震性は抜群。住宅の強固さとスマートハウスの快適さを兼ね備えた住宅です。シンセ・スマートステージ プラス ヒラヤの特徴設計の特徴平屋にもかかわらず吹き抜けのある開放的なリビングを設計「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」在宅ワークも十分可能な、ゆったりスペースのホームオフィスも提案可能「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」平屋では珍しい半2階建てのスキップフロアのセカンドリビング「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」縦空間を最大限生かした設計で大容量のフラット収納・ロフト収納を提案「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」住宅設備・空気環境などの特徴停電などの災害時に車内コンセントからケーブル1本で直接、住宅へ電力供給できるシステム『クルマ de 給電』「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」基礎断熱をいかした床冷暖効果で快適な『スマート・エアーズ PLUS』「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」花粉、ホコリ、PM2.5はもちろん0.3μmの微粒子も99.97%除去するHEPAフィルター内蔵『ピュア 24 セントラル換気扇』「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」各居室のニオイやウイルス、菌、アレル物質等の活動を抑制する『エアイーX』「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」ドアレバー、手すり等に抗菌・抗ウイルスのガラスコーティングをする宅内感染予防『ホームコーティング』「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」シンセ・スマートステージ プラス ヒラヤは「シンセ・スマートステージ プラス」の平屋バージョンになりますが、半2階建てのスキップフロアやロフト収納を取り入れた設計、また、縦空間を最大限生かした設計は、坪単価を大幅に上げる要因となります。屋根面積、基礎面積が大きくなり建物費用がふくらむだけでなく、平屋建ては広めの敷地面積も要求されるため、それなりの予算を覚悟しておきましょう。シンセ・ピアーナ 理想の平屋(SINCÉ Piana)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,631万円87.7万円35坪2,964万円84.7万円40坪3,272万円81.8万円45坪3,555万円79万円50坪3,810万円76.2万円55坪4,037万円73.4万円60坪4,236万円70.6万円「シンセ・ピアーナ 理想の平屋」は、エネルギーを太陽光発電などで作りながら節約できるスマート住宅。日々のエネルギー消費状況が一目でわかるHEMSや断熱性能を生かしながら光熱費をおさえつつ健康的にすごせる住宅をコンセプトにしています。おもに、シニア世代をターゲットにした住宅です。シンセ・ピアーナ 理想の平屋の特徴外観重厚感を意識し、大きな切妻屋根と深い軒下を組み合わせています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」軒下スペースが広いので、日光浴や作業スペースとして多目的に利用できます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」オプションとして天井が高い仕様に変更でき、通常より20㎝ 高い開放感のある空間を作ることが出来ます。内観挽き板フローリングにこだわり、天然木を使用することで上質な質感を取り入れることが出来ます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」大きな切妻屋根を生かして大容量の小屋根収納を標準仕様で設置できます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」また、小屋根収納用の階段は、一般的によく見られるハシゴ状ではなく、階段なので上り下りが簡単で使い勝手が良いです。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」設備ユニットバスは、標準で高機能なものを採用しています。例えば、浴室内の壁、全周に手すりを設置し、移動の時も身体をしっかり支えることができます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」また、広いベンチカウンターは、腰をかけやすい高さで、浴槽の出入りもラクなものに設計されています。特に高機能を感じさせる肩湯は、肩こり対策や全身を温める効果もあり、心地よくお風呂を楽しむことができます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」太陽光発電、HEMS、高性能断熱材を使用し、使うエネルギーを作るエネルギーで光熱費をゼロにするZEH住宅を実現しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」健康設備健康に配慮し、宅内全体の温度のムラをなくす、全館空調「スマートエアーズ」を標準で装備しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」どこの部屋も一定の快適温度を保てるので、熱中症やヒートショックの心配がなくなります。宅内全体の空気環境をクリーンにし、花粉、ホコリの宅内の流入を限りなくゼロに近づけるピュア 24 セントラルが標準で付いています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」排気ガスはもちろんPM2.5も高性能フィルターで除去できるので、年中、清潔な空気の中で健康的に過ごすことが出来ます。比較的、裕福なシニア世代層をターゲットに置いているためか、坪単価は高め。大きな切妻屋根と深い軒下は高級住宅をイメージさせる外観を作っている、また、内装のフローリングは天然木を使用しているだけあって、坪単価は高く設定されています。ですが、シニア世代が健康に安心して暮らせるように、宅内全体の空気環境をクリーンに、そして全館の温度管理を安定させる機器を備えていることはとても魅力です。エスパシオシリーズ(ESPACiO)シリーズ 2階建て 【鉄骨軸組工法(EST工法)】エスパシオLS 理想の邸宅 (ESPACiO LS) の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,907万円96.9万円35坪3,276万円93.6万円40坪3,612万円90.3万円45坪3,915万円87万円50坪4,140万円82.8万円55坪4,334万円78.8万円60坪4,512万円75.2万円「ESPACiO LS(エスパシオLS)」は、エスパシオシリーズの代表ともいえる住宅商品。外観に軽量気泡コンクリート(ALC)を使用し重厚なデザインとしつつ、屋上には「スカイガーデン」と呼ばれる見晴らしの良いスペースを設置している都市型生活を提案しています。都市のように密集した地域でも、優雅にくつろげる設計は、理想の住まいを求める方にとっても納得の住宅となっています。ESPACiO LS(エスパシオLS)の特徴ALC(壁厚 100 ㎜)の重厚な外壁の採用できる「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」柄厚が10mmもあるので、太陽光をあびると陰影が目立ち重厚感をだすことが出来ます。バリエーションも「ボーダー柄」「割石柄」「グリッド柄」「フラット柄」と4種類から選択することが出来るのがうれしいところ。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」また、このALC外壁の耐火性能は強力で、万一の隣家からの出火の場合、約1000℃の高温を受けても30分間で室内温度は2℃しか上昇しません。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」1時間は持ちこたえることが可能で、被害を最小限に抑えることが出来るのです。耐火用、準耐火用地域にも対応したインセントサッシの採用できるインセントサッシは、窓周りに段差をつけることで陰影を強調させています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」100㎜外壁とインセントサッシを併用することで、より外観の重厚感をアップさせています。また、火災の延焼を抑える構造となっている、耐火性能も備えています。都市型生活提案が得意エスパシオLSは、隣同士が密集した都市型地域でも、優雅にゆったりと暮らせるような設計が得意です。たとえば、プライベートバルコニー、屋上らせん階段、スカイガーデンは、忙しない日常からの安らぎを与えてくれます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」コストは上がりますが、理想の住宅を目指すなら取り入れる価値は十分あるでしょう。高級な内装材を採用できる床材には2mmの無垢材(オーク)を表面にはった挽き板を使用し、壁にはブラックチーク、天井材にはナラ材と高級部材を採用しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」これにより、一味違ったワンランク上の雰囲気を作ることが出来ます。全館空調システム「スマート・エアーズ」を搭載できるシンセシリーズでも人気の高かったスマートエアーズを、エスパシオLSでも採用しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」フラットルーフでもスマートエアーズが対応できることで、幅が広がりエスパシオLSでも設置可能となったのです。エスパシオLSは、都市部のような敷地制限が多い地域で建てられることが多いため、間取りに凹凸ができたり、3階建てとなったりと坪単価が上昇する要因になります。さらに、100mmのALCコンクリートや屋上利用を検討すると、さらに坪単価の上昇が予想されます。ちなみに、エスパシオLSは3階建てにも対応しています。エスパシオLX邸宅の鼓動 (ESPACiO LX) の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,859万円95.3万円35坪3,245万円92.7万円40坪3,604万円90.1万円45坪3,938万円87.5万円50坪4,245万円84.9万円55坪4,527万円82.3万円60坪4,782万円79.7万円エスパシオLXは、自由設計が出来る構造で、大空間、大開口の空間が得意です。また、EST工法ならではの鉄骨住宅では難しいアーチ状の外観が採用できたり、耐久力のあるデザイン性の高いコンクリート外壁も採用できます。何十年と健康的に住み続けられる設計がされており、将来的なシニア期を見据えた工夫が「エスパシオLX」にはされています。具体的には、柱と柱の間隔は、最大5m。縦横の5m四方の空間が取れるので大きな窓、吹き抜けは自由自在。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」通し柱が不要なので、フロアごとの柱の位置も自由に変更。中二階のスキップフロアも可能でスペースを有効活用。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」エスパシオLXのために開発されたLXコンクリートは45mm厚さで、彫刻は8mm深さ。耐久性と断熱性、デザイン性を高めた外壁を採用。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」シルエットが美しい曲線的な外観(アールドウォール・カーブドウォール)の採用が可能。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」目隠しをしつつ、外からの風や光を取り入れるデザイン性の高い「木調ルーバー」の採用でプライベートテラスを創出。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」太陽光発電と蓄電池の組み合わせで、HEMSによりエネルギーを省エネコントロール。トヨタホーム独自のクルマとの連携が可能なスマートハウスの実現。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」外張り断熱、充填断熱を組み合わせた断熱性能「最高等級4」のニューハイブリッド断熱工法の採用。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」日常動作によって健康を維持する「超緩勾配階段」や介護が必要になった時のための間取り設計を視野に入れた「TASP」でシニア期の安心を担保する工夫。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」上記のように、エスパシオLXは外観デザインも機能面も充実しているので、坪単価は高めになる傾向があります。特にシニア所有者に対しての安全性や健康面に配慮されているので、必然的に空間もゆったりと坪数も大きくなり、全館空調など高価格な設備の採用もあいまって坪単価は高くなっています。ちなみに、エスパシオLXは3階建てにも対応しています。エスパシオメッツォ (ESPACiO Mezzo)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,853万円95.1万円35坪3,178万円90.8万円40坪3,464万円86.6万円45坪3,713万円82.5万円50坪3,920万円78.4万円55坪4,087万円74.3万円60坪4,212万円70.2万円エスパシオメッツォは、都市部で建てることを前提に設計された住宅です。エスパシオメッツォは少し特殊で、建物の外壁が外塀を兼ねている設計で、ガレージとバルコニー、中庭など通常なら外にある空間を、外塀の中に取り入れているんです。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」これにより、住宅360度の防犯対策ができると同時に、プライバシーも守れますし、光や風を宅内に取り込むことで開放感のある間取りが作れます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」エスパシオメッツォの特徴は下記のとおりです。収納力をアップ「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」限られた空間を最大限に高めるために、天井高 1.4m以下の収納を設置。「屋根裏」や「1階と2階の間」に階層や床面積に含まれない天井高 1.4m以下の空間をつくり、収納力をアップさせます。居住空間の質向上「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」都市部にありがちな閉鎖的な空間を解消するため、「リビング天井高 約 4.2m」と「リビングと外部吹き抜けを合わせた約12.7m」を確保することができます。エスパシオメッツォは「建物外壁が外塀を兼ねる」設計なので、インナーテラスを作ることにより、外部からの光をとりこみ、視覚的な圧迫感を取り除きます。建物外壁が外塀を兼ねる設計は、「プライバシーの確保」「屋外空間を室内に取り込む」「壁に反射した間接光を室内に取り込む」「セキュリティの確保」のメリットがあります。シニア層でも安心な間取り空間設計「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」手狭な延べ床面積であっても、勾配約31度の超緩勾配の階段を確保できる設計の工夫がされており、万一の家庭内事故に備えます。また、「心身ともにアクティブに暮らせる住まいの提案」の考えのもと、新築時にあらかじめ加齢による身体機能の変化を想定することで、将来大きなリフォームを必要としない間取りプランニングの工夫がされています。通常、特殊な設計がされている住宅は坪単価が高い傾向にあります。エスパシオメッツォは、建物の外壁が外塀を兼ねているという一風変わった設計がされてるので、坪単価も高くなる傾向がありますが、エスパシオシリーズの中でも、比較的低コストで建てることが出来そうです。低コストと言っても、エスパシオシリーズなのでそれなりの費用が必要ですが、住宅に一味違ったセンスある個性を出したいという方にとっては良い選択となりますね。ちなみに、エスパシオメッツォは3階建てにも対応しています。エスパシオ エフ アーバンウィンド(ESPACiO EF Urban Wind)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,919万円97.3万円35坪3,245万円92.7万円40坪3,524万円88.1万円45坪3,758万円83.5万円50坪3,965万円79.3万円55坪4,131万円75.1万円60坪4,254万円70.9万円エスパシオ・エフ アーバンウィンドは、都心部への建築を想定し、あえて外側には大きな窓を設けず、中に開く設計にしている住宅です。たとえば、中庭を設け、陽の光をしっかりと確保しながらも、外部に面する部分には大きな開口を設けないので、外からの視線が気にならない設計となっています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」窓が小さく未来的な外観になっているので、ひときわ目立つ存在感をもっています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」半径12.5mのアール外壁「カーブドウォール」が特徴的で、都市型住宅として「外に閉じて、内に開く」という考え方を中心にし、採光、通風、防犯、プライバシーなどに配慮した住宅なんです。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」また内部については、「内に開く」考え方をもとに、2階に配置したリビングと連続したインナーテラスを設けることにより、互いの家が近く隣接した都市部の密集地でも、光や風を感じることができる、明るく開放的な空間を作ることができます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」エスパシオ・エフ アーバンウィンドはご覧のとおり、丸みのあるアール外壁を採用できますが、この外観設計は鉄骨住宅ではあまり見かけないものとなっています。木造では、外観形状の自由度は高いので多少のコスト上乗せで取り入れることが出来ますが、鉄骨住宅については丸みのある外観専用の構造部材が必要なので、そもそも対応していない住宅会社が多いのです。その中で、トヨタホームは鉄骨造りでは珍しいアール外壁をもつ商品をラインナップにいれて、お客様のニーズに答えています。若干、坪単価は高くなる傾向にありますが、鉄骨造りでよく見られる固く無機質な四角いイメージは苦手という方にはおススメできるでしょう。エスパシオ ガレージスタイル+(ESPACiO GARAGE STYLE +)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,946万円98.2万円35坪3,301万円94.3万円40坪3,616万円90.4万円45坪3,893万円86.5万円50坪4,115万円82.3万円55坪4,329万円78.7万円60坪4,506万円75.1万円「エスパシオ ガレージスタイル+」は、玄関前に車を寄せられる駐車スペース「パーキングポーチ」を中心として、乗降時の利便性を上げるとともに、車がないときには趣味や集いの場所としても利用できるようにした住宅です。パーキングポーチ(Parking Porch)とは、屋根のある駐車場(ガレージ)のことを指しますが、パーキングポーチを中心とした「エスパシオ ガレージスタイル+」には下記のメリットがあります。・駐車場内に充電器を設置することで、天候に左右されないクルマへの充電も快適でスムーズになる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・「屋根付き駐車場」と「家の玄関」が直結しているので、食料品など毎日の買い物の積み降ろしがラク。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・近所の方を招いたバーベキューやお子様のプレイスペースなど、天候に左右されない屋外での開放的なコミュニティ空間を楽しめる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・子育て世代にとっても、家族の送り迎えなどで、クルマを使用する時も傘をさす必要がなく、小さいお子様がいてもスムーズに乗り降りできる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・アウトドア用品などのメンテナンス空間としても利用でき、屋根があるので雨天時も手軽に荷物が出し入れできる。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・ガレージ内の収納物を守り、防犯シャッターやカギも完備しているので、高価なアウトドアグッズや愛車、電動自転車などの収納も安心。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・玄関に直結した前後2方向に出入口を設けられるエレベーターを設置できるので、車椅子を使われる方や、大型荷物を運ぶ際にも便利。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」・「リビングからもダイニングからも愛車が眺められる」プランや、愛車のメンテナンスに好きなだけ没頭できるゆとりある空間と、システムシェルフなどのストレージ機能を設けることが可能。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」このように「エスパシオ ガレージスタイル+」は、広々とした半屋外空間パーキングポーチを中心として、暮らしを楽しむためのさまざまなアイデアと工夫が取り入れられています。「エスパシオ ガレージスタイル+」はエスパシオシリーズでも坪単価は高めになる傾向があります。住宅の一部をガレージにすることは、外観を特殊な形状になったり、それに伴う天井高の調整や専用の特殊な部材を多く使う必要があるからです。リビングからクルマを眺められるように、大きなガラス窓を使用しなければならなかったり、目隠し用の柵や特注の棚であったりと、趣味を中心に設計すると建築費用がふくらんでいきます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「エスパシオ ガレージスタイル+」は、住むだけの住宅ではなく、趣味に没頭できる住宅とも考えると、個人の感性によって坪単価に幅が出てきそうですね。エスパシオEF(ESPACiO EF)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,634万円87.8万円35坪2,958万円84.5万円40坪3,264万円81.6万円45坪3,555万円79万円50坪3,770万円75.4万円55坪3,982万円72.4万円60坪4,170万円69.5万円エスパシオEFは「大きな吹き抜けのある開放的なリビング空間」という特徴を持つ住宅です。エスパシオ エフ アーバンウィンドのような、アール外壁「カーブドウォール」は採用できませんが、屋根形状のバリエーションは豊富で、「フラット屋根」、「片流れ屋根」、「切妻屋根」、「寄棟屋根」とお好みや住環境に合わせて、自由設計できるのが特徴です。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」エスパシオEFのもつ間取りの特徴としてまとめると、中庭や吹き抜けにより1階と2階が連続し、全体を見渡せることで、天井が高くなり開放的な空間にできる。中央の吹き抜けから降り注ぐ光が、家の中全体に明るさとゆとりをもたらす設計。道路側の窓を極力少なくすることで、防犯性やプライバシーに配慮しながら、塀のないオープンな外観を実現できる。外部からの視線をカットしながら、光を取り入れる横格子状の木調ルーバー(アルミ製)やエクステリアウォールを活用し、プライバシーの確保と開放感を両立することができる。外部からの視線をカットしつつ、木調ルーバーの活用で採光とプライバシーの確保を両立させる「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」天井が高い開放的な空間「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」吹き抜けを作り、家の中全体に明るさとゆとりをもたらす設計「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」以上のように、エスパシオEFは「大きな吹き抜けのある開放的なリビング空間の設計」を得意とし、明るく広々とした空間を演出しつつ、プライバシーも確保することができる住宅となっています。エスパシオEFは、スタンダードな外観で標準的な仕様になっているためエスパシオシリーズの中でも比較的、坪単価がおさえられた住宅となっています。ですが都市部で建てることを意識した特徴となっており、プライバシーを守りつつ開放的な設計を特徴としているので需要が高まっている住宅商品なんです。自由設計の幅が高いので、趣向を加えすぎると坪単価も上がっていきますが、都市部で標準的な住宅を考えているならエスパシオEFはうってつけの住宅です。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!エスパシオシリーズ(ESPACiO)シリーズ 3階建て 【鉄骨軸組工法(EST工法)】エスパシオEF3(ESPACiO EF3)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪2,991万円99.7万円35坪3,304万円94.4万円40坪3,580万円89.5万円45坪3,825万円85万円50坪4,020万円80.4万円55坪4,164万円75.7万円60坪4,254万円70.9万円エスパシオEF3の「家族が自然に集まるアイデアと工夫」「エスパシオEF3」は、開放的な空間を活用した設計が特徴です。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」たとえば、インナーガレージなどの上部である2階床面を下げて、ガレージ上の居室の天井高を約3.9mにしたりと、広々とした空間を作れます。また、「エスパシオEF3」には、スキップフロアを活用した設計も特徴の一つとして挙げられます。スキップフロアは1.5階や2.5階をつくる層構成で、上下階への縦の空間を有効活用できるものです。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」また、スキップフロアはフロアを半階分ずつずらしながら、空間をつなげる設計なので、広さと同時に家族同士のつながりもしっかりと保てることも魅力です。スキップフロアをキッズルームとして活用すれば、キッチンにいても、リビングにいても、お子さまを身近に感じることができる子育て世代にも人気の設計なのです。このようにスキップフロアという中階層を作ることで、空間の広がりと同時に、部屋全体に光りを採り込み、風をいき渡らせることができます。また、家族のコミュニケーションをより重視するために、「キッチン~ダイニング~リビング」までの空間を、ひとつながりの間取りにすることで、どこに居ても家族の存在を感じられる、一体感のある空間も実現しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」さらに住まいの安全性を追求し、ご高齢の方やお子さまにも登り降りがラクな勾配の緩い階段を取り入れることが出来るので、幅広い層に人気の住宅となっています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「エスパシオEF3」はスキップフロアを採用した快適な空間設計を特徴とし、家族同士のつながりや安全性も考慮された商品改良が行われています。エスパシオEF3の「インナーガレージ」と「大容量収納スペース」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」エスパシオEF3は、縦の空間を有効活用することで、居住スペースを最大限に拡大することができるインナーガレージ付きの住宅です。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」ガレージには、車だけでなく、自転車やバイクなど趣味の道具や、スノーボードといったアウトドア系の用品も収納することができます。また、スキップフロアと呼ばれる階層間の高低差を活かしたデッドスペースを、収納スペースとして活用することで、さらに大容量の収納スペースを確保しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」階段の下や3階上部の斜め天井の部分などを生かした収納スペースを設けることにより、工夫次第では収納に困ることのない住宅となるのです。エスパシオEF3の「外からの視線をさえぎる工夫」と「光と風を取り入れる工夫」エスパシオEF3は、通風や採光、プライバシーを重視して設計されています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」ルーバーを活用することで、自然の風を取り込みつつ、外からの視線を遮ることができますし、ハイウォールバルコニーと組み合わせることで低層階に位置する場合も風通しの良い、心地よいプライベート空間を作ることができます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」ルーバーは、デザイン性が高いので、洗練された外観の一部を担うことができますし、部屋の高い位置に窓を設置することで、プライバシーと採光を両立することも可能なのです。エスパシオEF3にある、こういった工夫が美しいデザインと機能性を兼ね備えた住宅に仕上がっています。エスパシオEF3の設計アイデア、工夫とアイテム「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」カットルーフ建物の3階の天井を斜めにカットすることで、建物の高さが制限されている場合でも、その制限をクリアすることができます。また、斜めに傾いた天井の空間は、自由にプラン設計できるので、部屋のデザインの幅を広げます。ルーバー外界からの視線を気にすることなく、テラスやバルコニーで過ごす贅沢な時間を実現。ルーバー越しには自然光と爽やかな風が漂い、心身ともにリフレッシュできる空間です。ハイウォールバルコニー都市生活において、プライバシーは不可欠な条件です。ハイウォールバルコニーを設置することで、外部からの視線を自在にコントロールし、心地よいプライベート空間を実現できます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」インナーガレージ敷地の限られたスペースを最大限に有効活用するために、インナーガレージを導入しています。約5.7mというワイドな幅を活かし、2台の車を余裕を持って並列駐車することができます。スキップフロア上下階の縦の空間を有効に利用することで、広々とした空間を実現するために、フロアの高さを半階分ずらす層構成を採用。この層構成によって、住宅に開放感と豊かな自然光を取り込み、居住空間のクオリティを高めています。フラットバルコニー・グレーチングバルコニーフラットバルコニーとグレーチングバルコニーを併せ持つ、段差のない屋内外の一体感が魅力的な憩い空間を3階建てに設置。光と風が自然に入り込むグレーチングバルコニーは、階下の空間も明るく開放的にすることができます。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」キャンチスペースキャンチシステムを活用すれば、敷地内のスペースを有効に利用できます。最大1.5mまで持ち出せる梁を使用し、オーバーハングさせることで、ガレージスペースを確保できます。これにより、貴重な敷地スペースを無駄にすることなく、快適な生活空間を実現することができます。超緩勾配階段住まいの安全性を最優先に考え、高齢者やお子さまにも昇り降りがしやすい、勾配の緩い、人にやさしい設計の階段を採用しています。これにより、家族全員が安心して移動でき、安全な生活環境を備えることが出来ます。このように、エスパシオEF3は、都市での暮らしにおいても、広々とした空間で家族と過ごすことができる3階建て住宅です。上記でみるように、エスパシオEF3は、3階建てならではの、敷地を最大限に有効活用するための工夫、また、光や風をとりこみ開放的な空間をつくる工夫がされています。トヨタホームならではの特殊な専用部材も多くなり、坪単価の高さは仕方がない事かもしれません。他のハウスメーカーの3階建てと比べても若干、坪単価は割高になる傾向があるといったところですね。トヨタホームの木造住宅モクア(MOKUA)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪1,962万円65.4万円35坪2,205万円63.0万円40坪2,424万円60.6万円45坪2,619万円58.2万円50坪2,790万円55.8万円55坪2,937万円53.4万円60坪3,060万円51.0万円モクアはトヨタホームの2×4木造住宅商品。トヨタが自動車製造技術をいかして木造住宅をつくるとどうなるのだろうという興味をそそられる住宅ですね。ブランドイメージが高く信頼性があるトヨタホームで建てたいけれど、「木造住宅を希望しているので候補から外すことになった」というニーズを考慮されたものとなっています。ただ、モクアは分譲の地域でのみ建てることができる限定商品で東名阪(東京・名古屋・大阪)を中心として販売されています。モクアの特徴は以下のとおり家に居ながら外の自然を楽しむといった「内」と「外」とのつながりを大切にした空間設計が得意例えばリビング・ダイニングとつながったテラスで、自然や開放感を取り入れる工夫があったり、家族がどこにいても、近くに感じてコミュニケーションが取りやすい設計がウリです。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」30年長期保証制度を約束しています。保証期間の内訳は「無料保証である初期保証10年」と「メンテナンスプログラムに沿って維持管理をすることを条件に保証延長する20年」をあわせた保証期間になっています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」木材は「J-GRADE材」を中心に使用2x4住宅用製材の日本向けに用いられる品質等級の格付けで最高ランクの外国材をメインに使用しています。節、丸身などは認められず、そり、曲がりに対しても厳しい基準を設定しているので高値となっています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」2x4の壁パネルを工場内で製造自動車生産のノウハウを活かして、建物の躯体となるパネルは工場内で精密に製造しています。自動釘打ち機によるので釘の打ち忘れがなく、均一な強さで打てるので品質にムラを出しません。上棟まで工場内でパネルを保管できるので、雨風に左右されず安心ですね。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」耐震、耐風、断熱、維持管理、劣化対策について全て最高等級を取得モクアは、全棟の建築において住宅性能評価を実施して設計していますし、建設性能評価書も取得しています。これはモクアに関わらず、今やハウスメーカーの間では当たり前の仕様となっていますが明示されているところに安心感があります。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」モクアは地域限定商品で、分譲住宅でまとまって販売されている住宅なので、坪単価は低めに設定されています。トヨタホームの木造住宅として今後、人気が出てきて、売上が好調になってくるのであれば、分譲住宅や地域に限定されることなく販売していくつもりでしょう。鉄骨住宅で進めてきたトヨタホームにとって様子見での期間限定商品なので、その地域に家を建てたい方にとってはお買い得商品となっています。モクア・ジェイ(MOKUA-J)の坪単価「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」建坪建築総費用(目安)坪単価(目安)30坪1,992万円66.4万円35坪2,240万円64.0万円40坪2,464万円61.6万円45坪2,664万円59.2万円50坪2,840万円56.8万円55坪2,992万円54.4万円60坪3,120万円52.0万円モクア・ジェイはモクアで採用されている2×4工法ではなく、木造軸組工法をより強化した「モクア J 工法」を採用しています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「モクア J 工法」とは「メタルジョイント」とよばれる専用の金物とピンを使って、柱や梁などの接合部分を連結する方法と、構造用合板を用いて外壁、床、屋根部にバランスよく耐力壁を配置することで、強固な耐震性をつくる工法です。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」これにより先に紹介した耐力壁だけで支えるモクアよりも、強い耐震性が期待できるという事になります。また、プランは 2 階建タイプ全 35 プランをベースとして設計提案されるので、自由の幅も広げながら、お好みの間取りもイメージしやすいものになっています。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」モクア・ジェイは「木と緑に囲まれて過ごす住宅」をコンセプトにしているため、LDK、和室、ウッドデッキを一体の空間でつなげたり、広々としたテラスやルーフバルコニーで、バーベキュー、水遊びなどがしやすい「内と外がつながる開放的な空間設計」の提案がされることが多いようです。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」モクア・ジェイの特徴をまとめると以下のとおりとなります。柱や梁などの接合部分の断面欠損を生じさせることなく、接合金物、ドリフトピンで接続するメタルジョイント工法を採用「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」木造軸組工法に耐力壁を設置することで、壁倍率最大5倍を実現「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」収縮しや反りが生じやすい無垢材はあえて使用せず、割れや反り、カビ発生の可能性が少なく、強度や寸法が安定している構造用集成材を使用「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」2 階建タイプ全 35 プランをベースとした自由設計が可能「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」内観イメージは6つのテイストをベースにインテリアコーディネーターが提案「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」室内の温度差を抑えて、ヒートショックを防ぐ全館空調「スマートエアーズ」が標準搭載。「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」花粉や埃などを取り除き、常にクリーンな外気を取り込める熱交換型の 24 時間換気システム「ピュア 24 セントラル」が標準搭載「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」万一の停電や災害時に力を発揮する非常時給電システム「クルマde給電」と住宅の使用エネルギーをおおむねゼロ以下にする「ZEH仕様」が標準装備。条件付きではあるが、最長 30 年の長期保証制度と生涯点検が付いているトヨタホームの生涯サポート「アトリスプラン M」を用意「トヨタホームHPより:https://www.toyotahome.co.jp/」鉄骨住宅に比べて木の家は、空間設計の自由度が高いので、それぞれの家庭に合わせた理想的なプランが作れそうですね。日本の気候、風土に合った木造住宅のメリットを活かしつつ、トヨタホームのブランド力に魅力を感じる方にはモクア・ジェイをおススメします。上記の特徴を持つ、モクア・ジェイは、トヨタホームの木造住宅として販売されていますが、分譲住宅での販売がメインとなっており、多売りすることで坪単価を低めに設定されているようです。2×4工法のモクアとくらべて、若干坪単価は高くなっており、他のハウスメーカーとの競合の中で、トヨタホームとしては鉄骨造りだけではないというイメージを与えたいところでしょう。性能面では、他のハウスメーカーと比べて特筆すべき点が少ないため、木造住宅として歴史の浅いトヨタホームにとっては坪単価を抑えて価格勝負と言ったところですね。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!トヨタホームと大手ハウスメーカーとの坪単価比較大手ハウスメーカー名平均 坪単価(底値)平均 坪単価(高値)積水ハウス55万円90万円大和ハウス55万円85万円ヤマダホームズ50万円65万円サンヨーホームズ50万円65万円三井ホーム55万円90万円トヨタホーム60万円75万円ミサワホーム60万円75万円セキスイハイム65万円85万円ヘーベルハウス70万円90万円パナソニックホームズ60万円80万円一条工務店55万円75万円住友林業60万円90万円まず、トヨタホームは、トヨタグループの一員であるため、安定した経営基盤を持ち、品質にも定評があります。一方で、他のハウスメーカーと比較した場合、平均坪単価は中堅クラスの価格帯となっています。では、具体的に他のハウスメーカーと比較して、トヨタホームの坪単価はどのようになっているのでしょうか。まず、トヨタホームは、「ユニット工法のシンセシリーズ」と「鉄骨軸組工法のエスパシオシリーズ」の2つの住宅工法で商品を販売していて、他のハウスメーカーと比べても基本性能はとても高いものになっています。たとえば、ユニット工法を扱うセキスイハイムと比較しても、耐震性、断熱性はもちろん、制振装置の採用、工場内での品質の安定性、全館空調システムの搭載など決して見劣りしません。なのに、セキスイハイムよりも坪単価をはるかに抑えて建てられるので、コストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。トヨタホームの競合ハウスメーカーは、シンセシリーズで建てるならユニット工法のセキスイハイムです。また、エスパシオシリーズで建てるなら大和ハウス、パナソニックホームズ、サンヨーホームズが競合ハウスメーカーとして挙げられることが多いです。トヨタ系列のトヨタホームですが、住宅としてはまだまだブランド価値が高いとは言えず、他の大手ハウスメーカーと比べても坪単価をおさえて建てられる傾向にあります。坪単価から分析するトヨタホームトヨタホーム基準期間年間着工数(戸建住宅)3,597戸2020年度売上高786億3,200万円2020.4.1~2021.3.31売上原価643億5,800万円2020.4.1~2021.3.31売上総利益142億7,300万円2020.4.1~2021.3.31粗利率18.15%―営業利益6億9,300万円2020.4.1~2021.3.31自己資本比率41.6%―宣伝広告及び一般管理費135億7,900万円2020.4.1~2021.3.31販促費等売上高比率17.26%―研究開発費―2020.4.1~2021.3.31売上高研究開発費率――従業員平均年収466万円(34.9歳)2020.4.1~2021.3.31従業員数793人2020.4.1~2021.3.31※決算公告・有価証券報告書・経営事項審査等より他の大手ハウスメーカーと比べて、トヨタホームの坪単価の設定について、上記の表をもとに分析してみました。”戸建て販売戸数”の坪単価への影響大手ハウスメーカー戸建て販売戸数基準年度 一条工務店12,200戸2020年度 積水ハウス10,369戸   セキスイハイム9,555戸  4位 ヘーベルハウス8,360戸 5位 大和ハウス7,019戸6位 住 友 林 業5,584戸 7位 ミサワホーム5,349戸  8位 パナソニックホームズ3,796戸 9位 トヨタホーム3,597戸10位 三井ホーム2,585戸  11位 ヤマダホームズ2,567戸   12位 サンヨーホームズ291戸※住宅産業新聞データによるトヨタホームの戸建て住宅販売戸数は第9位となっています。この結果は、住宅メーカーとしてあまりブランド力が高くないことや、東海地方を中心とした販売戦略により、他の大手ハウスメーカーが展開している地域に比べて市場規模が小さいためだと思われます。これは、トヨタホームの顧客層は、地域に根ざした地場ハウスメーカーのように、特定の地域で地盤を固めたファン層などが中心となっていると言えます。トヨタホームが他のハウスメーカーと比べて坪単価が低く、販売戸数が少ないという状態であることから、他のハウスメーカーと比べて市場競争力が低いと捉えることもできます。トヨタホームは、トヨタグループの一員としての信頼性や高品質な製品といったイメージがありますが、他の大手ハウスメーカーと比べてまだまだ営業力が弱いことが考えられるでしょう。販売戸数が伸び悩んでいるので、トヨタホームとしては坪単価の値引きを避けたい状況かと伺えますが、他のハウスメーカーとの競合の関係で坪単価の値引きに応じているケースが多数見受けられます。経営状況が苦しくなる一方ですが、プライムライフテクノロジーズはじめトヨタグループの強力な母体で経営の持続については、さほど気にする程度ではないと考えています。※現在は、プライムライフテクノロジーズ(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)が事業統合や子会社化で新会社として設立されています。その結果、プライムライフテクノロジーズは販売戸数ランキング1位となっていますが、パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホームともブランドネームが今も存在しているので、あえて分けて考えています。”売上総利益(粗利)”の坪単価への影響大手ハウスメーカー12社粗利率【売上高に対する売上総利益(=粗利益)の割合】ヘーベルハウス26.67%住友林業22.79%ヤマダホームズ21.52%三井ホーム21.48%パナソニックホームズ20.26%ミサワホーム20.13%大和ハウス20.03%セキスイハイム20.00%積水ハウス19.35%一条工務店19.10%サンヨーホームズ18.92%トヨタホーム18.15%※決算公告・経営事項審査等よりトヨタホームの粗利率は大手ハウスメーカー12社中、最も低い18.15%となっています。トヨタホームは、他の大手ハウスメーカーと比べて坪単価が低めにも関わらず、粗利率も低いということは、トヨタホームのサービスや品質を高めるための住宅生産・販売にかかっているコストの比重が高いことを示しています。これは、私たちにとっては嬉しいことで、トヨタホームは品質も高く、低コストで建てられるハウスメーカーと言えるでしょう。トヨタホームは粗利率を下げて坪単価を低く抑えることで、価格帯で競争力を高めようとしている数少ないハウスメーカーです。こういった販売戦略がとれるのは、トヨタグループという母体があることや、自動車技術のノウハウで超効率化した生産ラインで、高いクオリティの住宅を提供できている理由があるのでしょう。低坪単価設定で、粗利率も低い設定は、トヨタホームのお客様優先主義が伺えて好印象ですね。”自己資本比率”の坪単価への影響ハウスメーカー12社自己資本比率セキスイハイム63.2%積水ハウス54.6%ヘーベルハウス54.2%一条工務店45.2%大和ハウス44.2%トヨタホーム41.6%三井ホーム39.5%住友林業37.8%パナソニックホームズ36.9%サンヨーホームズ32.2%ミサワホーム28%ヤマダホームズ4.1%基準年度:2020年度 参考:決算公告・経営事項審査よりトヨタホームの自己資本比率は41.6%と優良企業の範囲に入ります。自己資本比率とは、会社の安定性を表す指標となるもので、”企業が保有している「資産のすべて」”と”負債を除いた純資産”との比率をいいます。自己資本比率の見方:「70~90%」なら【超優良】、「40~69%」なら【優良】、「20~39%」なら【普通】、「11~19%」【やや危険】、「10%以下」は【危険域】、「0%以下」は【債務超過】自己資本比率が高いということは、自社の資産で企業運営できる余裕があるので、必要以上に負債を抱える必要がないという事です。そのため、企業として信用力が高く、投資家からの信用力も高いので、借入金利が低くなる傾向にあります。これは、自己資本比率が高いことで、トヨタホームが事業拡大や新しい製品の開発に伴い、必要な資金を借り入れる場合は、低い金利で借り入れることができる有利な状況にあるというわけです。結果として、トヨタホームはコスト削減ができ、坪単価を下げる余裕ができていることにつながっています。”販促費(宣伝広告費・一般管理費)”の坪単価への影響販促費(宣伝広告費・一般管理費)は、企業をアピールするための費用に使われ、住宅建築や住宅性能を上げる費用と直接的には関係ありません。※以下、販促費(宣伝広告費等)という。家を建てる人から見れば、売上に対して販促費の比重が高いことは喜ばしいことではありませんが、トヨタホームの販促費の状況はどのようになっているのでしょうか?ハウスメーカー名販促費等売上高比率積水化学(セキスイハイム)24.90%三井ホーム21.10%パナソニックホームズ20.68%ミサワホームズ19.89%ヤマダホームズ19.87%ヘーベルハウス18.59%サンヨーホームズ17.46%トヨタホーム17.26%住友林業16.91%積水ハウス11.72%大和ハウス11.38%※2020年度決算公告等より※一条工務店は非公表【販促費】「宣伝広告費」は商品の販売に関連して発生した費用のことTVCMなどの広告費やチラシ印刷代、住宅展示場出展費用など「一般管理費」は会社の収益を得るために使われる経費のこと従業員の給与・ボーナス、旅費交通費、水道光熱費、地代家賃などトヨタホームの売上高に対する販促費の比率は17.26%と平均(18.16%)を下回っています。家を買う側からすれば、ムダなコストを上乗せされていない喜ばしい状態ですが、トヨタホームが他の大手ハウスメーカーと比較して販促費の割合が低いことは、販売戸数が伸び悩んでいる原因の一つとなっているものと考えます。ただし、販促費を抑えることで、トヨタホームはその分を住宅の品質向上や坪単価の割引に回すことができるでしょう。売上高に対する販促費の数値を見る限りでは、トヨタホームが売上高を昨年度よりアップさせながら費用対効果の高い販促活動を行い、コスト削減に成功していることが伺えます。≪参考≫年度売上高販促費販売促進費率2019774億100万円138億6,100万円0.179%2020786億3,200万円135億7,900万円0.172%※2019年度、2020年度決算公告等よりこのことからトヨタホームは住宅価格に余裕を持ち、住宅の坪単価を低下させることができるポテンシャルを含んでいるので、多少の値引き交渉も受け入れてくれることが期待できます。”研究開発費”の坪単価への影響ハウスメーカー名研究開発費売上高比率(2020年度)一条工務店3.39%積水化学(セキスイハイム)3.32%ヘーベルハウス0.86%ミサワホーム0.84%パナソニックホームズ0.50%ヤマダホームズ0.48%積水ハウス0.39%大和ハウス0.24%サンヨーホームズ0.17%住友林業0.15%三井ホーム0.14%トヨタホーム0.00%※2020年度 経営事項審査よりトヨタホームが研究開発費をゼロにしている理由は、複数考えられますが、主な理由はプライム ライフ テクノロジーズ株式会社(PLT)のホールディングス会社とされたことによります。プライム ライフ テクノロジーズ株式会社は、パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム、パナソニック建設エンジニアリング、松村組の5社で成り立っています。トヨタホームの研究開発費をゼロにして、他の大手ハウスメーカーであるパナソニックホームズやミサワホームに技術や商品開発、部材調達などの共通化部分を増やすことで補っているのでしょう。トヨタホームは、価格競争に勝つために、コスト削減を重視して研究開発費をゼロにしていると考えられ、その結果、坪単価を比較的抑えることが出来ていると伺えます。ただ、パナソニックホームズやミサワホームと技術的な共通化部分を増やしているとはいえ、トヨタホーム独自の研究開発が進んでいかないことは避けられません。新しい技術や建築資材の導入が遅れ、建物の品質や性能が低下することで建物の寿命が短くなったり、修繕やメンテナンスにかかる費用の増加、サポート体制の低下で、トヨタホームの価値を落としていく可能性もあります。トヨタホームが研究開発費をゼロにしているもう一つの理由は、「賢美健寿 Lab」というトヨタグループ各社と共同の、住まいの開発施設があるためだと考えられます。家と車のつながりや玄関の認証システム、ロボットの活用をメインに研究している施設で、トヨタホームにそれらの技術が生かされています。その他、愛知県春日井市に建てられた「テクニカルセンター」を技術開発の拠点として、研究開発の関連部門を集結させて商品強化を図っていることから、研究開発費売上高比率「0%」という数値は、さほど気にする必要はないのかもしれません。”従業員(営業マン等)平均年収”の坪単価への影響ハウスメーカー名平均年収(a)従業員数(b)従業員給与等総額(a×b)給与等売上総利益比率住友林業870万円(42.6歳)5,034人437億9580万円17.02%積水化学(セキスイハイム)869万円(43歳)2,745人238億5405万円7.22%大和ハウス868万円(39.1歳)16,417人1424億9956万円17.23%一条工務店845万円(40.8歳)5,600人473億2000万円60.28%積水ハウス792万円(43歳)15,071人1193億6232万円25.20%ヘーベルハウス750万円(41.5歳)4,700人352億5,000万円33.47%パナソニックホームズ746万円(43.6歳)3,620人270億520万円59.70%ミサワホーム710万円(44歳)2,605人184億9550万円55.48%三井ホーム646万円(40歳)2,059人133億114万円41.99%サンヨーホームズ573万円(43歳)450人25億7850万円25.46%トヨタホーム466万円(34.9歳)793人36億9538万円25.89%ヤマダホームズ455万円(43.5歳)1,056人48億480万円33.42%※Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書等より「給与等売上総利益比率」従業員への給与が、売上総利益(=粗利)に占める割合。ハウスメーカーの粗利(収益)からどれだけ従業員に給与を渡しているのかが分かる比率。【参考】 「給与等売上総利益比率」の求め方「従業員給与等総額」÷「売上総利益」×100=「給与等売上総利益比率」※「従業員給与等総額」⇒従業員(営業マンなど)の給与やボーナスの総額と考えています。「従業員の平均年収」×「従業員数」=「従業員給与等総額」※売上総利益⇒「売上高」から「売上原価」を引いたもの。(トヨタホームの利益分)トヨタホームの従業員への給与が、売上総利益(=粗利)に占める割合は25.89%となっており、この割合は大手ハウスメーカー12社中6位となっています。このことから、売上総利益(=粗利)から従業員に渡している給与は相対的に適正だと考え、年収が坪単価に与える影響は少ないでしょう。ただ、他の大手ハウスメーカーの年収額から見れば、トヨタホームの年収は低く抑えられていることが分かります。そのため、従業員のモチベーションや仕事の質に影響を与える可能性がありそうです。今後、質の高い仕事を提供するために必要な人材や技術を確保することができず、年収をアップさせることになった場合は、坪単価が上昇することも考えられます。営業マンに会わずに自宅でオンライン一括見積り、理想のマイホームを見積もり比較でお安く建てませんか?あなたに合った注文住宅の間取り、見積りを簡単3分で依頼完了!(無料)優良ハウスメーカーの見積り比較はこちら(無料)注文住宅部門「利用満足度」「知人にすすめたいサイト」「使いやすさ」NO.1 3冠達成!一定の基準をクリアした優良会社、全国910社以上が登録中!しつこい勧誘一切なし!トヨタホームのデータ分析から分かった結論以上の結果をまとめると次のとおりとなります。”戸建て販売戸数”の坪単価への影響市場競争力は他の大手ハウスメーカーと比べて低く、販売戸数も伸び悩んでいることから、トヨタホームとしては坪単価の値引きを避けたい状況にあります。しかし、実際は競合他社との坪単価の値引きに応じることも多く、経営状況は苦しくなっていますが、トヨタグループ等の支援があるため、坪単価を安定させつつ、経営持続にはそれほど心配はないと考えられます。”売上総利益(粗利)”の坪単価への影響トヨタホームは、大手ハウスメーカーの中でも最も低い粗利率を維持しつつ、それでも坪単価が低く、高品質な住宅を提供しています。粗利率と坪単価は直接的には影響しませんが、トヨタホームの販売戦略によるところが大きいです。トヨタホームの粗利と坪単価を抑えた価格競争力を上げる戦略は、トヨタグループのノウハウを生かし、効率化された生産ラインによって可能となっています。”自己資本比率”の坪単価への影響トヨタホームの自己資本比率は優良企業の範囲内にあり、自社の資産で企業運営できる余裕があります。そのため、必要以上に負債を抱える必要がなく、信用力が高くなります。その結果、運営資金を低い金利で借り入れることができる有利な状況が生まれ、コスト削減ができ、低坪単価での提供が可能となっています。”販促費(宣伝広告費・一般管理費)”の坪単価への影響トヨタホームは大手ハウスメーカーの平均を下回る販促費の比率を持ち、これにより住宅の品質向上や坪単価の値下げに資金を割くことができます。前年と比べても販促費を削減することでコスト削減に成功し、その余裕があるため多少の値引き交渉も受け入れることが期待できます。販促費の比率だけを見れば、トヨタホームは住宅価格に余裕を持ち、住宅の坪単価を低下させることができるポテンシャルを持っています。”研究開発費”の坪単価への影響トヨタホームは、価格競争に勝つために研究開発費をゼロにしています。代わりに、プライム ライフ テクノロジーズのグループ企業であるハウスメーカーとの共通化部分を増やすことでコスト削減を図り、坪単価を比較的抑えることができているようです。ただ、独自の研究開発が進まないため、新しい技術や建築資材の導入が遅れ、建物の品質や性能が低下する可能性があります。しかし、トヨタグループ各社と共同の「賢美健寿 Lab」という開発施設や技術開発の拠点「テクニカルセンター」があるため、研究開発費売上高比率が「0%」という数値は過度に気にする必要はないでしょう。”従業員(営業マン等)平均年収”の坪単価への影響トヨタホームの従業員への給与の売上総利益に占める割合は、大手ハウスメーカーの中では相対的に適正な水準です。しかし、他の大手ハウスメーカーと比較すると従業員の年収が低く抑えられており、従業員のモチベーションや仕事の質に影響を与えます。質の高い仕事を提供するために、将来的に年収を上げることが必要になった場合、坪単価が上昇する可能性は十分にあり得ます。トヨタホームの坪単価設定は、総合的に判断して、適正だといえます。トヨタホームは、他の大手ハウスメーカーと比べて粗利率が低く、販売戸数も伸び悩んでいることから、市場競争力が低い状況にあります。しかし、プライム ライフ テクノロジーズやトヨタグループ等の支援があるため、坪単価を抑えた戦略がとれているのでしょう。具体的には、トヨタグループのノウハウを生かし、効率化された生産ラインによってコスト削減を図り、住宅の品質向上や坪単価の値下げに資金を割いているようです。また、販促費を削減することでコスト削減に成功し、その余裕があるため多少の値引き交渉も受け入れてくれることが期待できます。ただし、トヨタホーム独自の研究開発についての投資資金をゼロにしているため、新しい技術や建築資材の導入が遅れ、建物の品質や性能が低下する可能性には注意したいところですね。⇒ハウスメーカーの坪単価ランキング!⇒鉄骨ハウスメーカーの坪単価TOPページ
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